第七百五十話 パンチラ投法
不定期UPになりました、出来るだけ0時UPを心掛けます。
ご迷惑をおかけ致します。
誤字脱字等は小まめに訂正して行きます。
ブクマからの「しおり」機能をお使い頂ければ幸いです。 空銃
帰れない
R4・5・13(金)0530
ヤポーネの世界 エリア チューゴクゴク ヤーマングッチの地 シューナーン国
長居したアマンノンと丸山がイチガヤンへ戻る日であった。
AK・カツミン
叔父上、丸山殿、敵襲じゃ!
いきなり部屋にAK・カツミンが飛び込んできた。
アマンノンと丸山は飛び起きる。
アマンノン
敵?何処の誰だ!
AK・カツミン
わからん!野盗かどっかの国軍が一揆かクーデターのどれかじゃ
力を貸して貰うぞ!然もなくば討死ぞ!
丸山とアマンノンは武装を調えてAK・カツミンの後を追う
AK・カツミン
戦況は?
兵士1
はっ、敵はシューナーン国軍、凡そ一万、こちらは三千五百で御座ります。
闇夜に紛れて堀の回りを包囲し、冠木門に集中攻撃を仕掛けております。
AK・カツミン
一万だと!闇夜とは言え、何故進軍に気付かん。
兵士1
我が領地の兵士が裏切り、三千程合流した模様に御座います。
AK・カツミン
裏切ったのか!
丸山
勝ち戦に付くのが戦国の習わしと言えども三千は多いのう
アマンノン
おいおい、イチガヤンに戻るどころじゃ無くなったぞ。
AK・カツミン
冠木門の守備大将は誰か?
兵士1
姫様が指揮を取っております。
AK・カツミン
ルビーメイ姫が?
あやつに戦は無理じゃ、直ぐに指揮出来る者を送れ!
丸山
ここは老骨の私めにお任せを!
AK・カツミン
え?いきなりの伝説者投入?しかし・・
アマンノン
私も行こう
任せてもらえんか?
AK・カツミン
叔父上がそう言うのなら・・突破されそうになったら直ぐに引いてくれ。
アマンノン
ほう?身を案じてくれるか。
AK・カツミン
ああ、ここを乗り切って交易で美味いものを腹一杯に食わねばならんからな。
アマンノン
現金な奴め、では出るぞ!
AK・カツミン
城の守りとしては数はギリギリじゃ、際どいな。
後は敵の兵糧次第だな
〔頼んだぞ、叔父上!〕
・
・
二人は冠木門へと向かうと物見櫓から砲弾の様な物が連射されているのが見える。
丸山
なんじゃ?アレは?
アマンノン
おいおい、やり過ぎだろ。
物見櫓を見るとルビーメイ(久米)がミニスカートにタンクトップ姿でブルーのストライプパンツを見せながら石を豪速球で投げていた。
ルビーメイ
どうしたのかなぁ?捕まえたらヤラシイ事してあげるよw
そんなんじゃ、やれないぞう?w
ヤってやるぜ!と血走った目の敵兵が門に群がる。
それを笑いながら投石で敵兵の体を鎧ごと数人まとめて貫通させている。
門の前は死屍累々の山である。
丸山
中身、ハゲたおっさんなのに敵さん必死じゃのうw
櫓には山の様に石が積まれていた。
その周りでは石を背負いカゴに集める者、上まで運ぶ者、石を集める者が数名とそれらを守る盾を持った数名と遊撃の弓兵数名と役割分担が出来ていた。
アマンノン
中々の指揮官ぶり!流石は阪本大権現様だ。
しかし、これはする事無いな、石でも集めるか?
と、言う事で石集めを始めるアマンノンと丸山だった。
これで良いのか援軍指揮官?




