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武格者(ぶかくもの)   作者: 空銃(からづつ)
第二十二章 悪役令嬢転生
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第七百八十六話 三連星

不定期UPになりました、出来るだけ0時UPを心掛けます。

ご迷惑をおかけ致します。

誤字脱字等は小まめに訂正して行きます。

ブクマからの「しおり」機能をお使い頂ければ幸いです。   空銃からづつ

我も行く



前回からの続き

エリア チューゴクゴク ヤーマングッチの地 シモンズセッキー国


ヒデヨッシーはトクヤマン行きに兵士を二人連れて行く予定であった。

待ち合わせに大きな木の下を指定していた。


ヒデヨッシー

流石に早過ぎたか?ん、もう二人とも来とるではないか!

感心、感心、ワシより早いとはな!出世するぞ。


ヒデヨッシーは顔を見てギョッとなる。


殿、我らがお供致します。


ハンベーとクロカンであった。


ヒデヨッシー

待て待て、三人しかおらぬ軍師が全て消えるではないか!

それにクロカンは足が不自由、ハンベーは病弱ではないか、ならん、ならん留守番じゃ。


ハンベーとクロカンは食い下がる。


ハンベー

私とてハッチスカ殿に会いとう御座います。

ましてやコーメー殿がられると聞いては黙っておれませぬ。


クロカン

既にそこに車を用意しておりますし、大将軍様には三人で行くと使いを出しております。それに戦後復興の時期に軍師は必要ありませぬ。


ハンベー

何かあったとしても大将軍様や参謀殿がいれば軍師の一人、二人、どうと言う事はありますまい。


ヒデヨッシー

いやはや、出世する者ではと思ったらお前らだとはな・・はっはっはっ、わかった三人で行こう、コーメー殿を見に!いや知恵比べにな。


ハンベー&クロカン

流石は殿!わかってらっしゃる。


三人は二本のツノの生えた大きなカンガルーの様なモンスターの引く荷台に揺られて出発した。


ぴょんぴょんと跳ねるので荷台の揺れは凄まじいモノだった。


ヒデヨッシー

は、早いが、ちと、いや、かなり揺れ過ぎじゃ

これは体力が削られるのう!イタタ、尻が


ハンベー

慌てて用意したのでこの跳ねるモンスターしか、舌を噛みそう


クロカン

殿が黙って行こうとするから、ウオッ!


御者ぎょしゃを三人で変わりながらいつしか激しい揺れで喋らなくなる。


川があったのでモンスターに水を飲ませて、休憩をとる。


ヒデヨッシー

これはいかんのう、尻が痛すぎる。


クロカン

まともに喋れないですし、荷台内での移動もままならない。


ハンベー

疲れがひどい・・このモンスター歩けぬのか?ピョンピョンと早いがキツイ

まだまだ、夕方にもならぬが殿!


ヒデヨッシー

ここで陣を貼ろう疲れたわい。


クロカン

ですね、つつ、腰が、膝が!


三人とも面倒になり荷台の中でゴロンと横になる。

カンガルー型のモンスターはよく飼育されており、野放しでも荷車の横で横になっているだけだった。


三人はそのまま語った、明かりも灯さずに夜まで語る。


コーメーがどれくらい出来るのかを、何を試して見ようかと語りつつ、いつしか眠りにつく


翌朝、ヒデヨッシーはハンベーの声で目覚める。


ヒデヨッシー

なんじゃ?いったい


ハンベー

夜に野盗の襲撃があったようです。


ヒデヨッシー

あったようですって、我らはピンピンしておるぞ。


クロカン

そもそも誰も気付かない事があるのか?


外には野盗が六人倒れていた。

そして、その横でカンガルー型モンスターがシュシュとジャブを放ちながらシャドーボクシングしていた。


クロカン

乗り心地は最悪だが早さと強さはピカイチだな。


ハンベー

変わったモンスターだ。


ヒデヨッシー

そう言う事か、納得がいった。

こいつ戦闘用モンスターじゃないのか?


ハンベー

ああ、だから放し飼いでも逃げずに防衛を!


クロカン

戦闘用に荷車引かせていたのか・・どうりで


ヒデヨッシー

だが、こいつしか居ないからなぁ、昨夜は知らぬ間に助けてもらったしのう


三人は同時に「我慢するか」と声を揃えるのであった。

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