第二百六十八話 テレワーク会議
リモート会議
R3・1・4(月)午前中 北極大陸 某所
全次元指導軍 10 7 3 9 2(ヒトマルナナサンキュウフタ)の会議が行われていた。
参加者は自室であったり、どこか別の場所であったりと目の前に浮かぶ画像から参加していた。
議題としては高次元生命体(神々)への対応と方向性で合った。
当番議長
上からの情報では第9宇宙での高次元生命体の活動は鎮静化の兆しがあるとの事だ。
これにより第9宇宙軍の再編等は見送られたとの事だ。
我々は引き続き第10宇宙での作戦を遂行せよ、との事だ。
現状としての主任務は全次元指導軍としては高次元生命体を監視しつつ、各知的生命体の進化を見守る。
我が小隊では引き続き、高次元生命体の呼び入れた第9宇宙の者、第9人、伝説者なる者に興味が行く様に動く。
職員A
やはり、水崎を中心的に第9人を動かして、高次元生命体の興味を引くと言った所か。
職員B
今現在、196108番が接触しているとの事だが、南へ導けれそうなのか?
職員C
それは196108番に期待するしか無いな。
南への技術供与も引き続き行うとの事だが、少し早いが航空技術の供与もいいのでは無いか?
職員B
流石に早すぎる。
当番議長
うーん、滑空式なら・・いや、やはり早過ぎる。
職員A
気球や飛行船にせよ、早いな。
紙飛行機辺りで十分では?
職員B
その辺りは水崎を使って流せばいいだろう。
航空力学等の専攻者でも無いし、知識的には丁度良いだろう。
職員C
高次元生命体も第9人を使い第10宇宙のヤポーネに知識を流しているが、今回は7人も増えた為、流出量が多いのが気になる。
職員D
確かに緩やか変化は良いが、急激な変化は混乱を招く。
特に転生能力の久米は流出量が多い、要注意だ。
職員A
まあ、眼に余る様なら、又、水崎辺りをぶつければいいだろう。
私としては東の黒の女王、チュアムの情報流出量にも留意が必要では無いかと感じる。
職員D
そうだな、医学や薬学、医療技術よりも免疫学、防疫学の発達が先走りしつつあるな。
職員B
前回と同じ様、適度に南の者をぶつけるのが良いだろう。
当番議長
そうだな、久米とチュアムは監視を強化しよう。
他はこちらの思惑通りに緩やかな動きだ。
職員B
緩やか過ぎると高次元生命体が動く可能性が高くなるのが難しい所だな。
まあ、上層部の意に沿う様にするしかないな。
職員C
年内に上手く水崎をG188番(藤井智美)の様に地域協力者に出来れば良いのだがな。
当番議長
では、今回の議題の上に上げる報告は
1、引き続き水崎への接近
2、久米とチュアムの監視強化
3、南への緩やかな介入
の以上3点とするが、異議は?
全員が無し!と答えると目の前の画面が閉じられた。
次話は丸山です。




