↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
武格者(ぶかくもの)   作者: 空銃(からづつ)
第四章 華麗なるルチャとケモナー
48/1045

第四十八話 不協和音

あー、よく有る、よく有る。


スギココロンが簡易的に撤収準備を指示しテキパキと作業が始まり10分後に撤収合図のホラ貝の音が聞こえる。

本格的に撤収作業に入るように指示を出す。


スギココロン

私は本陣に向かいます、こちらでお待ち下さい。


林田(はやしだ) 蒼楽(そら)は邪魔にならない様に少し離れた所の岩に腰掛けた。

すると「オイ!」と一人の人間の男性に声を掛けられる。

スギココロンの副将だ。

「勝負しろ!」


林田(はやしだ) 蒼楽(そら)

えっ、何で?

いきなり過ぎるんですけど、敵対行為はしてないと思うんだけど?


なんだ、レスラーは勇敢だと聞いたが口だけか?

上手く大隊長に取り入った様だが、お前は怪し過ぎる。

ホントに伝説者(レジェンダー)なのか腕を試してやると言っている。

何が伝説の勇者だ!


林田(はやしだ) 蒼楽(そら)

〔気軽に大隊長としゃべる私が、要するに面白く無いんだ、No.2としては〕

遊んであげても良いけど、無観客は面白く無いなぁ


副将

なっ、遊んでやるだぁ!?ふざけやがって、舐めるな。


そこに誰か二人がやって来た。

第一中隊撤収準備完了でござる。

同じく第二中隊撤収準備完了でござる。

副将に報告に来た中隊長であった。


林田(はやしだ) 蒼楽(そら)

〔マイクパフォーマンスで煽っとこ〕丁度良いじゃない?全員呼びなよ、副将さん

勝つ気でいるならだけど?と、ニヤッと笑って見せる。


副将

第一、第二中隊長、全員を呼べぃ!


両中隊長が集まれの号令を掛けると周りに人だかりが出来る。


林田(はやしだ) 蒼楽(そら)

今から陣中見舞いの試合をやりまーす!副将ちゃんVS私です。前列は座って、二列目中腰で後は立って見てね。

じゃー、副将ちゃん準備OK?


副将

大口叩きおって、メッキを剥いでやる!


林田(はやしだ) 蒼楽(そら)

何時でもどうぞ!あれ、ぶるっちゃた?


貴様ぁー、と、副将が切り掛かって来る。

スローに見える剣撃を軽くかわしながら、ネックブリーカードロップ、落とした刀を蹴り飛ばし、後頭部を打ちピヨってる所に得意のスピニング・トウ・ホールドを1回、2回、3回からのさそり固め


副将の叫び声が響く


一旦、技を解いて聞く「まだ、やる?」


副将

無理です。


林田(はやしだ) 蒼楽(そら)は両手を挙げて勝ち名乗りをあげる。

他にやりたい人カモーン!


全員、水を打った静けさの如き、静まりかえっている。


「何の騒ぎだ?」スギココロンが戻って来た。

子細を伝えると、スギココロンが謝罪してきたので、互いに良いガス抜きになったと伝える。


スギココロン

捕虜の引渡しがあるのですが、お館様が面通しを兼ねて、立ち会ってもらえぬかと言っており、先程の捕虜が三人共、中隊長クラスで敵が引く要因になり、礼を申したいと・・来ては頂けぬだろうか?


林田(はやしだ) 蒼楽(そら)

うん、行っても良いけど面倒なのはイヤだよ。

あっ、動画撮っていい?


スギココロン

イヤ、動画は今一度、馴染んでからにして頂きたい。

略式なので面倒な事は無いと思います。


林田(はやしだ) 蒼楽(そら)

じゃー、行こっか!


二人は本陣へ向かい、スギココロンの部隊は本国へ移動を開始するのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。