第七百二十四話 電撃だっちゃ!
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誤字脱字等は小まめに訂正して行きます。
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ビリビリ
R4・4・17(日)1030
ヤポーネの世界 エリア 台湾 北部
丸山一行達は書面で取り決めた中央部の視察をし、そのまま戻り、西回りで戻る予定を立てる。
丸山とアマンノンは探共に立ち寄ると報告書類のイチガヤンへの配達依頼を出す。
探共にいたパージメンがその依頼を受けてくれた。
パージメン
ウチの商会の定期船で送らせてもらいますわ。
今日、入港予定やから、一週間以内には届くと思うんやけど、それでええかな、丸山さん?
丸山
ほえー、今週中には着くのか、有難い。
パージメン
ほな、受けさせてもらいまっせ。
で、ウチの依頼、頼むでダッチャさん!
姉さんと共同経営なんやさかい、ほんま頼むで!
ダッチャ
えー、ウチは職員だっちゃ・・専門の探究者じゃないっちゃ
パージメン
そんなん言わんと、な、頼むわ。
ザックンはん、あんたからも言うてや!共同経営者やないの!
ザックン
う、すまないがダッチャさん、君にしか出来ない仕事だからお願い出来ないかな。
ダッチャ
わかったっちゃ。
アマンノン
一体どんな依頼なんだろう?
カニマイカン
ああ、魚のゲットっす。
宿やウチらが食べる魚はダッチャさんが取るっす。
丸山
へー、釣り名人かな?
見に行きますか?
パージメン
名人級の技、見といた方がええで!
アマンノンと丸山はダッチャに付いて行く。
ダッチャは虎柄の水着にロングブーツの出で立ちで防波堤の近くで小型のボートに乗り、魚を捕まえるタモを用意する。
湾内に向かい正対すると緑色のロングヘヤーが風に靡かせる。
ダッチャの体からパリパリっと電気の放電を感じる。
少し離れた所で二人は見ていた。
丸山
ダッチャさんは伊達に鬼娘では無いと言う事か!!
アマンノン
どう言う事かな?
丸山
電撃ですよ!
これは必見ですぞ!
ダッチャは湾内に向かって腕を伸ばす。
その時謎のテーマソングが流れる。
※後書き参照
ダッチャは「ピン」とコインを弾く!
「ドーン」と凄まじい光線が湾内に放たれた。
丸山
うお!、電撃と思わせてからの超電磁砲じゃと!?
二人の上には吹き飛ばされた海水が雨の様に降り注ぐ。
ダッチャは黙々と浮かんだ魚を回収して行く。
ダッチャ
二人も打ち上がった魚の回収、頼むっちゃ!
アマンノン&丸山
え!?あ、はい。
二人も魚を回収するのであった。
アマンノン
全然、釣り名人関係無いんだが・・てっきり釣りキチ的な展開を期待したのだが・・しかし、凄まじい攻撃力だな。
この日の昼には新鮮な魚のお刺身とホカホカご飯が食卓に並んだ。
食べ終わると丸山達は中央部を目指して南進を始めたのであった。
テーマソング
https://www.youtube.com/watch?v=RjWvdPxq-kw




