表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
武格者(ぶかくもの)   作者: 空銃(からづつ)
第十九章 生き物万歳
632/958

第六百三十二話 食堂に居酒屋

不定期UPになりました、出来るだけ0時UPを心掛けます。

ご迷惑をおかけ致します。

誤字脱字等は小まめに訂正して行きます。

ブクマからの「しおり」機能をお使い頂ければ幸いです。   空銃からづつ

外食産業



前回からの続き

異世界プルスウルトラ 魔導帝国 首都マギマギー


少年チンクのガイドで大佐は情報を手にしたがチンクからはヤポーネや日本の話しを聞きたいと切り出されるのであった。


大佐

〔総統閣下、どうされますか?〕


久米

魔導帝国側と言うよりはもっと大きな力を感じるな。

・・「直接会って話しがしたい」と伝えてくれないかいか?


大佐

チンク君、直接会って話しがしたいと仰られているが?


チンク

話しが早くて助かる。

では、店を出ましょう!


チンクにかれて大佐は会計をします。


マスター

有難うございます。


チンク

マスター、こっちのドアから出てもいい?


マスター

え?ええ、いいですがそちらの扉は七日後まで入れませんがよろしいんですか?


チンク

うん、大丈夫、有難う!


そう言うと大佐と共にそのドアを開ける。


久米の目にはドアに猫のマークが見えた。

マークには「猫屋 食堂」と書かれていた。


久米

マジか!何でもありか!


食堂を出た二人は真っ暗闇の中に居た。


大佐

な?どこだここは


チンク

大丈夫だから心配しないで。


久米はジャスティン城の自室で意識共有をしていたが二人がどこにいるか判らない。だが、クローゼットの中がゴトゴトと音がする。


久米がクローゼットを開けると大佐とチンクの姿が目の前にあった。


久米

うーん・・ようこそチンク君、大佐、お疲れ様。


大佐

な?何!ココは総統閣下の部屋、ジャスティン城なのか?


久米

そう言う事みたいだ。

クローゼットが異世界的な食堂に週一で繋がっているとかビックリだよ。


チンク

あの食堂は美味しいから行ってみた方がいいよ。

因みに昨日は居酒屋に繋がってたんだよ。


久米

・・・マジか、その居酒屋はもしや、名前は「のぶ」とか?

軽いパニックの大佐が堰を切ったように話す。


大佐

一体どう言う事でありますか?

理解が追いつかん。


久米

お、おお、そうだな。

先ずは、二人共、座ってくれ


久米は空間の歪曲や次元の跳躍などで繋がる食堂の話しや異世界に突然、繋がった居酒屋の話しを大佐にする。


チンク

流石、総統閣下!

よく、知ってるね。


大佐

ううむ、理屈では無く体感した事を素直に受け入れよう。


久米

流石はニュータイプ!アレを受け入れれるとはな。

で、チンク君

君は誰かの使者なのかい?


チンク

ふーん、ホントに話しが早いや。

僕はとある神様の使者なんだ、神名は明かしてダメって言われてるから言えないんだけども。


大佐

女神タアーン様では無いとなるとヤポーネの神々?


チンク

うーん、日本の神様だよ。

言えるのはココまで、ごめんね。


久米

日本の神様?

八百万やおよろずの神々の中の一柱なのか?〕

その、日本の神様は私に用事があるのかな?


チンク

今は無いんだって、楽しそうに過ごしてるのに興味を持って、今のうちから接点を作っとこうって言ってたよ。

これからも応援してるからね。って


久米

えっと、楽しみに見てます的な?


チンク

うん、そうだよ。

その内、いい事あるよって伝えてだってさ。


大佐

チンク君、私は魔導帝国に戻るにはどうすれば?


チンク

明日になれば、一階の清掃用具の倉庫に扉が出来るから一緒に戻りましょう。


久米

へー・・そうなんだ。

〔おいおい、城中、知らない所に扉があるのか?〕

折角だ、チンク君、城を案内しようじゃないか。

大佐は風呂にでも入って英気を養ってくれたまえ。


こうして久米は謎の神様と接点が出来たのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ