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武格者(ぶかくもの)   作者: 空銃(からづつ)
第八章 武神再来
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第百四十五話 ¥1,980-

イライラ



キューシンズ大陸 フクンオカンの地 キタンキュウシン国


午前中、キタンキュウシン探共(たんきょう)内の幹部会議が行われていた。

差し障りの無い内容で有ったが、カッスンガーの目は鋭い。


理由は3つ有った。

1 いつまで経っても水崎(みずさき) (えい)が、戻らいイライラ

2 黒色教連合VSサツマアゲン連邦の戦火が広がり、巻き込まれたのでは?と言う心配

3 浮気してんじゃ無いの?と勝手に勘繰った考え


トヨアッキンやヨッスィーン、水崎(みずさき) (えい)達に初めて会った頃のキツい雰囲気と眼光になっていた。


会議が終わり間際にカッスンガーは一人の幹部に声を掛ける。


メグミンルンさん、少しは慣れましたか?疑問等が有れば、そのままにせず、早めに私や皆に聞いてくださいね。


メグミンルン

はい、有難う御座います。


カッスンガー

最後に皆さん、メグミンルンさんに声掛け等、よろしくお願いします。では解散!


メグミンルン

えっと、午前中はアレやって、コレやって・・あっ、アッチの件を確認しないと、ソッチは午後一(ごごいち)でやるとして、はぁー

〔眼力強かったなぁ、若くして探共長(たんきょうちょう)になっただけ有り、自他共に厳しそう・・美人だし、しかも伝説者(レジェンダー)の婚約者さんがいるって勝ち組じゃん〕

いやいや、他は他、まずは頑張らないと!

暖かく送り出してくれたシーベッツンの皆の思いに応えないと!けっぱれ、メグミンルン。


実際にはメグミンルンは頑張っていた。

いたのだが、シーベッツンとキタンキュウシンの人口差による仕事量にいっぱい、いっぱいだった。

それは経験して無い仕事量で有り、仕方が無い事であった。

初経験で現状がキツいのを見越した、カッスンガーの声掛けであった。


依頼の報告に来ていたトヨアッキンとヨッスィーンがベンチに座ってると、会議後の通り掛かりカッスンガーと目が合う。


トヨアッキンとヨッスィーン

あっ、チョリっす、チョリっす。


カッスンガー

あっ、良い事、思いついた!


トヨアッキン

えっ、何?嫌な予感しかしないんだけどw


ヨッスィーン

(えい)ちゃん、まだ帰って来ない感じ?

どっか、可愛い子見つけちゃた感じだったりしてw

マジ、受ける。


カッスンガー

受けねーよ!イラっとするなー、もう


トヨアッキン

また、ヨッスィーンがナチュラルに怒らせてるしw

で、カッスンガー、何か話しあるんじゃ無い?


カッスンガー

叡が中々戻らなくて、ストレス溜まってるから、面白い所、連れてってよ!


ヨッスィーン

たまには、パァーっと行っちゃう感じ?


カッスンガー

うん、ヨッスィーンの奢りでw


ヨッスィーン

いやー、冗談キツキツっしょ、自腹でよくない?


トヨアッキン

うん、良いんじゃ無い?中華、中華!

食放飲放(たべほうのみほう)1980!


カッスンガー&ヨッスィーン

トヨアッキン、マジ、中華大好き民w


トヨアッキン

うん、うん、中華料理最高っしょ!イチキュッパー!


カッスンガー

19:30で店先でどう?


ヨッスィーンとトヨアッキンは、OK(オケ)まる!と、OKマーク作って見せるのだった。

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