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アイドルな男の娘!?  作者: 渡辺 結城
5/9

~1話の③~

~生徒会室にて~

「わわわ~~!!な、なんだ・・・??ここは?」

 今、僕たちは生徒会室についた。はずだが・・・・なぜかそこは異世界だった。ゴージャスそーなイス、ゴージャスそうなテーブル、ゴージャスそうな照明!!なぜか豪華だった。

「ここ・・・ほんとに生徒会室??」

「そ、そうですよ?生徒会長!わすれたんですか?」

「う、うん・・・」

 そうだった。僕は生徒会長だったんだ・・・。でも僕は生徒会のこと何も知らない。さぁこれからどうすればいいのだろう?どうやって聞こう?

「副会長!」

「何?」

「聞きたいことがあるのですが・・・」

 僕は決心した。正直に聞こうということを。

「何?改まって~?」

「あの・・・生徒会のこと忘れてしまったので教えてくれませんか??」

「え・・・?」

 副会長はポカーンと口を開けている。どうしよう・・・これからどう説明しよう・・・?

「えっと・・・」

 僕は、思いっきり走ったら、とまらなくなって、なんかものにぶつかって、記憶喪失になった。という嘘の話を副会長にした。副会長はそう簡単にわかってはくれないと思ったら、すんなりわかってくれた。

「ふむふむ・・・そういうこと・・・!」

「だから教えてほしいんです!!」

「うん、じゃあ私の自己紹介から、だよね?」

「はい!」

「えっと、私は咲原さきはら 実流みのる副会長をしています!そして、あなた、生徒会長の幼馴染です!」

「え・・・?」

 生徒会長と副会長が幼馴染なんて・・・知らなかった。幼馴染ということはあだ名とかで呼ばなくちゃいけないのかな?

「えと・・・あだなとかって・・あった?」

「うんと呼び捨てかな?」

「えええええ~~~!!!」

 実は僕は、しょうがい一度も女の子を名前で呼んだことがない。呼び捨ては僕にはハードルが高かった。

「苗字じゃあ・・・」

「だめっ!!」

 副会長は頬を膨らませている。こんな副会長見るのは初めてだ。そんな副会長も可愛い・・・じゃなくて、呼び捨てで呼ぶという最大の難所がきているというのに・・・何を考えているんだ!!僕は!!

「えっと・・・実流・・・ちゃ」

「だめ~!!ちゃんと!実流!!」

「てかなんでそんなにこだわるの?苗字に・・・?」

「えっとそれは・・・・」

 なぜか副会長は顔を赤くしている。いけないことを言ったのだろうか??

「はじめて・・・私を名前で呼んでくれた子だから・・・生徒会長は・・・」

「へぇ・・・」

「あれは・・・小学三年生のころ・・・・」

 私はもともとこんなかんじで、まじめちゃんだった。いいことはいい、悪いことは注意をする子だった。自分ではいいと思ってやっているのになぜかみんなにぶーぶーいわれたりした。まじめすぎていやだとか、きっちりしすぎだとかいわれてた。

そんなときに生徒会長は転校してきた。生徒会長はいい子だった。みんなに優しくて、まさに人気者!!って感じだった。

そんなある日・・・男子が掃除をサボっていることに気づき、いつものとおり注意した。そしたらいつものとおりぶーぶーいわれた。あぁ、またか・・・とおもったら、

「やめなさい!!」

という大きな声が聞こえた。その声は生徒会長だった。生徒会長は私に向かってぶーぶー言わず、私と同じように一緒に叱ってくれた。嬉しかった。

「ありがとう!実流ちゃん!!私も注意したかったから・・・!さきにいってくれてありがとう!すんなり言葉が出たよ~!」

と生徒会長に言われた。しかも、苗字じゃなくて名前で実流ちゃんといわれた!私はずっと苗字で呼ばれたことしかなかったので嬉しかった。

「で・・・そこから私と生徒会長が仲良くなったのよ」

「へぇ・・」

 副会長にこんな過去があったなんて・・・。


いきなり副会長の過去の話語り始めちゃいましたねw話がそれてしまった・・・。すいませんでしたー!

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