第三百二話 魔法少女なんて
もういいですから
エリア トウカイン シーズニングオカンの地 ヤヤイヅ国
阪本がチュアムにこういう格好がいいとか、あのキャラがいいとかずっと喋っていた。
チュアムはご飯もお話しもお腹一杯なので軽くかわしていた。
シャナタンがメロンパンを食べ終えたので亜里沙ちゃんが待ってるからと、クロにチュアムと人型シャナタンが乗ると飛び立った。
阪本(久米)
ちっ、逃げられたか・・次に会ったら魔法少女にしてやる!
あっ、そう言えば、どんな魔法の系統か聞き忘れた。
まあいいか。
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かなり飛ばしたので数時間後にはトークシーマンの地に到着していた。
チュアムが訪れると亜里沙は祭壇前の椅子上で目を閉じ瞑想しているように見えた。
あっ、あれは妄想モードの亜里沙ちゃんだ。
付き合いが長いだけにチュアムにはお見通しであった。
いつからこうなのかと?マサッカネン、ヒーデキン、タカショタ、サイサイと聞く。
アキバから帰ってからか。
魔法の事を考えてるのかな?
あまりにも深い瞑想に信者達は何か有るのかと心配になる。
そこに東の女王様までもが現れたので尚更で有る。
目の前に行き耳元で「コラッ!」と言うと亜里沙が驚く
あれっ、なんでチュアムちゃんがいるの?
かなり前からいたよ、もう、妄想してたでしょ?
てへ、バレた?
うん、教室でよく見たやつw
へへ、今日はどうしたの?
えーっと、連判状を書いてもらおうと
ここまでの経緯を伝える。
防衛省や防衛大臣に内務大臣、探共が内務省か・・
別室に移動すると連判状に亜里沙、マサッカネン、ヒーデキン、タカショタ、サイサイがサインと拇印を押してくれた。
亜里沙
久米さんの所に行ってたんだ?
元気そうだった?
うん、阪本大権現すっごい元気そうだったよ。
後、刺身が美味しかったw
で、このセーラー服の子はどなたですか?
私はシャナタン!メロンパンが好き!
あっども、亜里沙です。
〔だからどこのどなた様なの?まあいいか〕
チュアム
三号さん、ずっと飛んでるからここで白さんと交代でいいかな?
で、亜里沙ちゃん、魔法ってどんな感じ?
二人はコソコソ話し合うと系統が正反対であるのに驚いた。
亜里沙
取り敢えず重ならないからOKね。
連判状ってもし良かったら、国主や寺社仏閣、教会にモスクの代表とかも書いてもらう?
助かるよ、亜里沙ちゃん。
亜里沙は紹介状を書くとチュアムに渡す。
なんか色々と頑張ってるね?
私も頑張らないと!
4月には発足だから少し慌ててるんだよね。
また、来るね。
そう言うと今度は白に乗り、紹介状の所を巡り、キリリンシマ国を目指すチュアムで有った。
亜里沙
チュアムちゃん忙しそう、さて私は再び瞑想しながら形をしっかりと作り上げていこう。
やっぱり広範囲でトータル的な感じかな・・・アキーエ神がOKしてくれればいいのだけど、どうかな?
チュアムと亜里沙の対極の魔法とは・・・




