第七百三十八話 侵入経路
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西の女王様の遺産
前回からの続き
ヤポーネの世界 エリア キューシンズ フクオカンの地 キタンキューシン国
丸山は知人のメグミンルンに会い、コーヒーショップでドドサンコ大陸の話しで盛り上がっていた。
丸山
そう言えば、貴女が移動した後にカミヤンリョと餅太郎とで新交通システムと旅館経営を初めて初めたんじゃ
メグミンルン
へー、アサヒンカワ 〜 ワッカナイン間を結ぶバスですか、凄い便利ですね。
アマンノン
私も休みの時に利用して宿に泊まったんだ、良い温泉が有って良かったよ。
メグミンルン
温泉かぁ、寒い時期のドドサンコだと有難いですね。
そう言えば、ヤーマングッチの地の情報を求めているんでしたね。
丸山
そうじゃった、何でも良いから知っておったら教えてくれんかのう。
メグミンルン
私が赴任する前にキタンキュウシン国にエルフ連合が攻めて来て、何とか退けた後、エルフ連合は内輪揉めし、大きな内戦になったって聞いてます。
その後、西の黒の女王様がエリア チュウゴクゴクの一部を回って多くの難民がナールトンへ向けて移動し、人口流出でエリア チュウゴクゴクは更に酷い有様らしいですよ。
アマンノン
呪われてるな、エリア チュウゴクゴクは・・
メグミンルン
そう言えばその時、西の黒の女王様がヒロシマンの地 エダジマン国の海上自警隊に表敬訪問し、定期船が就航する様になったって聞いてます。
丸山
ほう、ならばエダジマン国からヤーマングッチの地を目指すのが手堅い様ですな。
アマンノン
ふむ、フクオカン地本を通じて表敬すると伝えておこう。
メグミンルン
今は一番内戦が酷いって聞いてます。
私が知ってるのはこの辺りまでです。
丸山
いやいや、大きな収穫です。
有難う御座います。
アマンノン
本当に助かったよ。
御礼に晩御飯でもどうですか?
メグミンルン
有難う御座います。
こちらも久しぶりにドドサンコの話しが聞けて楽しかったです。
ここでメグミンルンと夕食の約束をして別れて探共に向かう
探共キタンキューシン支部へ着くと依頼を見る。
定期航路が出来たからかエリア チュウゴクゴク関連はエダジマン国への輸送や買付や隊商の護衛等の依頼が多いなと感じた。
アマンノン
手ぶらと言うの何だな、何か依頼をついでに受けて見るかな
丸山
そうですね、何が良いかな?
ここで職員に声を掛けられる。
職員1
すいません、伝説者の方ですよね?
特別依頼が有るのですが話しだけでもどうでしょうか?
丸山
ん、わかりました。
えーと、相方と共にで良いならお話しをお伺いしましょう。
職員1
食料を運ぶ隊商の護衛をお願いしたいのです。
片道だけの依頼でヤーマングッチの地 ヒカリノ国まで何ですが、どうでしょうか?
アマンノン
シューナーン国の二つ隣の国!
丸山
二人で受けられるなら、内容をお聞かせ願いたい。
そして、二人は明日の昼に出発するキャラバンの護衛任務を受けた。
米と小麦を満載した3台の車列と運び手の護衛依頼だった。
アマンノン
エダジマンの海自に寄らずに行ける。
天の采配かと喜んだのだがココから二人の運命の歯車が狂い出していた事には気付かなかった。




