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武格者(ぶかくもの)   作者: 空銃(からづつ)
第十一章 暴走
241/958

第二百四十一話 オケールと久米

参照

城陽市

https://www.city.joyo.kyoto.jp

総括



R2・12・8(火)

エリア カンサイン キョウノミヤコンの地 ジョジョヨウ国


水崎みずさき えいは特に深い考えもなく、東に移動をしていた。


過去を振り返る。

こちらに飛ばされ、オオイッタンの地 ウスキン国で初めて林田はらしだ 蒼楽そらに会った時(第百五話 参照)にステータスを聞くとレベルは17で水崎はレベル11あった。


水崎は当初から自分は弱いのでは無いか?下手に戦えば死ぬのでは?と思っていた。

このレベル差に、より慎重になりバトルを回避していたのであった。

だが、久米との出会いで大きくレベルアップした。(第百三十九話)

その後、カッスンガーを自らの手にかけさせられた事(第二百十三話)でレベル上げをしなかった事を後悔し、バンドーン、藤井ふじい 智美さとみ、アズサマらに誘導され(第二百二十八話)久米オケールに挑んだ。

その結果が下のステータスであった。


ステータス・地図

体力水崎(みずさき) (えい) 人 男性 32歳

NEW!レベル31 → 39 

体力141→158×2  知力96→113×2  力119→129×2  速さ134→151×2  魔力107→126×2  防御129→144×2 


装備

聖地アキバの木の棒、アーベン(しん)特製プロテクターセット


称号

リーマン 一級・剣道 初段・少林寺拳法 二段

近視 二段 ・ 乱視 初段 ・ NEW!怒りん坊 8級 ・ スケコマシ 二段 ・ パリピ 一級 ・ ヒモ 2級 ・ NEW!商人(あきんど)2級 ・ NEW!旅人 1級 ・ 用心棒 3級


特殊称号

初物食い(バージンキラー)

NEW!カッスンガーの恋人 → 恋人殺し → 殺人者

NEW! クロンサキ商店街振興組合員 → 除名


特殊スキル

アーベン(しん)の祝福(若返り)、アーベン(しん)の加護(装備瞬間脱着)

アキーエ(しん)の祝福(仮)、アキーエ(しん)の加護 (ステータス内数値二倍)


所持金 695,942円  Tポイント0P チャージ0円 G2



前回、レベルアップはカッスンガーの時であったが確認をしてなかった。

レベル31でチーギューンのレベルの並び、呪縛から逃れられた事には水崎は気付いていなかった。


参考までに久米オケールのステータスです。

ステータス・地図


久米くめ 慶人けいと  オーガ女性 108才

レベル69

体力251 ×2 知力123 ×2 力187×2 速さ207 ×2 魔力∞×2 防御258 ×2


装備

アーベン(しん)特製プロテクターセット、自前のリュックセット


称号

空手道 六段・スケベ 免許皆伝・電卓1級・トラベラー 二段・大食い 初級・フライングヒューマノイド 2級


特殊称号

伝説の歌姫

星間飛行(キラッ☆)

寒さ耐性

元人間


特殊スキル

アーベン(しん)の祝福(転生)、アーベン(しん)の加護(装備瞬間脱着)

アキーエ(しん)の祝福(仮)、アキーエ(しん)の加護 (ステータス内数値二倍)


所持金 2,952,781円


久米オケールは水崎からの恋人殺しの話しを聞き、果し合いを申し込まれて、以前に介錯してもらった負い目も有り、転生も有る事から受けたのだった。

正直、オケールの体では勝てないとわかってはいたが、次は若者に転生出来るのでは無いか?と転生ガチャにかけたのであった。

オケール一家も貧困から抜け出し、今後もしっかりと稼げる下準備もできた。

キリが良いと言えば、タイミング的にも良かった。


死んでしまった、久米は宇宙空間の様な場所をふわふわと漂っていた。

この感覚は二度目であった、久米がオケールに転生する前にも経験していた。


久米

あーあ、やられた、やられた。

やっぱり、体力が持たなかったか・・仕様が無いか。

転生ガチャ、頼むぞ!!


その時、慣れ親しんだ声がする。


久米

えっ?この声は・・オケールさん?


オケール

久米さんでしたね、一言、お伝えしたくて。

声だけで失礼します。


久米

あ、勝手に果たし合いして死んで御免なさい。


オケール

最後は武格者として逝ったのはアレですが、Re LIFE自体を感謝しています。

私では辿り着けなった歌姫へ導いてくれて有難う御座います。

家族も歌で生きて行ける様にして頂き、感謝致しております。


久米

いやー、好き勝手にやったから怒られるかと・・


オケール

とんでも無いです、感謝しか御座いません。

有難う御座いました・・もし、次の生でも家族に会った時は一言、お願いしますね。


久米

勿論です!


オケール

もう、お別れの様ですね。

さようなら、もう一人の私


そう言うと久米は眩しい光に包まれていくのであった。

次話、サワット チュアムです。

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