第八百九話 マナー講師
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誤字脱字等は小まめに訂正して行きます。
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粗野
R4・7・12(火)0900
ヤポーネ エリア カントゥーン テイトンの地 シンジュックン国 イチガヤン
ルビーメイはヨシテルンの弟、ヨシアッキンの面接を前日に行い、取り敢えずマナー講師役兼読み書きの先生とした。
日常の食事の所作を見せ、毎週月曜日に10名をピックアップして夕食時にマナーを教えてもらい、今まで子供を労働力にしていたが海賊の捕虜が手に入った事で子供達は毎日寺子屋に通わせた。
ルビーメイ領に馴染んできたら他の仕事もお願いするという形になった。
遅めの朝食をとったヨシアッキンはホテルのロビーでリバーシをする二人の人物に目が止まる。
スガールと宿泊客のヒデヨッシーであった。
ヨシアッキン
少し見させてもらうでおじゃる。
スガール
ん、ああヨシアッキン先生、どうぞ。
ヒデヨッシー
どうぞ、どうぞ。
ヨシアッキン
〔ふーむ、スガールさんであったかの?かなり強いのう、角を全て抑えておる。〕
結果はヒデヨッシーの完敗であった。
ヒデヨッシー
むう、勝てぬのう。
スガール
私は少し外れるんで先生どうぞ!
ヨシアッキン
お、麻呂でおじゃるか?
よろしく、お願いします。
ヒデヨッシー
こちらこそ、よろしくじゃ!
ポツリポツリと打ちながら話して行くとヒデヨッシーが憎っくきシモンズセッキーの軍師だとわかる。
ヨシアッキン
〔これはゲームと言えど本気に成らざるをおじゃらぬ。〕
よし、最初に角を一つ!
ヒデヨッシー
ぬ、中々やりますな!
大激戦の上、2枚差でヨシアッキンは敗れた。
ヨシアッキン
ぬぬ!僅差で負けるとは!
ヒデヨッシー
ひー、危ない危ない。
そこにヒデヨッシーのナナカと妻のネネンが釣りに誘いに来る。
ヒデヨッシー
すまぬの、釣りに行かねば成らぬゆえ、勝ち逃げじゃw
ヨシアッキン
なんと!
ヒデヨッシー
そう言わずに次の対戦を楽しみにしておいてくれぬか。
ヨシアッキン
むー、是非に及ばず
そこにハッチスカが来ると将棋に誘われる。
ヨシアッキンはいい所なく負ける。
ヨシアッキン
あれ?麻呂は戦略の達人では?リバーシ、将棋と負けておる・・
そこにコーメーが来ると囲碁でもと誘われる。
ヨシアッキンは完敗する。
ヨシアッキン
あれ?麻呂は・・そんな
そこに兄のヨシテルンがやってきた。
ヨシテルン
うむ、どうじゃ久方振りに一局
ヨシアッキンは兄と将棋を打つ
熱戦の末にヨシアッキンが勝利した。
ヨシテルン
うーむ、やはりヨシアッキンは強いな。
やはり優秀じゃ!
ヨシアッキン
勝った・・兄上には勝てた。
ヨシテルン
なるほど、やられたのじゃな?
ルビーメイ姫配下の者は優秀な者が多いからなぁw
私とて剣術と礼儀作法以外では活躍の場がないからのう
ヨシアッキン
そうか、ここでは麻呂は天才では無いのでおじゃりますな。
ヨシテルン
互いに伸ばす所を伸ばし、上を目指さねば居場所が無くなってしまうからのう
ヨシアッキン
肝に命じておきまする。
兄弟で助け合って行こうと二人は強く思うのであった。
すいません次のupかなり遅れます。




