最終羽:転生したら森林部族
“三国同盟締結”及び“魔穴決戦勝利”周年記念 晩餐会
元々は質実剛健で質素な生活を好む風習があるフランケンの街だが、この日ばかりは贅沢と豪華さをふんだんに盛り込んだ宴を用意し、各国の首脳陣を盛大に楽しませていた。
この日の為に大商人レイアが大陸各地から取り寄せた食材をふんだんに使った豪華な料理が卓に並び、珍しい酒類も各国の要人たちの舌を唸らせていた。その中には大森林でしか採れない食材も多く並び、怖いもの見たさで美食家たちは奇妙な珍味に手を伸ばす。
生演奏に合わせて各国の音楽が奏でられ踊り子たちが歌い踊り場を艶やか飾る。立食形式の会場各地では自然と人の輪が出来ており、挨拶と交流を深めいつもの平時を忘れ今宵だけはこの平和な時を祝う。
「ネロ殿下、ご機嫌麗しゅう御座います」
各国の来賓にひと通りの挨拶廻りを終えたベール王国の女王マデレーンは、帝国側の今回の代表である皇太子ネロの所に挨拶に伺う。
「マデレーン女王陛下、こちらこそ本日はお招き頂きありがとうございます。本来なら兄である皇帝自ら今回の式典に参加しなければならなかったのですが、公務の為に代理で私が参加となりました事を改めてお詫び申し上げます」
国順位的には両国は対等であるが、ネロは女性であり女王となったマデレーンを立てて礼の姿勢をとる。
「わざわざありがとうございます、ネロ殿下。でも式典が終わり、今は懇親の場ですから前みたいな話し方で大丈夫ですわ」
マデレーンはニコリと笑みを浮かべて片目を瞑りネロに合図をする。
「それもそうですね、マデレーン様・・・それに“聖騎士”ヘルマンにレオンハルト・・・公爵か、今は」
ネロはマデレーンの後ろに控えている顔見知りの騎士を見つけ、顔を喜びで綻ばせる。
「ネロ殿下、オレも前みたいに呼び捨てで大丈夫です」
「ああ、そうさせてもらう、レオンハルト逞しくなったな」
そう言いながらレオンハルトと熱い握手を交わす。
大陸最大の軍事国家ヴェルネア帝国の皇太弟で常勝将軍の地位にありながらもネロは気さくな男だ。城下でも身分を隠そうともせずに下町の酒場に出入りし、初めて外交団とし帝都を訪れたマデレーンやヘルマンたちを寛大に持て成した事も、彼の飾らない気質そのものであった。
「ネロ将軍、先日の帝国の南部の海戦でもその活躍を聞いております」
ヘルマンも異国の将軍との再会を祝いその功績を讃える。
ネロにとって帝都や大森林で共に魔獣の群れと戦った騎士ヘルマンは仲間であり、お互いにその腕を認め合う良き好敵手であった。また歳の離れたレオンハルト公爵が近隣の都市国家を平定する快進撃の武勇伝は、遠く帝国まで伝わっておりその成長が楽しみな弟の様な存在であった。
かつては国境を接する敵国同士。今は三国同盟により友好的な関係を結んでいるが、それも束の間の平穏かもしれない。だが、互いに認め合う好敵手や目標が異国にいるという事は、自分自身でも気付かない励みにもなっていた。
ネロ皇太弟、マデレーン女王、聖騎士ヘルマン、レオンハルトの四人は久しぶりの再会を祝い歓談に花を咲かせる。
そんな中、会場の中央でひと際大きな歓声が上がる。見ると大森林の新しい女大族長である『白猫王』が、部下と共に祝いの品を運び入場して来たのである。見事な細工の施された珍しい工芸品、装飾品、そして何より巨大な獣のはく製を見て会場中から更に歓声が上がる
「おー!あれは!まさか魔獣のはく製では!?」
それらは全て、この大陸中の貴族や大商人たちが喉から手が出るほど欲する貴重な魔獣品の数々だ。
魔獣の角や骨は万病や長寿に効くと言われ、その宝石のように輝く眼球や甲羅の結晶は、王族ですら身に着けることが出来ない宝石となる。また、その硬骨や爪は金属と混ぜて鍛えることにより、高硬度の騎士達の最高の武具となる。
「相変わらず彼らは派手な登場をしますね。『獅子姫』様たちが初めてベール王宮に来た時の事を思い出します」
ベール王国の騎士ヘルマンはその様子を見つめ、森の民が王都を訪れた時の事を思い出す。
蛮族と忌み恐れられていた彼らが森を出て、毛皮や爪牙の装飾品に身を包んだまま伝統あるベール王宮を訪れた時、当初貴族たちは蔑み鼻で笑っていた。だが、彼らの持つ魔獣の稀少品や巧みな外交術を目のあたりにし、その考えを改め当時は友好条約を結んものだった。
そんな中、ヘルマンが何より印象的だったのか彼ら森の民の人柄であった。
最低限の穀物食料だけを望み、決して欲張らず利権に囚われない。また一度友好的な関係を結んだなら、自分たちの命も顧みず守り共に戦ってくれた。
ヘルマンにとって・・・いや、今となってはベール王国や各国にとって一騎当千の森の民は無視できない、居なくてはならない存在となっていた。
「おお、相変わらず森の民の奴らは派手に登場してくれるな。お蔭で私の持ってきた祝いの品がまるで目立たなくなってしまったではないか」
そんな時、ヘルマンやネロたちの背後からそんなボヤキが聞こえてきた。
イスラマ皇国の最高権力者である教皇マリオが祝いの酒を飲みながら、森の民の賑やかな光景を眺めていた。
「これはマリオ猊下、本日は教皇自らのご参加誠にありがとうございます」
マデレーンは瞬時に猫を被り、開催国の女王として歓迎の言葉を改めて送る。マリオも各国の繁栄と平和を願い言葉を重ねる。
そんな和やかな雰囲気の中でも騎士ヘルマンと皇太弟ネロはマリオに対する警戒を解かないでいた。
(教皇マリオという男・・・武人としてもかなり出来る・・・)
それはヘルマンやネロが以前から抱いていた共通の見識であった。
元々は軍略家としてマリオは近隣諸国にその名が知られていた。本人が剣を振るったのを直接は見た事はないが、自分たちにこの距離まで気配を察知させずに近づいて来た事は常人には不可能な事だ。
「マデレーン女王陛下、私もこのフランケンの街には前々から興味があったので、この目で見る事ができ嬉しく思います・・・ネロ将軍も“聖騎士”ヘルマン、そんなに私の事を警戒しなくても大丈夫だ」
やはりこの男はただ者ではない。そしてイスラマ皇国・・・いやこの教皇マリオという男の底は図る事が生半可でないだろう。そういう意味ではアノ男にも似ている。
ネロとヘルマンは非礼を詫び警戒を解く。
「では、お詫びとして、こちらの帝国産の葡萄酒を皆さんで空けましょう」
ネロは機転を利かし、自国から持参した名産の特上酒を空け振る舞う。
「おお、これは・・・」
帝国は大陸でも随一の葡萄酒の名産地である。三大国家の代表は今回の記念式典と晩餐会の成功を祝い盃を重ねる。
「それにしても・・・アノ男がいないようだが?」
美酒に気分を良くしたマリオだが、一瞬鋭い目付きに戻り広い会場を見入る。
「アノ男か・・・そうだな・・・あちらの森の民の中にもいないようだな」
ネロも大森林の集団の方を眺めならがそう答える。
「おかしいですね・・・今回の招待状はちゃんと送って届いていたという報告でしたが・・・」
主催者側であるマデレーン女王は今回の式典の影の主役であるアノ男がまだ登場していない事を指摘され、少し焦りを見せる。
「と、止まれ!何者だ!?」
そんな時、晩餐会の正門の方から何やら騒々しい声が聞こえて来る。どうやら門を固める警備兵と何者かが揉めている様な様子である。各国の首脳陣が集まる為に警備体制は万全であり、警備兵を始めベール近衛騎士団や森の戦士団まで配置している。
だが、その騒ぎは収まるどころか徐々にこちらの会場へ近づいて来ており、会場内も静まり返り緊張感が走る。ここは三大国家の首脳陣及び貴族たちの集まる場である。国家の転覆や“魔”の残党軍が強襲して来た可能性も有り得る。
会場内の警備兵や騎士たちは帯剣に手を当て入口を警戒する。
(一体何者が・・・)
会場内の誰もがそう思ったその時、バタンとその扉が勢いよく開く。
「おお、どうやらここ会場らしいぞ、“だーりん”!」
「会場って・・・“お待ちください”って言っていた警備の人たちを吹き飛ばしたら進んだらダメだよ『獅子姫』ちゃん・・・」
「見て、美味しそうな食べ物があんなにも沢山ある」
「この街の一応領主なのに、警備兵にさえ顔が知られていなかった“だーりん”の存在感って一体何のだ」
「あら、皆様御機嫌ようでございます」
制止する門兵を吹き飛ばし、会場内に強引に入って来たのは男女五人であった。
「あれは我らが『獅子姫』様に精霊大神官『清い水』様ではありませんか!」
「おお、まさしく!」
大森林の戦士たちはその五人の集団の先頭に立つ派手な格好の女戦士と、神官着の若き大神官の姿を見つけ歓声を上げる。
「聖女エレナ様と皇女妹セリーナ様も居られるぞ!」
皇国の騎士たちは五人の中に二人の皇国人の姿を見つけ歓喜する。
「あれは、まさしく我が最愛の妹セリーナではないか!それにしても“ダーリン”とは何という呼ばせ方をしているんだ、あの男は・・・」
皇国の教皇マリオは集団の中に実妹の姿を見つけ喜ぶと共に、拳を握りプルプルと肩を震わせる怒りを抑えようとしている。後ろにいる秘書騎士が抑えていなければ、直ぐにも抜剣して『魔獣喰い』マジウスに斬りかかる勢いだ。
突然の来訪者に晩餐会の参加者はその周りに殺到し、この大陸を救った英雄たちの姿をまぶたに焼き付けようとする。
「おお、姉上に『岩の矛』や戦士の者ども久しぶりだの。これだけ揃っていたのなら都合がよい。“ないすたいみんぐ”というやつだな」
『獅子姫』は実姉『白猫王』や森の民を見つけニヤリと笑みを浮かべる。
その小悪魔的な笑みは相変わらずで、一児の母となった今も肢体はスラリと伸び無駄な筋肉や脂肪は付いていない。出産直後は母乳の為に大きくなっていた胸も、今は元のサイズに戻っていたのが本人の密かな悩みだ。
「マリオ兄様、ご無沙汰なのだ。兄様の力を是非とも“だーりん”に貸して欲しいのだ」
セリーナは実兄であるマリオにペコリと挨拶をして、上目づかいで懇願する。あれから数年の歳月が経ち、彼女も少女から女性へと成長していた。身長や胸は相変わらず寂しいが、それでも全体的に落ち着いた雰囲気になっており、マリオにとってそれは嬉しい事でもあり寂しい事でもあった。
一方で“聖女”エレナは熱狂的な皇国貴族の信者に囲まれ、その者たちに加護を授けている。勿論その手には布に隠された巨大な“鉄塊”とも見える大剣がある。
「この料理・・・美味しいわ」
入口から少し離れた所にある料理卓で一人呟く。
それは名誉ある精霊大神官となった『清い水』であった。彼女は口の中に溢れんばかりにご馳走を頬張り、その無表情な顔を綻ばせていた。入口を囲っていた達人ですら気付かせない瞬時の行動だった。
そんな彼女は双子を出産した後にその胸は更に大きく成長し、それを補うかの様に更に両手一杯に料理を抱え込み食べ始める。
「ちょっとマジウス・・・じゃなくて“だーりん”、せっかく連絡したのに式典にも参加しないで何処に行っていたの!?」
開催国の女王であるマデレーンは口を膨らませ、自分の夫である『魔獣喰い』マジウスに詰め寄る。
森の民では実力のある戦士は多数の妻を娶る事は珍しくない。この『魔獣喰い』に関して言えば、女性陣の秘密協定により不思議な一夫多妻生活を送っているのであった。
・・・“だーりん”と呼ばせているのは夫の趣味である。
「マデレーンちゃん、会えて良かったよ。ベール王都に行ったら、皆でこのフランケンの街に居るって聞いて飛んで来たんだ・・・式典?・・・そう言えばそんな連絡もあった様な気がする・・・」
今更会場の重々しい雰囲気に今さら気付き、『魔獣喰い』は言葉を詰まらせる。
「それよりマジウス、先ほどは“急用”という事でしたが、何かあったのですか?」
この場の空気を察知し、話を進める為に騎士ヘルマンは『魔獣喰い』マジウスに問い掛ける。
「ああ、そうだった・・・それが大変な事になったんだ!少し前に“魔”の瘴気を辿って陸続きの“隣の大陸”まで行っていたんだけど、その大陸を統一していた“超帝国”の王が“魔”の影響を受けていたみたいで、大軍勢を率いてこっちの大陸の国々を滅ぼそうと大侵略を始めたんだ!」
その報告を聞き、会場にいた貴族たちは驚愕する。
「あの、超帝国がまさか侵攻して来るとは・・・」
「ああ、我が国もお終いだ・・・」
先ほどの再会の喜びから一転、顔を真っ青に染め、口々に絶望の言葉を並べる。
それもそのはず、隣りの大陸を統一した“超帝国”の国力と軍事力は、こちらの大陸の全ての国家の力を集結したとしても、それを遥かに上回る強大な超国家なのである。
長い歴史の間、決して双方の大陸が交わる事が無かったのは、皮肉にも大森林と“魔”の抑止力があったからだという。
「何とか最大権力者である“超王”の元に辿り着いて、憑りついた“魔”を浄化出来れば軍勢も引き返してくれると思うんだけど・・・でも、その周囲を警護する“魔道騎士団”というのが半端なく手強くて近づくことも出来なかった。そこで皆に助けを求めに戻って来たんだ」
「ふん、あの時は、私は産後で万全の身体ではなかったからの・・・今なら負けぬ!」
本調子ではなかったとはいえ、今や大陸屈指の剣士である『獅子姫』を返り討ちにするとは、一体どれ程の強さを持った騎士団なのだろうか・・・その事実に会場の騎士たちも驚愕する。
だが、その報告に密かに喜ぶ者たちもいた。
「『獅子姫』を返り討ちにするとはかなりの強者ですね・・・マデレーン女王陛下、ベール王国も全軍勢を召集して超帝国を迎え撃ちましょう。レオンハルト、私たちはマジウスたちと一緒に敵本陣に乗り乗り込み、その魔道騎士団とやらの相手をしましょう」
ヘルマンは突然の嬉しい強敵の出現に、口元の端を吊り上げニヤリと不気味な笑みを浮かべる。レオンハルトは知っている・・・“聖騎士”と世間では呼ばれているこの騎士が、実は“狂戦士”としての強者を求める一面が隠し持っている事を。
「ドルトン、聞いていたか?至急、帝都に早馬を出して、皇帝陛下とアベル将軍に軍を召集するように連絡だ。それと師匠も聞いていましたね、隣りの大陸には珍しく美味な酒が溢れる泉があるという噂です」
帝国の皇太弟ネロは腹心に指示を出し、帝国としての強硬な姿勢で対抗する事を示す。その側で酒で気持ち良く酔い潰れていたはずの女槍使いヘリヤも、世にも珍しい“酒の泉”の話にピクリと反応し起き上がる。
「ベール、ヴェルネアの両国の皆様、今回の事は大陸史上前例の無い大事件である。ここは我が皇国を加えた三大国家による連合軍を編成し、かの超帝国に立ち向かいましょうぞ!我が妹セリーナよ、まさか相手方の何も情報も得ずに、おめおめと帰って来た訳ではあるまいな?早速この場で合同の戦略会議を開くぞ!」
こちらの大陸最大国家の教皇マリオの頼もしいその声に、それまで沈んでいた会場内から割れんばかりの歓声が上がる。“殲滅教皇”の呼び名で敵に回すと恐ろしい男だが、味方となればこれ程頼もしい策略家はいない。
マリオとセリーナを中心に各国の参謀たちは早くも軍議を始める。
「聞いたか、『白狼の尾』に『岩の矛』よ・・・私は育児があるので森の大村に帰るか・・・後はお前たちに任せたぞ・・・もちろん戦士団には出陣の号令はかけておく」
森の民の大族長となった『白猫王』はやれやれと面倒臭そうに二人の腹心に指示を出す。大国に比べて森の戦士団の数は決して多くは無い・・・だが、その全員が全て腕利きの戦士であり少数精鋭の部族である。これほど頼もしい援軍はなく、またもや会場中から大歓声が上がる。
「『魔獣喰い』、お前といると本当に退屈しなくていいな・・・それでも勝算はあるのか?」
『岩の矛』は幼馴染みである男に問い掛ける。
「勝算か・・・“魔道騎士団”は不思議な魔術を使い、森の民並の身体能力を持って手ごわい相手だ。でも・・・」
(でも・・・)
『魔獣喰い』は言葉を途中で止め、会場の中いる騎士や戦士たちを見つめる。
“森の中で共に獣や魔獣と戦い生き抜いてきた同族の戦士たち”
“下界流の剣技や槍技を極め、高い身体能力の森の民と互角にやりあう騎士たち”
“知恵と軍略を武器に大軍相手に一歩も引かない軍師家”
“この場にいない森の戦士や、追われる身になっても影ながら戦う『風』と仲間たち”
そんな彼らと戦場で敵として会い見え刃を交えた事もあった。だが彼らの表情はこの過酷な世界を生き抜こうと必死であり生命が輝いていた。
(でも、大丈夫だ・・・)
そんな彼らを見ていると、今回も成功に終わるという自信が確信へと変わる。
「さあ、みんな行こう!!」
その掛け声と共に時代はまた動き出す。
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現代日本を平凡に生きていた中学生がある日突然、通学自転車ごと異世界に転移した。異世界からの“特異点”として来てしまった彼は、“森徒”と呼ばれる全知全能な赤子と精神と肉体を交換されてしまう。
そして気付くとそこは“剣と弓”“魔獣と精霊”“王国と異民族”など心踊る憧れのファンタジー世界だった。
だが彼が赤子としていた場所は、原始的な生活満載な森林部族の小さな村であった。
毛皮をなめして着込み、毎日、獣や飢餓に怯えながら狩猟や水汲み木の実採取しながら毎日必死で生きていた。
狩りの為にどんな日でも一日たりとも弓矢の鍛錬を欠かさず、手の豆が潰れてされに豆が出来るまで木剣を毎日振るった。
早く大きくなって文明溢れる『街』に行き、金属鎧や羽毛布団のある生活に憧れていた。
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でも、今の自分には・・・もうそんな憧れや夢は必要ない・・・
転生したら森林部族だった
『魔獣喰い』マジウス
それが今のオレの真の名だ。
【完】
これにて完結なります。
読みにくい文章で誤字脱字だらけでしたが、最後までお付き合い頂きありがとうございました。
ハーーナ殿下




