第六百五十話 急降下攻撃
不定期UPになりました、出来るだけ0時UPを心掛けます。
ご迷惑をおかけ致します。
誤字脱字等は小まめに訂正して行きます。
ブクマからの「しおり」機能をお使い頂ければ幸いです。 空銃
撃沈
前回からの続き
ヤポーネの世界 オーキナーゼンの地 ウオツリン島
三号、事クロは山根の乗る船から別行動を取りミヤコー諸島を巡り北上しセンカックン諸島近くに怪しい船を発見する。
クロは高高度を飛行していた為、見つかってはいないようだった。
クロ
あの船、この間の!間違い無い。
ウオツリン島に寄港した。
クロ
姉さんを呼びに行くべきか・・ん、いつの間にか島に建物がある。
高高度をホバリングしながら目を凝らすと、建物から人々を船内に追い立てている様だった。
クロ
足留め要員!
姉さんを呼びに行ってる暇は無い!
目標は船!アレさえ沈めれば!
クロは急降下で船を目指す。
船の甲板にいた海賊達の数人が気付く
海賊1
何だ?
なんかが落ちて来るぞ!
海賊2
ブラックドラゴン!?
ドラゴンの来襲だぁ!
クロはマッハで船上をターンする。
衝撃波が船を襲う!
船長
ええい、対空防御だ!
弓でも何でもいいから打て!
弾幕薄いよ!何やってんの!
暫くの攻防が続くと船が傾き出した。
クロ
よし、他に船は無いから逃げれない。
沈み出す船を確認し、クロは山根を呼ぶ為オーキナーゼン島方面に飛び去る。
怒れる黒竜の襲撃に船員達は慌てて島に逃げ出した。
・
・
山根一行はオーキナーゼン島の北部を過ぎ、ヨロロン島へ向かう所であった。
そこにクロが飛んで来た。
クロ
逃げ足団の船、見つけました!
センカックン諸島のウオツリン島です!
船は沈めたので逃げ場は無いです。
山根
三号、お手柄じゃねーか!
やるねー、亜里沙にもメールしとこう。
クロはゆっくりと甲板に降り立つ
船は回頭しセンカックン諸島へ向かう。
・
・
亜里沙達は既にクロの支配する竜王領のヤック島西海上にいたが山根のメールで引き返す。
亜里沙
行ったり来たりだけど仕様が無いよね。
クロさんがお手柄だそうだよ。
ザックン
やるな、三号!
アラーキン
やっぱり飛べるって違うなぁ。
亜里沙
船は沈めたからウオツリン島に閉じ込めたそうよ。
ツートン
いくら逃げ足が早ーても、島に孤立なら逃げれんやろ。
ヒーデキン
船無しか、後は時間の問題ですね。
しかし、この時間を与えた事によって大惨事を招く事になるとは誰も思いもしなかった。




