第百四十五話 ¥1,980-
イライラ
キューシンズ大陸 フクンオカンの地 キタンキュウシン国
午前中、キタンキュウシン探共内の幹部会議が行われていた。
差し障りの無い内容で有ったが、カッスンガーの目は鋭い。
理由は3つ有った。
1 いつまで経っても水崎 叡が、戻らいイライラ
2 黒色教連合VSサツマアゲン連邦の戦火が広がり、巻き込まれたのでは?と言う心配
3 浮気してんじゃ無いの?と勝手に勘繰った考え
トヨアッキンやヨッスィーン、水崎 叡達に初めて会った頃のキツい雰囲気と眼光になっていた。
会議が終わり間際にカッスンガーは一人の幹部に声を掛ける。
メグミンルンさん、少しは慣れましたか?疑問等が有れば、そのままにせず、早めに私や皆に聞いてくださいね。
メグミンルン
はい、有難う御座います。
カッスンガー
最後に皆さん、メグミンルンさんに声掛け等、よろしくお願いします。では解散!
メグミンルン
えっと、午前中はアレやって、コレやって・・あっ、アッチの件を確認しないと、ソッチは午後一でやるとして、はぁー
〔眼力強かったなぁ、若くして探共長になっただけ有り、自他共に厳しそう・・美人だし、しかも伝説者の婚約者さんがいるって勝ち組じゃん〕
いやいや、他は他、まずは頑張らないと!
暖かく送り出してくれたシーベッツンの皆の思いに応えないと!けっぱれ、メグミンルン。
実際にはメグミンルンは頑張っていた。
いたのだが、シーベッツンとキタンキュウシンの人口差による仕事量にいっぱい、いっぱいだった。
それは経験して無い仕事量で有り、仕方が無い事であった。
初経験で現状がキツいのを見越した、カッスンガーの声掛けであった。
依頼の報告に来ていたトヨアッキンとヨッスィーンがベンチに座ってると、会議後の通り掛かりカッスンガーと目が合う。
トヨアッキンとヨッスィーン
あっ、チョリっす、チョリっす。
カッスンガー
あっ、良い事、思いついた!
トヨアッキン
えっ、何?嫌な予感しかしないんだけどw
ヨッスィーン
叡ちゃん、まだ帰って来ない感じ?
どっか、可愛い子見つけちゃた感じだったりしてw
マジ、受ける。
カッスンガー
受けねーよ!イラっとするなー、もう
トヨアッキン
また、ヨッスィーンがナチュラルに怒らせてるしw
で、カッスンガー、何か話しあるんじゃ無い?
カッスンガー
叡が中々戻らなくて、ストレス溜まってるから、面白い所、連れてってよ!
ヨッスィーン
たまには、パァーっと行っちゃう感じ?
カッスンガー
うん、ヨッスィーンの奢りでw
ヨッスィーン
いやー、冗談キツキツっしょ、自腹でよくない?
トヨアッキン
うん、良いんじゃ無い?中華、中華!
食放飲放1980!
カッスンガー&ヨッスィーン
トヨアッキン、マジ、中華大好き民w
トヨアッキン
うん、うん、中華料理最高っしょ!イチキュッパー!
カッスンガー
19:30で店先でどう?
ヨッスィーンとトヨアッキンは、OKまる!と、OKマーク作って見せるのだった。




