第七百九十四話 家族サービス
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緊急会議
R4・6・27(月)0900
エリア チューゴクゴク ヤーマングッチの地 シモンズセッキー国
まだ若い新王を含め、臨時評定が行われていた。
王の横にはノッブーが座っていた。
そして、評定の最初に大将軍ノッブーが大将軍を退き、シモンズセッキーの摂政としての即位が決まった。
大将軍の座には参謀を兼務する形でカンウーが就任した。
義弟のチョーヒー将軍は素直に喜んでいたがカンウーは素直には喜べなかった。
最初に主命が与えられる、ほぼほぼ、新領地関連の開拓、治水、商業発展、道の整備、治安維持等がメインであった。
続いて論功報償が行われた。
ノッブーが下の者から金子や食糧、宝物を与える者を呼び、伝える。
新たな領地を手にした者達にも同様に伝えていく。
カンウーは違和感を覚える。
何故、新領地では無くシモンズセッキーばかりから与えるのか?と
そして最後にノッブーがミヤヤ国とナガトン国を与えられた。
会場がざわめく
カンウー
ノッブー、貴様!
ノッブー
御前である!控えろ
王よ、何やら勘違いしておる者がおるようじゃ、一言願う。
王
ノッブーの言葉は我の言葉なるぞ。
カンウー
くっ・・失礼致しました。
ノッブー
説明しておく!
王を即位する手助けの時に「切り取り御免」を頂いた!
で、大将軍の時にナガトンとミヤヤが攻めて来たのを逆に落とした。
外交上属国となったウーベン国はシモンズセッキー領とした、不服があるか?
これは王命ぞ!
ノッブーはシモンズセッキーの港町を領していたが一気に二つの国持ちとなった。
ノッブー
最後に猿!ルビーメイ領の報告をせよ。
ヒデヨッシー
ははっ
ヒデヨッシーは見たまま、体験した事をそのまま伝えた。
ノッブー
食糧が安いだと?
それに空飛ぶ怪力の女?
ヒデヨッシー
本当で御座います、クロカンやハンベーも経験しております。
何卒、ルビーメイ領とは同盟を!
ノッブー
同盟のう、脅威があるのはわかった。が・・猿!少し休め。
ネネンでも連れて、好きなだけ旅行でも行って来い。
ノッブー
これにて評定を終える。
主命を達成したらワシの所に報告に来い、以上!
幼い王とノッブーは手を繋ぎ奥に消えた。ノッブーの高笑いと共に
カンウー
おのれノッブー!好き勝手しおって
ヒデヨッシー
不覚じゃ、信じてもらえなかった。
ヒデヨッシーの近くにクロカンとハンベーが来る。
クロカン
事実ではありますが、信じてはもらえないようですね。
ハンベー
確かに夢でも見たのか?と思う体験でした。
ノッブー様や諸将の反応も致し方が無いかと
クロカン
おお、そうじゃ!
殿、大殿が言われた通り奥方様をお連れになってあのホテルに行かれればどうですか?
ハンベー
おお、それは良きお考えじゃ、お母様も連れて行けば良い孝行になりますぞ!
飯も美味い風呂もデカい部屋も綺麗で何より安心して泊れる。
ヒデヨッシー
・・そうじゃな!
悩んでおっても仕方がない、たまには母ちゃんやネネン殿を喜ばせるとするかのう!それにあのお姫様、エロいしのう、へへ
ハンベー&クロカン
それ奥方様の前でやったらいけないヤツですよ!
ヒデヨッシー
お、おう
わ、わかっておるよ。




