第二十四話 スーパークロちゃん
元気な玉
翌日、一号が目を覚ます。
目の前に竜
そして、いきなり「クロちゃんです。」
ぎゃー!姉さん、姉さん!どこっすか?
目の前に居た山根 舞子にカニマイカンは、何で普通に料理してるんすか?竜っすよ!竜っすよ!?と喚く
山根 舞子
えっと、三号だ、OK?
カニマイカン
三号?マジっすか!マジ卍っすか?竜っすよ!姉さん、パネェっす。と、理解した。
取り敢えず、食えと干し肉を薄めた海水と野苺と煮たスープにパンを浸せながら食べさせる。
姉さん、旨いっす!甘酸っぱくて、塩もきいてて、パンも柔らかくなって、旨いっす!料理も出来てスゲーっす!と、喜んで食べる。
山根 舞子は、三号が気になり、お前、何食うの?人か?って聞くと、一号が固まる。
クロ
自分、気を分けてもらえたら嬉しいです。それが食事みたいなモンです。
山根 舞子
気?どうやって分けんの?
クロ
気を分けるって思ってもらえると、玉みたいな感じで来ます。
山根 舞子
ふーん、じゃー、あーしの気を分けてやんよ
と、念じる。
クロ
マジっすか?と、上を見ると50m位の気の玉が現れ、デカっ!と、驚きつつ、折角なんで頂きます。と言うと、口からスーッと入って行った。
そして、空に飛び上がると、ゆっくり旋回しながら、体が大きくなり出した。
ゆっくりと降りてくる、50m位の大きさになって
山根 舞子は見上げて言う。
デカくなったなぁ!随分と強そうじゃねーか!
クロ
いやいやいや、全然、前前前世っすよ、姉さんに勝てるハズ無いっすよ。
姉さんの気が凄いから大きくなれただけっす。
しかし、流石は姉さんっす!気のパワー、半端無いっす。しかも、姉さんの気が全く減って無いように見えるっす。
カニマイカンは、しっかりと完食しつつ、ほえーと言いながらデカくなった三号を見上げているのであった。
まとめUPしてます。




