第四百九十三話 猫型ロボット
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やっとでた
前回からの続き
ヨナグニン市まで戻り留守番をしていた四号を拾ってウマルチャン探共へ戻る。
早いとは言え、五時間位かかったので既に暗くなっていた。
山根のお気にの食堂で晩御飯となった。
総勢13名&猫である。
山根
阪本様は猫まんまとして、おばちゃん一人で切り盛りしてっからみんな、同じメニューにしてやってよ。
あーしが出すし、頼むよ。
致し方無しと言った所なので誰も文句は言わなかった。
食堂の入ると人数を伝える。
山根
おばちゃん、まとめて簡単にできんの何?
あばちゃん
そうだね、今日ならチキンカツ定食だね。
山根
チキンカツ、ダメなヤツいる?
いないみてーだから、13名分ね。
後で、猫ちゃん用に一つ持ち帰りね。
一方、阪本(久米)は探共の用務室で静かに待っていた。
やはり、神とは言え飲食店に出入りするには憚られた。
阪本(久米)
俺も飲食業だったから、流石にこの格好では行きにくいし、視線が気になる。
そこに当直の職員に案内されて藤井 智美がやってきた。
藤井 智美
どうもご無沙汰してます。
相撲大会以来ですね。
阪本(久米)
どもども、テイトンぶり。
みんな、近くの食堂で食事中だよ、食事がまだなら行ってみたら?
藤井 智美
食事は取りましたからここで待ってます。
それはそうと、お昼過ぎに大きな衛星みたいなのが見えたのですが、何か知ってますか?
阪本(久米)は経緯を話す。
藤井 智美
あれ、魔法だったんですね。
皆さん、中々凄い魔法ですね。
久米さん、召喚魔法ってゴーレムとかのですよね?
他の人と比べると少し物足りない感じがしませんか?
阪本(久米)
まあ、そう言われればそうなんだけどね。
オケールの時に祭りで見た糸の付いて無い操り人形がさ、ずっと気になってね。
それはそうと、藤井さんの魔法ってどんなの?
藤井 智美
私ですか?
私は運輸系探究者なので荷物の持ち運びに便利な無限収納にしました。
阪本(久米)
四次元ポケット的な感じ?
藤井 智美
そのまんまですよ。
保管しておけば、鮮度や温度も変わらないんですよ?
凄くないですか?
阪本(久米)
うん、凄いね。
しっかり考えてベストな魔法をチョイスしたね。
そう考えると俺の魔法って軽率だな。
藤井 智美
使い方次第では分からないですよ。
色々試行錯誤してみれば何か良い使い方があるのかも?
そこにワイワイ、ガヤガヤと声が聞こえる。
みんなが戻ってきたみたいだ。
藤井 智美
あっ、肝心な事を伝えて無い。
久米さん、後で話しがあるんでいいですか?
阪本(久米)が返事し終わるとみんなが入ってきて話しが盛り上がるのであった。




