第七百九十二話 初めての家臣
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帰り支度
前回からの続き
エリア チューゴクゴク ヤーマングッチの地 シューナーン国 トクヤマン城下
会談の後、ヒデヨッシー達は港の岩場で腰を掛けて話していた。
ヒデヨッシー
いやー、ぬかった!まさか食糧価格の下がっておる所があるとはのう
クロカン
しかし、まだ、安価な食糧は一般には流通はして無い様ですな。
ハンベー
宿の食事も豪華で美味しかった。
泊まり客以外にも多くに者が食事に来ていましたね、後になって分かった事ですがあの中にコーメー殿の姿もありました。
ヒデヨッシー
そう言えば童の姿もあったの、食事は一括で家臣も家族も客もあそこで食べているという事じゃの。
クロカン
されど、多過ぎる戦争捕虜で米1俵、我が国としては良い交渉でした。
ハンベー
互いに得した形ですね。
ヒデヨッシー
してやったと思ったのが普通の取引だったのは少し、残念じゃのう
道理でハッチスカ殿がスカした顔をしとる筈だ。
ハンベー
痛み分けと言う事でもありますまい。
交渉自体は上手くいったのでそれ以上を求めるには時間も情報も不足しております。
クロカン
次はギャフンと言わしてやればよろしいでは無いですか!
それより、帰路を考えると・・
ヒデヨッシー
あー、言うでは無い。あえて口にしてなかったのに
宿で預かってもらっていたカンガルー型のモンスターと荷車の所に行くと一人の女性がカンガルーと遊んでいた。
ヒデヨッシー
うん?お嬢さん、そいつが気に入ったのか?
「うん」
ヒデヨッシー
・・おお!そうじゃ、他に荷車を引いてくれるヤツを持って来れば交換するぞ!
クロカン
それは良きお考えに御座います。
「どこまで行くの?」
ハンベー
シモンズセッキー国の城じゃ
「じゃあ、荷台に乗って」
三人はなんで?と思いながら荷台に乗る。
「じゃあ行くよ」
胸にSマークを付け、赤いマントの女性は荷台を軽々と持ち上げるとビュンと飛び上がる。
ハンベー
な、なんじゃ!
クロカン
飛んでおる、飛んでおるぞ!
ヒデヨッシー
ひょー!浮いとる、浮いとる!
スガール
舌噛んじゃうから口を閉じて
そう言うとビュンと飛び出した。
三軍師の目には凄まじい速さで景色が流れて行く
ヒデヨッシー
息が・・苦しい。
気付けばシモンズセッキーの城の前だった。
スガール
ここでいい?
三人は頷く
スガール
じゃあ、モンスターはもらうね。
クロカン
ちょっと、そなたは何者、名を!
スガール
ん?私はトクヤマン城、留守居役のスガール
じゃあね!
と言うと一気に飛び出し、青空の点になった。
ヒデヨッシー
なんじゃ!あれは・・とんでもない戦力じゃ!
最早、神がかっておるぞ。
クロカン
これは早く同盟を結ばないと・・
ハンベー
「一騎当神」の女性の噂、本当だったとは・・
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ルビーメイは昼食の下準備にとホテル ルビーに向かうとスガールがカンガルーっぽいのに「パンッ、パンッ」とミット打ちをさせていた。
ルビーメイ
どうしたのそのモンスター?
スガール
猿の人にもらった!
ルビーメイ
ふーん、格闘センスあるじゃん。
〔猿の人?類人猿とかがどっかに居るのかな?〕
スガール
うん、鍛えて家臣にするの
ルビーメイ
戦力が増えるのはいい事だね、おっと、厨房に行かなきゃ
じゃあね。
こうしてカンガルー型モンスターを仲間に加えたスガールであった。




