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武格者(ぶかくもの)   作者: 空銃(からづつ)
第十八章 魔法とスマホ
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第五百二十五話 決意表明

不定期UPになりました、出来る時は0時UPを心掛けます。

ご迷惑をおかけ致します。

ブクマからの「しおり」機能をお使い頂ければ幸いです。   空銃からづつ

激おこ



R3・9・30(木)0900

エリア キューシンズ カーゴシーマンの地 キリリンシマ国  キリリンシマ政庁本部


林田はやしだ 蒼楽そらこと、勇者ソラは事実を淡々と何の忖度もなく伝えた。

トミーマーリン姫は5千兆円から千兆円への減額を聞いた瞬間、烈火の如く怒りをあらわにした。


トミーマーリン姫

いきなり1/5じゃと!舐めおって。

蒼楽そら殿、南極まで付きおうて貰うぞ!

いくさじゃ!いくさの準備じゃ!


林田はやしだ 蒼楽そら

〔あっちゃー、激おこなんですが・・〕

えーと、ちなみに何がどうでオコなの?


トミーマーリン姫

長期の分割でもイラっと来るのに更に負けろじゃと!?喧嘩を売ってる様にしか思えんわ!

無ければ無いで借りるなり金策に走れば良いじゃろう!

この短期間で減額で返事をすると言う事は金策をしておらぬ証拠じゃ

舐めおって!


林田はやしだ 蒼楽そら

うーん、取り敢えず戦争は軍備がかさむからさ、そのまま水崎さんに伝えるね。


林田はそのまま水崎にスマホで送る。


林田はやしだ 蒼楽そら

そういえばさ、途中、人の居ない山奥で煙が上がって居たんだよねー


トミーマーリン姫

!・・何じゃと、場所を詳しく教えてたも


林田はやしだ 蒼楽そら

ん?なんか食い付いた。


机の上に地図を開いて場所を指で示す。


トミーマーリン姫

ふむ、クマモーンの地じゃな、ミヤザキンの地に近い山奥か


姫は人を呼ぶと軍の編成を伝える。


林田はやしだ 蒼楽そら

え?いきなり戦争なの?


トミーマーリン姫

いや、奴じゃ!恐らくジージーン

この事は二人だけの話しじゃぞ。


林田はやしだ 蒼楽そら

はあ?まだキューシンズに居たって事?しかもクマモーンの地に・・えっと、私、舐められてる?


トミーマーリン姫

全戦力で山狩りを行う!

治安を守る者以外は招集をかける。

蒼楽殿、手伝てつどうてもらえるかの?


林田はやしだ 蒼楽そら

勿論、我が領内ですから!


作戦はあえて一箇所だけ逃げ道を残して追い立てる。

そして、その逃げ道にて待つ受ける。

終始追い立てられる事によって冷静な判断が出来なくなる。

シンプルだが効果的だ。


そして姫は何やら書状をサラサラと書く。


トミーマーリン姫

すまぬがこのふみをオオイッタンのスギココロンに渡して貰えぬか?


林田はやしだ 蒼楽そら

うん、わかった。


お互いにお茶をグイッと飲み干すと席を立つ


ドラゴンのアオに乗り飛び立ったのを見送るとトミーマーリン姫の大号令が放たれる。


この時よりトミーマーリン姫は完全武装フルメタルジャケットとなる。

常に鉢巻をし、二本差しの鎧武者で薙刀を武装する。


トミーマーリン姫

阪本様、必ずや貴奴きやつの首をヤヤイヅ国に持って参ります。

鬼気迫る乙女の意地に周りの空気もピンと張り詰めたのであった。

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