表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
武格者(ぶかくもの)   作者: 空銃(からづつ)
第二十二章 悪役令嬢転生
809/958

第八百九話 マナー講師

不定期UPになりました、出来るだけ0時UPを心掛けます。

ご迷惑をおかけ致します。

誤字脱字等は小まめに訂正して行きます。

ブクマからの「しおり」機能をお使い頂ければ幸いです。   空銃からづつ

粗野



R4・7・12(火)0900

ヤポーネ エリア カントゥーン テイトンの地 シンジュックン国 イチガヤン


ルビーメイはヨシテルンの弟、ヨシアッキンの面接を前日に行い、取り敢えずマナー講師役兼読み書きの先生とした。


日常の食事の所作を見せ、毎週月曜日に10名をピックアップして夕食時にマナーを教えてもらい、今まで子供を労働力にしていたが海賊の捕虜が手に入った事で子供達は毎日寺子屋に通わせた。


ルビーメイ領に馴染んできたら他の仕事もお願いするという形になった。


遅めの朝食をとったヨシアッキンはホテルのロビーでリバーシをする二人の人物に目が止まる。


スガールと宿泊客のヒデヨッシーであった。


ヨシアッキン

少し見させてもらうでおじゃる。


スガール

ん、ああヨシアッキン先生、どうぞ。


ヒデヨッシー

どうぞ、どうぞ。


ヨシアッキン

〔ふーむ、スガールさんであったかの?かなり強いのう、角を全て抑えておる。〕


結果はヒデヨッシーの完敗であった。


ヒデヨッシー

むう、勝てぬのう。


スガール

私は少し外れるんで先生どうぞ!


ヨシアッキン

お、麻呂でおじゃるか?

よろしく、お願いします。


ヒデヨッシー

こちらこそ、よろしくじゃ!


ポツリポツリと打ちながら話して行くとヒデヨッシーが憎っくきシモンズセッキーの軍師だとわかる。


ヨシアッキン

〔これはゲームと言えど本気に成らざるをおじゃらぬ。〕

よし、最初に角を一つ!


ヒデヨッシー

ぬ、中々やりますな!


大激戦の上、2枚差でヨシアッキンは敗れた。


ヨシアッキン

ぬぬ!僅差で負けるとは!


ヒデヨッシー

ひー、危ない危ない。


そこにヒデヨッシーのナナカと妻のネネンが釣りに誘いに来る。


ヒデヨッシー

すまぬの、釣りに行かねば成らぬゆえ、勝ち逃げじゃw


ヨシアッキン

なんと!


ヒデヨッシー

そう言わずに次の対戦を楽しみにしておいてくれぬか。


ヨシアッキン

むー、是非に及ばず


そこにハッチスカが来ると将棋に誘われる。


ヨシアッキンはいい所なく負ける。


ヨシアッキン

あれ?麻呂は戦略の達人では?リバーシ、将棋と負けておる・・


そこにコーメーが来ると囲碁でもと誘われる。


ヨシアッキンは完敗する。


ヨシアッキン

あれ?麻呂は・・そんな


そこに兄のヨシテルンがやってきた。


ヨシテルン

うむ、どうじゃ久方振ひさかたぶりに一局


ヨシアッキンは兄と将棋を打つ


熱戦の末にヨシアッキンが勝利した。


ヨシテルン

うーむ、やはりヨシアッキンは強いな。

やはり優秀じゃ!


ヨシアッキン

勝った・・兄上には勝てた。


ヨシテルン

なるほど、やられたのじゃな?

ルビーメイ姫配下の者は優秀な者が多いからなぁw

私とて剣術と礼儀作法以外では活躍の場がないからのう


ヨシアッキン

そうか、ここでは麻呂は天才では無いのでおじゃりますな。


ヨシテルン

互いに伸ばす所を伸ばし、上を目指さねば居場所が無くなってしまうからのう


ヨシアッキン

肝に命じておきまする。


兄弟で助け合って行こうと二人は強く思うのであった。

すいません次のupかなり遅れます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ