第八話 いってらー
縮尺を日本を世界に、都市を国に、町を都市に置換えています。
桃鉄感覚で楽しんでください。
違う違う、そうじゃ、そうじゃない
気を取り直して、サワット チュアムがアーベン神にさっきの方はアキーエ神ですか?と聞くと、アーベン神が、はい、先程のが自由奔放の神、アキーエ神です。と答えた。
そして、先程、話しの途中になってしまっていた、再戦の時期は未定とか、優遇処置が有るとか、祝福と加護が何とかを林田 蒼楽が説明を求めた。
アーベン神が全員に荷物を持って前に来るように言う。
林田 蒼楽が滑り台を笑顔で滑ってきた。w
そして、最後に彼女が集合すると説明義務を果たすべく、喋り出す。
まず、皆さん自己紹介をしてください。と、言われて自己紹介をし、この時、初めて全員の名前を知る。
そして、アーベン神が話し出す。
まず、再戦の時期は未定ですが機を見て行います。100年後か1000年後かはわかりません。
全員、ファッ?百年、千年?えっ、どう言う事?
アーベン神は静粛に願います。と言い、次は優遇処置に関して話す。
まず、皆様方には異世界へいってもらいますと
またしても、全員、ファッ?異世界?何ソレ美味しいの?状態
アーベン神は二度目となる、静粛に願います。と、言うと祝福と加護について話しだした。
まず、祝福としては全員が同じでは無く、人によって変わります。が、輪廻転生、老化停止、若返り、細胞変化などが適材適所に付与されます。
次に加護になりますが、まずはコレをっと言うと全員にリストバンド、肘パッド、肩パッド、首輪、ベルト、膝パッド、アンクルバンドが一瞬で装着された。
首輪とベルト以外は左右セットであり、なんか、メタルな尖った物が付いている。
アビィン 亜里沙が思わず、えっ、何これー!世紀末的なヤツ?ってか、やられる方じゃん!と口に出す。
気にせず、アーベン神は説明を続けていく。
まず、そちらは基本装備になります、異世界では一つにつき、30kgの重さが付与されます。
12×30=360・・・360kg・・!!!
たまらずサワット チュアムが無理ですよ!と言うと、全員、ブー、ブーと文句を言いだす。
アーベン神は手で抑える様に制すると、あちらの世界は、星の大きさは変わらないのですが、重力が1/10ですので、ホントにオモリです。
そして続けざまに、あと、危ないモンスター等がいますが皆様方なら、何とかなるでしょう!それと魔法は使用出来ませんので、ご理解下さい。
最後になりますが全員、ステータスを見れる様になってますので、後ほど確認してください。
あぁ、アキーエの祝福や加護はわたくしには分かりません。
では、いってらっしゃい。と、言うと七人共眩しい光に包まれた。
えっ、モンスターって?魔法!?ちょ、心の準備が!と、丸山 岬丸の言葉を最後にアーベン神を残して七人は消えた。
暫くしてアーベン神は呟いた。
ふー、何とか日本を終了させ無い方向へ導けた。
後は、どうやって「日本を取り戻す!」か、ですね。
アキバを構造改革特区にして・・・
しかし、イレギュラーのアキーエの動向が気になる所ですが、読み切れ無いモノは仕様が無いですね。
七人はアーベン神の掌の上だとは、誰も気付いてはいなかった。
R2.5.6一部、修正しました。