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武格者(ぶかくもの)   作者: 空銃(からづつ)
第二十章 鬼の居ぬ間に
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第六百四十八話 南極回顧録

不定期UPになりました、出来るだけ0時UPを心掛けます。

ご迷惑をおかけ致します。

誤字脱字等は小まめに訂正して行きます。

ブクマからの「しおり」機能をお使い頂ければ幸いです。   空銃からづつ

栄光



R4・1・31(月)0630

ヤポーネの世界 オーキナーゼンの地 ウマルチャン国 


前日出航予定であったが、波が非常に高く順延した。


出航前に探共裏庭でみんなで食事を取る。

当直当番の職員二人にも席を用意する。


山根にパージメンが話しかける。


パージメン

アイドルの次は正義の味方っちゅうヤツですね。


山根

ああ、アイドル以上にヒーローもやめれないんだぜ!


三号クロ

アイドルってなんの話しですか?


亜里沙

ああ、みんな知らないだ。

南極じゃ、二人はスーパースターなんだよ!私以上に人気があるんだから!


パージメン

いやー、亜里沙様、恥ずかしいやん。

言わんとって。


山根

なんか、こっぱ恥ずかしいな。


ケイジーン

いやいや、南極での人気、ホンモンでしたで。

南極一、サイン色紙が多いんは間違いおまへん。w


ツートン

ねえさん、握手の数も一番でっしゃろ?


一号カニマイカン

マジっすか?パネエっす、あねさん。


山根

ま、まあな。


パージメンは頭をポリポリと描いてみせる。


ケイジーン

冗談抜きで落ち着いたら、ミクミン歌劇団と共に南極ツアー考えてますんで、あねさん、パージメン、頼んまっせ!


山根・パージメン

ん、はい。


四号アラーキン

まあ、元々あねさんのカリスマ性なら分かりますよ。

お土産のフィギアもサイン入りの方がバカ売れしてますし。


ツートン

!・・それや、次の南極ツアーはミクミン歌劇団と二人のフィギアで大爆発や!


ケイジーン

!・・これは今から南極にフィギィア工場作らな!

提携先の世界のダイシリョーガ ロゼラ国本店へ手紙、送らな。


二号ザックン

なんか、大盛り上がりですね。

スーパースターかぁ・・やっぱりあねさんはすげーなぁ!

今のウチのサイン入り色紙をゲットしとこうかな?


ケイジーン

サイン入り色紙やったら、一枚千円でっせ。


二号ザックン

じゃー、一枚ずつ。


当直当番の職員二人も買うと一号カニマイカン四号アラーキン、サイサイ、ヒーデキンと買いだす。

それを見ていた船員達もこぞって買いだす。


山根

流石は名プロデューサーだな。

恐れ入るよ。


パージメン

イベントプロデュース関連はにいさんには勝たれへん。

阪本大明神のキモ入りやさかいな。

気付けばステージ側やしw


ケイジーン

あっ、亜里沙様とチュアム様も南極ツアー、頼んまっせ!


亜里沙

え?ええ!


ツートン

これも布教の一つの在り方っちゅー事で


亜里沙

はい・・まあいっか。


ヒーデキン

いいんですか?

亜里沙様がそれでいいのならいいんですが。


こうして南極ツアー、「亜里沙&チュアム・ミクミン歌劇団・山根&パージメン」の公演が決定すると各々は乗船し、逃げ足団の行方を追って出航するのであった。

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