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武格者(ぶかくもの)   作者: 空銃(からづつ)
第二十章 鬼の居ぬ間に
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第六百七十七話 無人の荒野を行くが如く

不定期UPになりました、出来るだけ0時UPを心掛けます。

ご迷惑をおかけ致します。

誤字脱字等は小まめに訂正して行きます。

ブクマからの「しおり」機能をお使い頂ければ幸いです。   空銃からづつ

怒りの鉄拳



R4・3・1(火)

プルスウルトラの世界 戦士小都市国家連盟 上空


久米

夢想転生は常時展開・・よし、状況開始!


敵の政府庁舎内に一気に侵入する。


行かせるか!


無数の剣や槍が飛び、襲いかかる。


久米

やはりな!

セイバーだけとは思ってはおらんよ。

だが、無駄だ、ギルガメッシュよ!


全ての攻撃が当たらずに後方に飛ぶ


ギルガメッシュ

な、なんだと!

貴様ぁ、我が攻撃の全てを躱したと言うのか?


久米

最古の王よ、不敬である、我は神ぞ!


ギルガメッシュ

貴様ぁ!


久米

無駄だと言った!


久米は攻撃を避けると遠距離攻撃しつつ間合いを詰める。


アイガー、アイガー、アイガー、アイガーアパカッ!!


ギルカメッシュを倒した。


久米

ふっ、他愛無い。


通路の奥のT字路に大きな扉が見える。


久米

あそこか。


横からセイバーが現れる。


セイバー

貴公が亜神か


久米

今は神だ。


セイバー

そこまでの力が有るのなら何故、降伏勧告なりをしないのか!?


久米

笑止!侵略を仕掛けたのはそちら

侵略国が本部まで攻められてから降伏だと?

貴様も王の端くれなら理解出来よう。


セイバーは一気に斬りかかってくる。

エクスカリバァァー!


久米

無駄な事を

〔夢想転生を常時発動していれば当たらんよ〕


無人の荒野を行くが如く扉に向かい歩く

セイバーの必死の攻撃も空を斬る。


「我道拳!」

久米は扉を吹き飛ばす。


ほう、あれが戦士小都市国家連盟のトップか


大きな椅子には小学低学年ぐらいの女の子が引きつった顔で座っていた。


そこにギルガメッシュが追って来た。


セイバー&ギルガメッシュ

待て、待ってくれ!頼む。


久米

破れし国のトップがどうなるかは解っている筈だ!

諌める事もせずに、使者を送らせるでも無く、お前達は何をやっていた!!


セイバーもギルガメッシュも返事は無かった。


久米

勝てると思ったから仕掛けたのであろうが・・全てが遅い。


久米は目の前の少女の首を跳ね飛ばした。


せめて苦しまない様にと、一瞬の出来事であった。


セイバー&ギルガメッシュは光に包まれて消えた。


トップを失い、サーバントも召喚出来ない戦士小都市国家連盟は無条件降伏した。


久米

理解はしているつもりだが、後味の悪い戦いだ。・・クソが!・・一旦、城に戻るか。


後日、実務者協議が行われて戦士小都市国家連盟は解体されジャスティス王国に編入される事となった。

植民地でも無く、属国でも無く形上的には対等な関係になったのであった。

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