第六百六話 情報伝達速度
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情報弱者
R3・12・20(月)1330
異世界プルスウルトラ 海上都市連邦 港湾首都シャンガポー
多くの議員が集まり、臨時議会が開かれていた。
その連邦議会庁舎に昨日入国した一人の老人が招かれていた。
その老人とはサトゥンであった。
彼は運命の女神タアーンや亜神パパァの神託を絶賛伝道ツアーの真っ最中であった。
連邦議長
サトゥン聖者、女神タアーン様の顕現に立ち会った時の事を教えて貰えぬだろうか?
サトゥン
ジャスティス王国のジャスティン城に亜神パパァ様を勘違いにより糾弾しに行った時であった。
女神タアーン様のお姿をこの目で見た。
そして女神タアーン様は言われた自分の意思でここに居ると、また亜神パパァ様は女神タアーン様が召喚されたと聞き及んだ。
連邦議長
亜神パパァ様とは?
サトォン
現在のジャスティス王国の真の指導者、総統閣下である。
連邦議会はどよめきや感嘆の声に包まれた。
議員ア
我々は神々に弓を引いたと言うのか?
秘術の海洋の守護獣まで召喚して・・
議員イ
しかも共闘を持ちかけた森林王国は既に謝罪の使者を送り出したと言うでは無いか?
連邦は出遅れてしまった。
議員ウ
早急に特使を送るべきだ!今すぐに!
サトゥン
もう良いかの?
連邦議長
ああ、すまなかった。
ありがとうございます。
サトゥン
最後に一言警告しよう。
ちんたら会議しとる場合では無いぞ?
黄金の三首竜と空飛ぶ巨大亀がくる前に使者を送らんと連邦は火の海になるぞ!
では失礼する。
議員達は言葉を失った。
早急に使節団の編成は出来たのだが、賠償をどうするかで議会が割れに割れた。
森林王国のような王政ならではのトップダウンと違い何でも議会で決めねばならない議員制の弱点が浮き彫りとなった。
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一方、ジャスティン城では食堂でうな重を食べ終わった森林王国の特使が書面を手に本国へ戻る所で会った。
書面には両国間の戦闘を停止し、追って使者を送る旨が書かれていた。
特使
任務遂行完了だ、上出来だ。
これで我が国は蹂躙される事は無い。
早く王国に伝えて安心させないと・・しかし、初めて食べたうな重は美味かったなぁw
次はプライベートで家族全員でバカンスに来よう。
王国への最大の土産と家族への土産を手に、足取りも軽やかに帰国の途につく特使であった。
海上都市連邦、森林王国との決定的な違いは距離と交通の便の違い、ただそれだけが情報伝達速度の違いを生んだ。
そして、本日の午前にキングギドラとガメラが都市ジャスティンと都市セイギーンの間の直線道路の大地の踏みならし作業が完了したのであった。
久米
守りはガメラとグレート G改が居れば大丈夫だ。
さて、どう出るゴジラ?
久米の特命を帯びた大佐とキングギドラは遥か海上の海上都市連邦へ向けて既に飛び立ったのであった。




