第百九十七話 魔王との出会い
参照
サツマアゲン連邦の特使
ケロロ軍曹(南部鶴獣人)、コマさん(アラブ人)ドラミちゃん(柴犬獣人)、スヌーピー(サーバルキャト獣人)、タイガーマスクの林田 蒼楽
お魚
前回からの続き
山根 舞子達はフィギィアの話しで盛り上がりました。
その二日後の夜、林田 蒼楽達アマアマミン国に入国した、同じ魔王アーネサン管轄国なのでニシノンオモッテー国での入国状を見せると入国審査は免除された。
入国状にアママミン国のスタンプを押し年月日が記入された。
行動を共にする年配者達が違う角度から魔王様を見るべき!と言うので、取り敢えず食事をとって、探共に行く事になった。
道中、雑貨店でお菓子を¥1,000−分購入する。
近くの食堂が開いていたので、食事をとる事にする。
爺ちゃん‘Sが魚を食べたいそうなので、お魚セットなる物を五人前頼んで、お茶を飲んで待っていると、いきなり声を掛けられる。
こんな所で何やってんの?
林田 蒼楽
えっ?あっ!山根さんじゃ無いですか!
山根 舞子
相席させてもらうよ!
いつ以来だっけ?
そう言うと一号と一緒に座る。
林田 蒼楽
アキバでアーベン神に伸されて以来ですね・・
山根 舞子
うっ!・・思い出しちまった。
店主
ご来店ありがとうございます。
あの、ご注文、よろしいでしょうか?
山根 舞子
蒼楽達は何頼んだの?
林田 蒼楽
お魚セットです。
山根 舞子
じゃー、それ二つね!
店主
はい、有難う御座います。
急いでお作り致します、今暫く、お待ちくださいませ。
山根 舞子
話しも有るしさ、いつも通りでいいよ!
爺ちゃん‘Sが誰?状態で蒼楽をみる。
一号は特に気にしてはいない様だった。
林田 蒼楽
えっとね、こちらは山根さん、私と同じ伝説者でボクシングメインの武格者の方です。
爺ちゃん‘Sが自己紹介を始める。
林田様の配下で、サツマアゲン連邦、キリリンシマ国の武将でケロロ軍曹と申します、以後、お見知り置きを願いまする。
コマさん、ドラミちゃん、スヌーピーと続く。
山根 舞子
へー、配下がいるんだ、すげーな!
あーしは山根 舞子ってんだ、よろしくな!
一号、自己紹介しな。
一号
姉さんの一の子分カニマイカンです。
通称、技の1号です、よろしくです。
林田 蒼楽
初めまして、私は林田 蒼楽って言います。
サツマアゲン連邦でお世話になってて、外交交渉に来ました。
山根 舞子
〔いつから技の1号になったんだ?〕
ふーん、外交ねー。
で、何で爺さん達はキャラの名前?
ここで蒼楽はこれまでのお面の経緯を話す。
山根 舞子
ふーん、何故かキャラのお面があんだ、不思議だな?
林田 蒼楽
山根さん少しお聞きしたいことがあるんですが、魔王様の事について知ってる事を教えてくれませんか?
山根 舞子
ああ、良いぜ。
そう言うと一号に目配せをする、一号は小さく頷く。
山根 舞子
まず、魔王は二人いる。
で、その内、一人は女性だ!
林田達は予想外の情報に驚きをかくせないでいた。
スヌーピー
二人居るとは思ってもいなかった・・一人は女性?魔女王?いや、これだと魔女の王・・えっと
山根 舞子
そのうちの一人は遥か南の大陸に住んで居る。
ドラミちゃん
えっ?遥か南に大陸があるのですか?
そんな所までどうやって行けば良いのやら・・うーん。
林田 蒼楽
あの、やっぱり、魔王って強いんですか?
山根 舞子
女の魔王はあーしとほぼほぼ、同じ強さだな。
コマさん
そんな、伝説者と同等とは・・林田様クラスなのか?
これはどうしたモノか・・
山根 舞子
ただ、女の魔王には、明日、この国の大本営まで行けば会ってくれるぜ。
林田 蒼楽
魔王様の管轄領ってどこまでか知ってますか?
山根 舞子
キューシンズ大陸より南からオーキナーゼンの地全てだな。
ケロロ軍曹
大国ですな。
その女性の魔王様は領土拡大主義なのですか?
山根 舞子
気付いたらデカくなってたらしいぜ。
まあ、この魔王は味方になってくれるんじゃ無いかな。
明日、会ってみるんだな。
そこにお魚セット全員分が来る、飛び魚の塩焼きにアオブダイの刺身とアオサと島豆腐の味噌汁とほかほかのご飯に梅干しとゴーヤの漬物
山根 舞子
おっ、来た来た、早速、戴こうぜ!
手を合わせると山根と一号が食べ始める。
釣られる様に蒼楽達も食べ始めるのだった。




