表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
武格者(ぶかくもの)   作者: 空銃(からづつ)
第三章 外交と交易と武力と丸山岬丸とプラスワン
33/957

第三十三話 ゲート

緑の人


正門(ゲート)に着く

宿舎正門(ゲート)には「陸上自警隊 第二師団 アサヒンカワ駐屯地」と表記されている。


丸山(まるやま) 岬丸(みさきまる)

えっ、自衛隊?


ミヤショー

いえ、自警隊(じけいたい)と言う国際組織で、大規模な災害やモンスターの攻撃などに対応しています。


キシモーン

刀をお持ち致します、暫くお待ちください。


そう言うとミヤショーと共に正門(ゲート)の中に消えていく。


丸山(まるやま) 岬丸(みさきまる)

藤井さんは自警隊(じけいたい)って、組織はご存知じゃたか?


藤井(ふじい) 智美(さとみ)

はい、存在自体は知っていましたが、緑の人とお話ししたのは今回が初めてです。


丸山(まるやま) 岬丸(みさきまる)

トロールの肌が緑色だから、緑の人か


藤井(ふじい) 智美(さとみ)

いえ、由来はわかりませんが自警隊の人々はトロールとか関係無く緑の人と呼ばれているんです。

たぶん、作戦行動時に緑色の顔面ペイントや迷彩服を着るからだと思います。


丸山(まるやま) 岬丸(みさきまる)

ふーん、緑の人かぁ


藤井(ふじい) 智美(さとみ)

一つ、お聞きしたい事があるんですがいいですか?


丸山(まるやま) 岬丸(みさきまる)

ん、わかる事なら何でも答えますぞ!


藤井(ふじい) 智美(さとみ)

私が二年半前にヤポーネに来た時は平成だったのですが、暫くして令和になったんで、天皇陛下はひょっとして・・


丸山(まるやま) 岬丸(みさきまる)

いや、陛下は譲位されて上皇になられたんじゃ


藤井(ふじい) 智美(さとみ)

上皇?歴史でしか知らないです、後鳥羽上皇とか?


日本から離れて情報が入って来ないと何か段々と日本人じゃ無くなっていく気がしますね。


丸山(まるやま) 岬丸(みさきまる)

〔これから、ワシも感じていくんじゃろな、彼女に、日本への接点が有れば寂しさも・・あっ!〕


ワシ以外にも6人の日本人が来てるから仕事とかのついでに探してみるのもいいじゃないかの?


浅草や巣鴨の話しで盛り上がったり、いいかも?


色々と話しも出来るし、四人は女性じゃからガールズトークも出来るしの!


たしか、ヤマネ、ハヤシダ、ハーフのJKが二人・・チュアム、アリサじゃたかの

ヤローはミズサキ、クメじゃな


藤井(ふじい) 智美(さとみ)

ハーフが二人いるんですか?会ってみたいなぁ!

ガールズトークで日本の話し、いいですね!

私、探してみます、日本の方々を!

そう思うと何か楽しみが増えてきました。

〔巣鴨や浅草の話しは、しないかな?〕


話し込んでると二人が戻ってきた。


ミヤショー

お待たせをしてすいません。


キシモーン

お持ち致しました、こちらをどうぞ、二つ名等は有りませんが、いいモノです。


一本の日本刀を手にした丸山(まるやま) 岬丸(みさきまる)は「御免」と一言、言い刀を抜く


丸山(まるやま) 岬丸(みさきまる)

〔うん、中々手入れされておる。〕

上等じゃ、すまぬが拝借致すの


と、頭を下げる。


キシモーン

使ってやってください、自分では少し振り回され気味なので


そして四人はアサヒンカワ北部ルートへ向かうのであった。

参照

陸上自衛隊第二師団

https://www.mod.go.jp/gsdf/nae/2d/


※ 敬礼について(今後、敬礼動作が出てくるので説明します。)


挙手の敬礼

着帽時に行う敬礼で右手で行います。(制帽、略帽、ライナー、ヘルメット等の組織が認めた被り物限定)

陸上、航空、警察、消防は同じで、海上と海保は脇を締め気味。

脱帽時はしません。


脱帽時又は室内礼

10度及び15度の会釈、10度は自衛隊・15度は警察、消防等


最敬礼

45度のお辞儀で自衛隊では天皇陛下と殉職者に行われる。


海上保安庁の潜水士の敬礼

潜水士装備時、右手の拳の手のひら側を左の鎖骨の下に当てる。

海上自衛隊の潜水士には該当しません。


原則として室内では脱帽、脱帽時に挙手の敬礼はしない、左手での挙手の敬礼は存在しない。

以上です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ