第十七話 ラブストーリーは
突然に
ザックン
姉さんの腕を見込んでの話しなんですが、少し離れた沖にハマンヒガン島と言う島があるのですが
カニマイカン
えっ、ハマンヒガン島って!いくら姉でもっ!
山根 舞子
まぁ、話しを聞かせろよ、あーしには何の話しか、わかんねぇーしよ
ザックン
実はこの島に黒竜が住み付いていまして、近くを通る船は皆、この黒竜が起こすのか、嵐や高波、暴風雨に巻き込まれてしまい、半年前にも、離れていたにも関わらず、大型客船が大被害に会ってしまいました。
何とか原因究明だけでも出きればと言う所です。
山根 舞子
竜!どんな格好の竜?自分の知ってるのと同じかどうか気になるんじゃねー?
ザックン
全長は3m位で蛇の様に長い体です。
山根 舞子
3m?50mや100mじゃなくて?
ザックン
はい、3mです。が、姉さんは50mや100mの竜を知ってるんですか?マジっすか!
カニマイカン
ほえー、100mってマジ、パネェっす!
山根 舞子
いや、まぁ、あー、すまねぇー、話しがそれたな
3mの竜か、どんな感じなんだろうな?想像出来ねー
やっぱ、つえーのか?
ザックン
はい、度重なる被害に周辺諸国で連合軍を送ったのですが、近くまでは行くものの、上陸すら出来ずに、逃げかえってきて・・・
山根 舞子は、腕組みをして思案した。
3mの竜ってコモドドラゴンみたいな?やっぱり東洋の竜か?西洋風?
うーん、見てみないとわかんねぇーし、行くか!
よし、じゃー行くぞ、一号、二号、着いてきな!っと言うと二人は、はえっ!?と変な声を出した。
ザックン
今から行くんですか?自分も?
あの仕事とか色々あって、そのー
あっ、藤井 智美様の足留めとかも有ったりしたり・・・
山根 舞子
自分から話しをしといて来ねぇーってマジ言ってんの?
足留め何か誰でも出来んじゃねぇー?
二号、てめぇ、逃げようてのか!あん?
目力が入った瞬間にザックンは、「ハイ、すぐに用意を致します。」と、諦めた。
一号は戦った事、あんのか?と、聞くと、カニマイカンは農作物を狙う、カラスやウサギと闘いました。と、平たい胸を張る。
うーん、戦力外な、まぁ、わかっちゃいたけどな。
で、二号はどうよ?と聞く
ザックンは、頭をかきながら、手前味噌ですがオーキナーゼンの探共初のG10っす。と言う
山根 舞子は、G10?何それ、美味いの?先進国なんとかか?と聞くと、Tポイントカードのグレードで10段階に達した者の事らしい。
今年に入り藤井 智美もG10入りしたとの事で、オーキナーゼンでの登録は二人だけとのことだった。
あー、さっき、説明の途中でキレちまったからなぁ、短気は損気だなぁと言うと、周りの人達が、もの凄い勢いで愛想笑いをする。
溜まってきたのでまとめてUPします。
 




