第七百三十一話 ご当地メニュー
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麺が好き
R4・4・24(日)0900
ヤポーネの世界 エリア トウホックン ブックシーマンの地 キタカタン国
とあるラーメン店を目指す団体がいた。
トミーマーリン姫が率いるプレロス興行の一行である。
プロレス巡業の移動途中にラーメンを食べる為に立ち寄ったのである。
かなりの人数になる為10人づつに別れて店を決めて入って行く、トミーマーリンは収入の少ない者達を率いる。
当然、林田蒼楽もクマモーンの地を納め、勇者連合の顔として新人や低所得の者と10人編成を組んでいた。
老足軽
林田様、どのお店になさるのですか?
蒼楽
うーん、なんの情報も無いから運任せってのは嫌なんで情報収拾をしよう!みんな、地元民にどこの店がお薦めか聞いて15分後に集合!
全員
承知!
蜘蛛の子を散らす様にワッと散る。
蒼楽は近くの中年男性に話しかける。
蒼楽
すいません、旅の者なんですが美味しいラーメン屋を探してるんですが・・
中年男性
個人的に美味しいと思うのはαって店かな?
蒼楽
αですか、有難う御座います。
蒼楽はその後、老婆にも聞いてみるとαと答えが返って来た。
蒼楽
これはαで決まりか?
皆を待つ間、財布の中身を確認する。
全員分を出しても十二分に大丈夫な額が入ってるのを再確認する。
蒼楽
仕様が無いなぁ、城主で国主でスター選手の高給取り出し・・こう言う時はケチらずドンとご馳走しよう!!
蒼楽の腹が決まった頃に散った皆が戻って来る。
そして、情報を持ち寄ると一番聞いた店名は「β」で二番手が「α」で有った。
蒼楽
解せぬ、αじゃないんかい。
老足軽
どうかなさいましたか?
蒼楽
提案が有ります。
二杯いけない?
老足軽
いけなくは御座りませんが?
蒼楽
よし、まずは「β」で一杯、続いて「α」を攻める!
老足軽
おお、二所攻めですな、流石は遊撃隊で各所で戦功を次々と上げた勇者様じゃ!
おそれながら、よろしいのですか?直属の部下でも無い我らに二杯も?
蒼楽
後悔をしたく無い、私が聞いた二人が「α」と言ったので。
直感も信じたい。
二杯でも三倍でも好きなだけ食べて!
遠慮は無用!
皆から「おお!」っと声が上がる。
蒼楽
高給取りだから気にしない。
遠慮されたほうが嫌です。
結果としてα店もβ店も美味しかった。
誤算としては命令と勘違いしたのか、皆、二杯づつ頑張って食べた。
老足軽
お・・美味しゅう御座いました。うっぷ!
蒼楽
そんなに無理しなくていいのに・・だが、天晴れ也!
彼らは勇者に馳走になった事が大きな財産になり、語り草となるので有った。




