第三百二十一話 中華圏
グルメ大陸
R3・2・26(金)
南極大陸
水崎達はロゼラ国でテントを購入した後、グルメっていた。
水崎
うーん、地球の南極は極寒の世界なんだが、イメージが追い付かない。
南極大陸は食べ物屋が多い、小さい村落には無かったが、国クラスになると飲食店が思いの外、多いのである。
一般的な南極の国のロゼラでさえも、水崎が住んでいた東京クラスである。
寿司、刺身、しゃぶしゃぶ、天ぷら、焼肉、様々なラーメン、ナンから日式までのカレー、複数の牛丼屋チェーン、たこ焼きにお好み焼き、もんじゃ焼き、パン、鯛焼き、ソフトクリームショップにスイーツショップに饅頭にケーキ・・・est.
アズサマやナギサマやバンドーンも同様に飲食店の多さに驚いていた。
ナギサマ
こんなに飲食店が多いと外食が多くなってお金、どんどん使っちゃうね。
バンドーン
確かにここまで多いと外食が多くなるな。
しかも安いから尚更だな。
バッシーリッカ
ふーん、ヤポーネに飲食店はないの?
アズサマ
いや、あるんやけど。
南極大陸は店舗数が多いねんなあ
バッシーリッカ
ヤポーネではランチや夕食や晩御飯ってどうしてるの?
アズサマ
えっ、それは外食やったり、お弁当作ったり買ったり、家で食べたりやんか?
バッシーリッカ
弁当って何?
ナギサマ
弁当ってないの?
持ち運んで食べる携帯する食事
バッシーリッカ
パンみたいなもの?
水崎
いや、ご飯やおかずを入れ物に入れてケータリングするみたいな。
バッシーリッカ
へー、南極では食材を持ち歩くか現地調達して、宿営地で調理するか外食が基本だよ。
水崎
どこかで聞いた様な・・
〔あっ、それって中華圏の習慣じゃないか〕
じゃあさ、家で食べる時は外で見せながら食べるとか?
バッシーリッカ
えー、何それ?室内で食べるよ。
埃、立つじゃん。
うーん、そこは違うのか・・
まだまだ、南極は謎だらけだな、検証が必要だなってそれが本来の仕事だったな。
バンドーン
取り敢えず、丼物、食べないか?
何か、かっ込みたい気分何だよね。
バッシーリッカ
うん、そこの定食屋にしない?丼物も豊富そうだし。
水崎
いいね、何を食べようかな!
定食屋に入って行く一行であった。




