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武格者(ぶかくもの)   作者: 空銃(からづつ)
第五章 伝説の武器とダンジョンと宝物
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第六十六話 チー牛

あざます!ジャスト900アクセスでした。

案内者


職員に案内され一人の男性ドワーフが入ってきた。

ドワーフの割には線が細かった、背も低めで黒いフレームの眼鏡をして、何故かニヤついている。


カッスンガー

彼が今回の案内役のチーギューンさんです。


水崎(みずさき) (えい)

どうも、よろしくです。


トヨアッキン

よろ〜


ヨッスィーン

おなしゃす。


チーギューンは、ニチャーっと笑いながら、小さい声で、「ども」と言う。


挨拶が終わり、コンクラー炭鉱跡(ダンジョン)へ向かう道中、トヨアッキンとヨッスィーンが水崎(みずさき) (えい) に小声言う


トヨアッキン

水崎(みずさき) ちゃん、悪いんだけどさぁ、チーギューン係よろ。


水崎(みずさき) (えい)

えっ、なんで?


ヨッスィーン

チーギューンみたいな感じぃ?急に「リア充死ね」とか言ってすぐ切れるしぃ、(えい)ちゃん頼むねw


水崎(みずさき) (えい)

〔あっ、さっし〕

オケみ、わかった。


とか言ってるとコンクラー炭鉱跡(ダンジョン)に着く


カッスンガー

入る前に今一度、装備の確認等をしてください。


準備しながら聞いてください、そう深く無い所が捜索範囲になります。


一列時は先頭が私で、水崎(みずさき) さん、チーギューン、ヨッスィーン、トヨアッキンです。

広い場所では先頭が私、水崎(みずさき)さんで真ん中がチーギューン、後方がヨッスィーンとトヨアッキンです。

前後左右から攻撃を受けてもチーギューンだけは近接戦闘にならない様にカバーを願います。


ここで水崎(みずさき) (えい) はステータスを確認する。


ステータス

水崎(みずさき) (えい) レベル11 男性 31歳

体力65 知力71 力83 速さ59 魔力38 防御97


装備

NEW! アキバの木の棒 → 聖地アキバの木の棒、アーベン(しん)特製プロテクターセット


称号

リーマン 一級・剣道 初段・少林寺拳法 二段

近視 三段・乱視 二段・怒りん坊 初段・NEW! スケコマシ 二級 → スケコマシ 初段 NEW!パリピ 初級


特殊称号

NEW! 初物食い(バージンキラー)


特殊スキル

アーベン(しん)の祝福(若返り)、アーベン(しん)の加護(装備瞬間脱着)

アキーエ(しん)の祝福(仮)、アキーエ(しん)の加護(仮)


水崎(みずさき) (えい)

〔変わってる!NEW!とか付いてる、聖地アキバの木の棒?性能も上がってんのか?称号はイヤイヤ、スケコマシ初段?って何だよ、パリピ初級か・・特殊称号が・・マジか!俺よりは若いが!いや、しかし?・・守ってたのか?〕


カッスンガー

水崎(みずさき)さん大丈夫ですか?

入りますよ!


水崎(みずさき) (えい)

ふぇっ!?ハイ、ダイジョブデス。


後ろを見るとチーギューン、ヨッスィーン、トヨアッキンの顔が別人の様にキリっとしているのを見て、ふんどしを締め直す様に気を入れる。


水崎(みずさき) (えい)

〔今は気を引き締めないと〕

OK!行きましょう!


そして五人は炭鉱跡(ダンジョン)へと吸い込まれる様に入って行くのであった。

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