第三百三十二話 飛びますよ
諸事情でUPが遅れました。
さーせんでした。
干しまくり
R3・3・9(火)0845
南極大陸 南極点国 とある公園
水崎一行は作れるだけのビーフジャーキーを作っていた。
干し網に残っていた干し柿、切り干し大根等を紙に包んで収納し、干し網はビーフジャーキーがビッシリだった。
そして、遂に南極大陸の覇者、魔王アーチャーが住む到達困難極国へ向かい旅たった。
バッシーリッカ
途中、一箇所だけ集落が有ります。
ここは中間地点なので寄った方が良いですね。
水崎
そうだね、集落は何日くらいかかる?
バッシーリッカ
うーん、順調に行けば3日って所ですね。
そこから、3日で到達困難極国です。
ナギサマ
と言う事は野宿が続くのかあ・・
バンドーン
到達困難極とはよく言った物だ、極点からさらに6日か・・仕様が無いな。
昼過ぎまで歩くと辺りは岩だらけの風景になる。
先頭のバッシーリッカが何かに気付く
ヤバイかもです、上を抑えられてるっぽいです。
岩の上にチラチラと影が見える。
アズサマ
囲まれてるよ!
バッシーリッカ
まずい相手だよ、肉食皇帝ペンギンだ!
水崎
肉食皇帝ペンギンだ?
〔なんだそりゃ?〕
バッシーリッカ
飛ぶと早いから気を付けて!
水崎
円陣を取って、背負子を降ろすんだ!
〔ペンギン、飛ぶのか!〕
各々、武器を手に取る。
2mくらいのペンギンが飛んで来る。
水崎はアキバの木の棒で突きを入れると「ぐえっ」と倒れた。
ナギサマ
狙いはジャーキー見たいやな!
商売品や、タダでやれへんで!
水崎は楽に倒せるが他の者達は手こずっているようだ。
戦いは10分強と言った所で終わった。
割りに合わないと感じたのか、ペンギン達が引き出した。
バンドーン
ふー、守り切ったな。
まあ、考えたら肉をぶらさぜて歩いているんだ、モンスターに襲われて当然と言えば当然か。
水崎
見晴らしの良い所を移動しないと危ないな
目的地が遠のくが致し方が無いなあ。
バッシーリッカ
奇襲攻撃を受けるよりはマシと思うしか無いかな。
アズサマ
うん、安全第一だよ。
アズサマ
この感じやと、夜営の見張りはキツそうやんか、二人組がええんちゃう?
バンドーン
そうだな、それで良いんじゃ無いか?
水崎
肯定だ、早めにいい野営地を見つけたら夕食にしよう。
夕暮れ前には高台にテントを設営し、夕食にする水崎達であった。




