第四百二十四話 着荷
荷物
R3・6・9(水)1146
オーキナーゼンの地 ウマルチャン国
大量の食料が到着した。
一号と二号は山根の指示で魔王領直属部隊「ひな団」の本部事務所にドンドン運ぶように指示や案内をしていた。
二号
コレは入りきらないんじゃ・・
一号
姉さんがウマルチャンで使用するのは半分で、後は隣国に流すって
二号
じゃー、半分は探共の中、探共長室や用務員室にも運んで貰おう。
生野菜は無いし大丈夫だな。
一号、南瓜とメークインや薩摩芋にジャガイモは探共長室や用務員室に誘導してくれないか?
一号
OK、わかった。
凄まじい量が運ばれて行く中、二号は必死に目録を書いて行く。
二号
どこに何が運ばれたか分からないようになったら大変だ。
えっ?蜜柑、ポンカン、カボスにスダチにザボン、ゆず?
ちょっと待って、待って!日持ちするのコレ?
荷運び人
んー、蜜柑やポンカンは数日って所かな?
スダチや柚子にカボスは酢が効いてるから、暗所でなら大会終了までは保つと思いますよ。
二号
えーと、蜜柑とポンカンは一番手前に置いてください。
荷運び人
わかりました。
そこに探究者が荷を運んで来た。
依頼のゴーヤとシークァーサーだよ。
どこに置けば良い?
あっ、あの荷運びの人に着いてって、横に置いてください。
更に違う探究者が荷を運んで来た。
ムラサキ芋と米だよ。
二号
あっ、あっちにお願いします。
荷運び人
もち米は同じ場所でいいかい?
二号
ああ、頼みます。
なんか、仕事以上に忙しいぞ!
荷運び人
シーズニングオカーンのお茶もあそこで良いかい?
二号
あ、はい!
違う探究者
素麺チャンプルー用の乾麺はどこに?
二号
ひー、ちょっと待って
どんどんと着く荷に悲鳴をあげる二号で有った。
0時UPが遅れました。
すいません。




