第五百四十三話 先生お願いします。
不定期UPになりました、出来る時は０時UPを心掛けます。
ご迷惑をおかけ致します。
ブクマからの「しおり」機能をお使い頂ければ幸いです。 空銃
用心棒
R３・１０・１８（月）０７０１
エリア トウホックン アオーン・モーリンの地 ムッツン国
チュアムはモゾモゾと布団の中で蠢くと起床する。
久米（G）は、おっ、起きたのかと、ベッドの下の暗闇から覗き見る。
チュアムは背伸びをすると歯ブラシを持って洗面所へと出て行く
久米（G）
んー、Gは夜行性だからそろそろ寝るか。
室内はあったかくていいなぁ。
ドアが開くとチュアムが戻ってきた、ふんふん♪と鼻歌混じりで着替え出した。
久米（G）
うおー！でけー！マジっすか！
朝からあざまーす！
着替え終わると机に向かい手帳を見ながらスケジュールをチェックしてるようだ。
久米（G）
関心、関心、働き者で爆乳
嫁にしてあげようw
その時ドアがノックされる。
女性トロール職員
お早う御座います、チュアム様
こちらがご所望の品です。
チュアム
お早う御座います、有難う御座います。
虫がごと虫網を受け取る。
机の上に奥とうーんとチュアムが唸りだす。
こっちも強烈だなぁ
でも、Gに比べれば全然大丈夫！
またヤツに腕とか走られたら心臓麻痺起こしちゃう。
念の為に出しておこう！
チュアムは出かける時に虫かごを下に置くと蓋を開き、慌てて出て行く。
チュアム
ひー、目がこわっ！
先生、お願いします！
ドアがバタンと閉められると虫かごから驚異の天敵が現れた。
久米（G）
ウソだろ！
ゆっくりと約７cmのハラビロカマキリが出てくる。
久米（G）
ドアの前に置くなよ！
いきなり絶体絶命の大ピンチで有る。
久米（G）
チュアムちゃんをビビらせ過ぎたか！
落ち着け、確かカマキリ瞬発力は有るが、追っかけ回すのは苦手だったような
とにかく、ヤツの正面に立ってはダメだ！
ハラビロカマキリがゆっくりとベッドの方に歩いてくる。
どうする久米（G）！カマキリから逃れられるか？
壮絶な生存競争が開始されようとしていた。
参照
カマキリの種類（日本）
https://insect.design/curation/kamakirimokumatome
