第三十六話 彩の国では無い
飛んでシーベッツン
温泉に着くと男女に分かれて入る事になる。
普通に餅太郎は女湯に入っていく。
丸山 岬丸は脱衣所で苦戦していた、それと言うのもオモリ代わりの装備が外せないでいた。
丸山 岬丸
留め金どころか、溶接面すらない。
どうなっとんじゃ、アーベン、マジ勘弁しろ!
ええい、外れろ!
その瞬間、装備が消える。
えっ、取れた?と言うより消えた!
まあよい、先に風呂じゃ!
素早く脱いで浴場へ向かうと露天風呂だった。
ほー!テンション上がるわい!まずは掛け湯じゃな、んで、身体ゴシゴシじゃ
しかし、軽過ぎて月面歩行状態じゃな。
壁で男女に分けるタイプじゃな、よし、湯に浸かるか
入って丸山 岬丸は気付く
浮力でより一層、軽い、流されそうだと
あまりの軽さに、ふと、ジャンプしてみたくなった。
誰もいないので、フン!と飛んでみる。
ヤバっ、10mは飛んどる。って、女湯が見える!藤井 智美が餅太郎を泡だらけにしていた。
「どっぼーん」と湯ぶねに着水する。
〔藤井ちゃんは胸は控え目じゃったの〕
いい年して覗き見する丸山 岬丸であった。
隣から「丸山さん、飛び込んじゃダメですよ!」と藤井 智美の声がする。
丸山 岬丸
いやー、スマン、スマン
〔バレてないようじゃ、YES!〕
その後、食事に行くと定食屋が有ったので丸山 岬丸はサフォークラーメン、藤井 智美はザンギ定食を食べ、餅太郎には二人で買ったメロンとハスカップを食べてもらった。
お腹が満たされて、話しながら探共へ向かった。
探共へ着くと既に夜間と言う事もあり宿直室以外は閉まっていたが、宿直の職員に話して、用務員室へ行くと畳の上に布団が用意されていた。
あまり物だがハスカップをどうぞと宿直職員へ渡す。
そして、用務員室の三人?は話しながら、あっという間に夢の世界へ旅立つのであった。




