第六百七十八話 高飛車外交
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R4・3・2(水)0855
プルスウルトラの世界 ジャスティス王国 都市ジャスティン
久米は後味の悪い戦を経験し、鬱になりそうになったがそんな時間も暇も無く、戻ってからはずっと思案していた。
久米
東列島連合国を料理した後、懸念材料はやはり魔導帝国だな。
総力戦で当たったとしても勝てるか微妙な所では有るな、さてとどうしたモノかな。
総帥からの意識共有が来る。
総帥
我が神よ、東列島連合国からの使者が来ました。
王の間に案内致します。
久米
わかった、私も王の間の横の待機所に移動しよう。
久米
お早う!お、今日の玉座当番は王弟殿か
久米は玉座に座る王弟に使者の話しをし、横の待機所にて様子を伺う。
待機所では王が日本茶を飲んでいた。
王
今頃、使者とは?
全面降伏と言った所ですかな。
久米
だろうな。
戦士小都市国家連盟が倒れた今、それしか無いだろう。
衛士が大声で言う
謁見者の入場!
少女が入ってきた。
王弟
遠路遥々、御苦労であった。
少女
私は東列島連合国の使者、イオナ
是非、会談を!
王弟
私が話しを聞こう
イオナ
東列島連合国はジャスティス王国次第では和議を結んでも良いと考えております。
王弟
和議?
何か条件は?
イオナ
特に有りません。
全てにおいて対等な友好条約です。
王弟は久米の顔色を伺うまでも無く、不快感を顕にした
王弟
対等の立場で話し合いが出来ると思っているのか?
ジャスティス王国を舐め過ぎだ!
イオナ
我が国の戦力を鑑みれば対等と考えます。
久米
ほう、艦これ、アズールレーン、ハイスクールフリートで打ち止めかと思えば、アルペジオか・・しかも更に戦力があると言うのか?
イオナ
現在、都市セイギーンの沖、30km地点にて我が国の旗艦が来てます。
是非、会談に来られませんか?
見ておいて損はないと思いますが?
王弟はチラっと久米を見る。
久米は肩を竦めて見せる。
王弟
あいわかった、王国からの使者をお送り致そう。
イオナ
賢明なご判断です。
では、セイギーンの沖30kmでお待ちしております。
そう言うとイオナは退出して行った。
王弟
自国の戦力にかなりの自信がある様ですな。
王
さしたる戦力は無いと思っていたのだが?
久米
うーん、見にいくしか無いな・・総帥と王とで行くか・・付き人の一人として私も行こう。
総帥
よろしいのですか?
久米
あくまでも、トップは王と総帥だ。
私は戦力を見ておきたいだけだよ。
王
わかりました、用意ができ次第セイギーンへ向かいましょう!
久米
昼食はバスターシティになりそうだな。
何故か出発時には伝説者の面々が揃っていた。
丸山
バスターシティに行くんじゃろ?
みなまで言うな、付いて行くぞ。
チュアム
何食べようかな?
緊張感も何も無い面々であった。
参照
蒼き鋼のアルペジオ
http://aokihagane.com




