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武格者(ぶかくもの)   作者: 空銃(からづつ)
第十章 負の連鎖
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第二百二十九話 狂戦士(ベルセルク)

未来



数年後のとある村外れでの話しで有る。



4、5歳の男の子が歩いていると目の前に男が現れた。


水崎みずさき えい

残念だがここまでだ。


そう言うとアキバの木の棒を握り締める。


男の子

あーあ、もう、見付かっちゃたの?


水崎みずさき えい

悪いな。


男の子

許してはくれないの?


水崎みずさき えい

すまんな、死んでもらう。

抵抗してくれて構わない。


男の子

武器の用意をしてもいい?


水崎みずさき えい

ダメだ、そこまで甘くは無い。


そう言うと棒で殴りかかった。


男の子は転がる様に逃げ出す。


水崎みずさき えい

待てえ!逃がしはしない。


畑仕事をしていた父親が慌てて走り寄る。


父親

うちの子が何をしたって言うのですか?


水崎みずさき えい

何もしてない。

だが、死んでもらう!


父親

そんな!

伝説者レジェンダーが子供相手に、無体な!


水崎みずさき えい

おい!父親や家族を巻き込むのか?

俺は容赦しないぞ。


男の子

わかったよ・・お父さん達は巻き込まないで。


そう言うと父親に今まで有難うと伝えると水崎と対峙する。


水崎みずさき えい

いいだろう、家族には手は出さん。


何の躊躇も無く水崎は襲いかかった。

男の子は伝説者レジェンダーを相手にかなり善戦したが頭から血を流し息絶えた。


父親

なんで!なんでこんな事を・・我が子が何をしたって言うんだ!

お前は悪魔か?


鍬で殴り掛かってくるが軽く躱して、足払いで転がす。


約束だからお前は見逃してやる。


恨んでくれて構わない、仇が討ちたいならいつでも受ける。

どんな形でも、どんな場所でも構わん。


泣き崩れる父親に一瞥し、そう言うと水崎はその場を後にした。


ここ数年、水崎はヤポーネ中で噂になっていた。

水崎と言う伝説者レジェンダーが何の罪も無い者をいきなり殺すと・・


彼は目的の為なら立ち塞がる者は容赦無く倒す、最早、狂戦士バーサーカーとなっていた。

次話は元の時代の戻り、第11章になります。


参照

https://www.younganimal.com/berserk/


三浦 建太郎先生のご冥福をお祈りいたします。 空銃からづつ

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