第四話 神様、仕掛けます。
武神の意向
天の声がそれでは会見を終わらせて頂きます。と、言うのを聞いて久米 慶人は慌てて手を挙げて「最後にお願い致します!」と言うと天の声から無慈悲にも「時間が過ぎております。終了とさせて頂きます。」と言われた。
その瞬間、アーベン神がどうぞ!と天の声を遮った。
そして、天の声は久米 慶人に「短めにお願い致します。」と言った。
久米 慶人は慌てながら、無職の久米 慶人です。と名乗った。
そして、アーベン神へ核心を突く質問をした。
この後、闘うとして、武神と名乗るからには人知を超越した強さで有り、勝てないと思われるのですが、この場合、勝敗云々では無く、ポイント的なモノに繋がる攻撃が有れば良いと言う事でしょうか?と聞く
アーベン神
全く、その通りであります。
ただ、一点、補足すると致しまして、まず、クリーンヒットや有効打等はもちろん、擦る事さえないとお約束を致します。
端的に申しますと、楽しませて頂ければ良いと感じており、結果が似合う物となった場合は中止に向かって最大限、前向きに検討させて頂きます。
流石に擦りさえしないと言われて、七人全員の闘魂に火が着く!
そして、天の声が以上で「会見を終わります。」と言い、そのまま、声が大きく響く。
「ラウンド ワン、ファイ!」と同時に鐘がカーンとなる。
R2.5.6一部、修正しました。