第六百三十六話 リベンジャーズ
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おめでとう!
R4・1・19(水)1030
ヤポーネの世界 トークシーマンの地 ナールトン国
どこかで見た事ある男が港にいた。
バンドーンであった。
彼は北極大陸に拠点を置く全次元指導軍 第10宇宙派遣軍 銀河系方面第7師団 第3大隊 第9監視中隊 第2偵察隊の基地が司令官不在となり、急遽基地司令に抜擢され、基地司令就任の挨拶を済ませると南極にトンボ帰りする途中、茶器を買い漁っていた。
その途中で、オッキナサカ国 〜 ナールトン国 〜 クマモーン国 〜 ウマルチャン国経由南極のショウワン国行きの定期航路が開設されたと知り、ナールトンで乗ろうと考えていたのであった。
しかもナールトンでは陶器市が開催されバンドーンはウキウキで市を見て回っていた。
一つのガラス細工の湯呑みが目に止まる。
バンドーンは台の上にあるガラス細工をジッと見る。
バンドーン
中々の値だがかなり良い物に見える。
店主
お客人、お目が高い。
それは琉球ガラスで出来た一点物だ。
同じ物はないよ。
バンドーン
ほう!一点物・・ナールトンでオーキナーゼンの品に出会うとはな。
その時、横にいた若者が「買った!」と言い出す。
バンドーン
おいおい、今見てる所で「買った!」って強引にも程が有るだろ!
若者
高く売れそうだから買うんだよ、なんか問題あるか?おっさんよ!
バンドーン
転売ヤーか、ったく!これだから。
若者
んだと!やんのかおっさん!
バンドーン
良い気になるなよ、小僧!
その時、地回りのレディースが現れた。
坊主、辞めときな!どう見てもアッチが優先だろ!
若者
んだと!関係ねーだろ!
あたいの名はカオリーン、この場を荒らすって事はトーマンを敵に回すって事分かってやってんの?
若者
トーマン?
東京卍・・
カオリーン
ちげーよ!
トークシーマン連合の事だよ。
若者
う、ヨンコク最大のレディース・・さーせんでした。
若者は慌てて人混みの中に消えた。
カオリーン
オメエ見てーなカッケー奴が何で、こんなダッセー喧嘩やってんの?
バンドーン
え?俺?
カオリーン
シャーねーな、コーヒー奢られてやんよ。
それ、買うんだろ?
待ってっからさ。
バンドーン
ん、ああ、買わせてもらうよ。
〔えー、カッケーのか?俺がぁ?〕
琉球ガラスの湯呑みを買うとカオリーンと共に茶店に入る。
カオリーン
名前聞いてただろ?
あんた、名前は?
バンドーン
ああ、カオリーンだったな、私はバンドーン
カオリーン
バンドーンか、カッケーなこれからはズッ友な!
バンドーン
え?・・ああ、宜しく
バンドーンは目の前のFカップクラスの大柄のレディースを前にドギマギしてしまう。
カオリーン
って言うかさ、うちら付き合わねぇ?ってか付き合おうよ!
バンドーン
え?良いの?俺で?
カオリーン
良いに決まってんよ。
バンドーンにいきなりレディースの彼女が出来た。
そして二人は色々と話し込んだ。
カオリーンはナールトン出身だった。
旅に行きたいと思っていた所に南極の話しがでると、バンドーンに付いて行く事になった。
あれよあれよと話しが進む、独り身の長いバンドーンは夢見ごちだった。
バンドーンは彼女って出来るもの何だなぁと第三者目線で自らを見ていた。
いきなりの出会いだが、カオリーン自体には好感が持てた、何よりこちらに好感を持ってくれているのが嬉しかった。
バンドーン
俺に付いて来るかい?
カオリーン
ああ、どこまでも付いてくよ!
そしていきなりの南極ハネムーンが始まるのであった。




