表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
武格者(ぶかくもの)   作者: 空銃(からづつ)
第二章 山根舞子の章
22/957

第二十二話 10cm

スリーピーなシープ


怒り、天元突破!

山根(やまね) 舞子(まいこ)は鬼と化した。


感情が抑え切れずに大粒の涙を流しながら闘う

悲しさなのか、怒りなのか、やるせなさなのか、最早、分からなかった。


ただ、目の前の敵を倒すのみ


一発、一発、ジャブが一閃すると男達の頭がパーンと吹っ飛ぶ!

まさに小型爆弾が爆発したかの様に10cm四方が炸裂する。

その瞬間、自分の頭の中でも音がする気がする。


残り三人になった所で、リーダー格の男が慌てて、何かを呼ぶ

空から黒い竜が降り立つ、そして、山根(やまね) 舞子(まいこ)に向かい威嚇する様に吠える。


しかし、素早く近付き、左に回り込んで、ボディブローが炸裂!

吠える竜の腹を捉える。

竜は吹っ飛び、岩に激突する。


そして、左右の二人をきっちり2発の10cmの爆弾ジャブで沈める。


リーダーの男が残ると膝まづき、待ってくれ、オレだ、俺だよ!っと言う

涙を流しながら、お兄ちゃんだよっと、戯言を言う瞬間にジャブが頭を打ち抜く!


終わったかに思えたが、しかし、流石は竜、まだ息が有る。


山根(やまね) 舞子(まいこ)は、竜に向かい、一歩出ると、意外な結果になる。


竜は素早く腹を見せて寝転がると、参りました。参りました。ご迷惑をお掛けしてすいません。と、泣きながら言う


ここで山根(やまね) 舞子(まいこ)は、我を取り戻し、一連の動作の竜に向かって言う。


テメェ、舐めてんのか?


黒竜は大粒の涙を流して言う、滅相も有りません。

男達には嫌々利用されていたんです。

何でもします。許してください。お願いです。と


山根(やまね) 舞子(まいこ)は改めて竜を見ると、思わず呟く、黒いリザー〇ンじゃねーか、しかも喋ってるし


敵意の無い竜を無視し、山根(やまね) 舞子(まいこ)はカニマイカンの元へいく

抱え上げ、二号の元へ足早に向かう


ザックンの元に戻ると、彼の生命の灯火は消えかけていた。


山根(やまね) 舞子(まいこ)は自分の力では助けれない事を悟り、天を仰いだ。


「すまぬ、二号、あーしの心の中で生きよ」と呟く。

まとめてUPします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ