第八百十一話 百
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誤字脱字等は小まめに訂正して行きます。
ブクマからの「しおり」機能をお使い頂ければ幸いです。 空銃
到着
前回からの続き
ヤポーネ エリア チューゴクゴク ヤーメングッチの地 シューナーン国 トクヤマン
昼下がりにシモンズセッキーの輸送船が入港してきた。
戦争捕虜100名の輸送船だった。
ヒデヨッシー
お!遂に到着か!
クロカン
おお、殿!
ヒデヨッシー
おお!クロカンではないか!
輸送任務をクロカンが受けたのか?
クロカン
ええ、ここの食事が忘れられなくてw
ヒデヨッシー
ああ、本当に美味いからなぁ、母ちゃんもネネン殿も帰りたくないようじゃ!
まあ、分からんでもないか。
クロカン
そのままルビーメイ姫様に鞍替えとか?w
ヒデヨッシー
え!?・・いや、それは・・
クロカン
ちょっと!!殿!
リアル過ぎる反応、やめてくださいよ。
家臣の私やハンベーをお捨てになるんですか!
ヒデヨッシー
いやぁ、冗談、ジョーク、本気じゃ無いからw
クロカン
・・行くなら、事前にお教えください。
ヒデヨッシー
よ、よさぬか、本気に聞こえるではないか・・
クロカン
・・・・
ルビーメイ
人手不足だから歓迎するよ!
ヒデヨッシー&クロカン
うおっ!!
クロカン
びっくりしたぁ!
ヒデヨッシー
姫様、不意に!
お人が悪い
ルビーメイ
受け取りの確認にきただけです。
クロカン
ではこちらの書類に受け取りのサインをお願いします。
ルビーメイ
あっ、サインは彼にオナシャス。
クロカンの手から書類が消える。
クロカン
え?ウオッ!!
いつの間にかクロカンの横にシロクマ獣人のアーニキンが立っていた。
アーニキン
100名でお間違え御座いませんでした。
ハイ、これサイン、約束の兵糧は船に積んであるんで確認を!
クロカン
あ、はい。
〔いつの間に〕
ヒデヨッシー
まったく気が付かなかった。
ルビーメイ
ふっふっふ!自慢の忍者です。
私自らがスカウトしたんだよ。
アーニキン
恐悦至極
ルビーメイ
食事量が100名増えるから手筈通りに人員の増量をハッチスカさんに、食材の事をスガールさんとタンゲン父さんに伝えておいてね。
後、ヨシテルンさんを呼んでね。
アーニキンは「御意」と言うと姿が消えた。
ヨシテルンが直ぐに来たので100名の受け入れ準備として風呂への誘導と着替えの準備と後日のテストの準備を伝える。
一気に何十倍に人員が増えるので慌ただしくなる。
クロカンは仕事が終わったのでホテルにチェックインし荷物を船に取りに戻った。
それを余所目にヒデヨッシーは釣りに出かけるのであった。
ルビーメイはコーメー案の御触書を領内に通達するのであった。




