95羽:決戦の場へ
「一体いつの間に・・・・」
朝日が昇り、もぬけの殻となった皇国軍の陣が明るく照らされる
ついさっきまで夜営をした跡がそこらじゅう見える
駆け付けたグラニス軍の幹部騎士たちは、実際にその光景を目の前にして茫然としていた
何しろ兵力的にも圧倒的に勝っていた敵軍が退却したのだ
周囲の山林部などに兵士を送り探索警戒はしていたが、敵はこの場を放棄していたのは間違いないようだ
追跡が得意な斥候隊によると、皇国軍の足跡は街道を進み北の方に向かっているという
「北か・・・」
誰かが呟く
(北はまずい)
総大将であるレオンハルトも心の中で苦悩する
ここから北にしばらく行くと、イスラマ神聖皇国軍の皇帝本隊と、ベール王国本軍が相対している谷間の戦場がある
もしもそこに、挟撃をするようにあのマリオ法皇子が率いた軍団が合流したなら、守る側のベール王国軍は一気に劣勢に陥る
その戦場を抜かれたら、ベール王都までは目と鼻の先の距離になってしまう
グラニス軍で緊急軍議が始まる
この場に残りここを守るか?
もしくは北に行きマリオ軍を追撃するか?
・・・・結果は直ぐに出た
この場に留まりこのグラニス領を死守したとしても、王都が落とされてしまったら戦の勝敗は決まってしまう
王都を落とした皇国軍はあっという間にベール系列の公爵、侯爵、伯爵領などを攻め滅ぼし、ベール王国の名はこの大陸の地図から消えてしまうだろう
「こちらもすぐに追撃をして、逆にこちらが挟撃の形で王国軍と合流しよう」
まだ戦の初日が終わっただけという事もあり、グラニス軍は体力的にもまだまだ余裕がある
また、倍以上の兵力差があったのにも関わらず、皇国軍を撤退させた自信もあったのだろう
その士気も高い
とりあえずは、ここに残る別働部隊と敵を追撃する部隊に分けて編成を行う
(この戦に勝てるかどうか分からない・・・・)
だが勝った後に、この戦で活躍した者や家には恩賞が与えられる
それは金銭であったり宝物であったり、領地や爵位だったりする
長年にわたり、近隣諸国との戦の最前線に立ち活躍してきた当グラニス家が、未だ伯爵家止まりであったのには色々と訳があった
しかし、今回の王国の存亡を掛けた戦で手柄を立てたなら、間違いない上を目指せるというものだ
それはグラニス家に仕えてきた家臣にとって、長年切望してきた事であり夢でもあった
(この戦で手柄を立てレオンハルト様を上の爵位へ。そしてあわよくば自分達も上へ)
そんな思いも交差して、グラニス軍は高い士気のまま北へ向かい行軍する
一方、森の戦士達はそれより一足先に、この地を出発していた
装備や食料などを各自が持ち、鈍重な補給部隊を持たない身軽な森の戦士団は朝日と共に素早く北へ向かう
目的はグラニス軍と同じく、北に向かったマリオ軍の追撃である
グラニス軍との連絡係りや貸し出している斥候隊などを除き、殆どの戦士達が参加していた
そんな中、北に向かうその一団の中で、思惑を巡らせていた者がいた
(おかしい・・・・何故マリオ兄は撤退などしたのだ・・・兄様の力を持ってすれば、ここでグラニス軍を殲滅してから、北にいるベール王国軍を挟撃しても遅くはないはずなのに・・・・)
研究軍師である少女セリーナは兄であり、敵の司令官でもあるイスラマ神聖皇国マリオ法皇子の考えが読めずに困惑していた
相手の考えが読めない内に行動を起こすのは危険が大きい
(空の陣地を調べた結果、皇国軍は明らかに最初から撤退を前提にこの戦の準備をしていたのが分かった。あの兵数なら撤退先も直ぐにバレルと分かっていただろう・・・・そう、まるで自分たちの後を追いかけて欲しいかのような一連の行動だ・・・・)
軍議に参加していたセリーナは悩んで追撃の結論を出した
危険はあるかもしれない
しかし、今は敢えて敵の策に乗るのが善策と思い指示を出していた
森の戦士達は大きな街道を避け、数年前から作成していたこの近辺の地図と道に詳しい斥候隊の案内も元、裏道や林道をひたすら進んでいた
敵のもくろみは分からないが、マリオ軍の数時間の先行の差なら、森の戦士達が先に北の戦場に到達する事もできる
智謀者マリオを相手に、その裏をかくために懸命に走り抜ける森の戦士達
(いざとなったら、直接聞くしかないのだ)
見の軽い研究軍師セリーナも皆の後を遅れないように着いて行きながら、頭をフル回転させ智略を張り巡らせていたのであった
☆
「ハッ!」
その騎上から槍先が繰り出される度に、敵兵である皇国兵が次々と倒れていく
「第二小隊はもっと右から回り込んで挟め!歩兵中隊はそのまま押し切るのだ!」
その騎兵は指揮官なのか他の者より派手な装飾を身にまとい、戦いながら部下たちに的確な指示を出している
敵味方入り乱れる戦場の中でも、その凛とした声は何故かよく通り味方を鼓舞する
逆にこの戦場では敵兵である皇国兵がその声聞き、姿を見るだけで神に祈り恐れのくという
「お主が噂の『孔雀騎士』シシリーナとやらか!?前任者共はこんな小娘に殺られて情けないわ。我が大剣のサビにしてくれる!」
その槍を持った少女の目の前に、皇国軍の分厚い金属鎧を身にまとい、体も倍以上の大きさもある指揮官の重装騎士が現れる
「孔雀とは随分ひどい呼び名じゃの。まあ、この派手ななりでは仕方がないのう」
そう言い、比較的軽装なベール騎士の鎧を、自分用に七色の派手な鳥の大羽で装飾しているのを見直す
「減らず口を!」
その重装騎士は軍馬を加速させ、馬鎧を着けた馬ごと体当たりするつもりで大剣と振りかざして突進して来る
しかし、その派手な女騎兵は巧みな操馬術で渾身の体当たりはクルリと避ける
「逃げ回るだけとは『孔雀騎士』とやらも噂程ではないない。よく見れば中々の上玉ではないか。運よく次の一撃を受けて生きていたら、オレ様の慰めモノにでもしてやる」
そう言い醜く笑みを浮かべる重装騎士
しかし、馬を走らせようと馬の手綱を引こうとするが自分の左手が動かない
(ん?どうした事だ・・・声も出ないぞ・・・アレ?)
そう思ったのが最期だった
その重装騎士は自分の心の臓が先ほどのすれ違いの時に、一瞬で刺し抜かれていた事に気付き絶命する
武勇で名を馳せた指揮官が一騎打ちで敗れる混乱する皇国軍
「ふん、手応えのない奴め。皆の者、敵の司令官は倒したぞ。一気に押し込め!」
そう部下に指示を出し、その女騎兵は敵を追撃する為に馬を走らせる
「『獅子姫』様、あまり無理はなさないでください。いくら姫様と言えども、大勢の敵兵に囲まれては危険です」
その女騎兵の後ろを守るように、いつの間にか着いて来ていた護衛の戦士は、周囲を警戒しながら小声で注意してくる
「私の今の下界名はシシリーナだぞ。しかも敵である皇国兵からは失礼なことに『孔雀騎士』と忌み呼ばれているらしい」
大森林の大族長の娘であり稀代の剣士である『獅子姫』は、いたずらっぽく笑い影の様に付き添う戦士に答える
「大丈夫だ、これぐらいの相手では私はやられんよ。そう言えば聞いたか?何でも中部では『魔獣喰い』達もレオンハルト坊やスザンナ達と一緒に別の皇国軍とぶつかるという・・・・私もあいつらには負けてられんからの・・・」
そう言い獅子姫はニヤリと小悪魔風な笑みを浮かべ、護衛を置いていくように馬を進める
(それにしても、ここの谷間の戦線がこう着状態だと埒があかないな。他の戦場も同じように停滞しているというし)
こう着状態が続けば被害を受けるのは弱い民たちだ
こうして各個撃破をしてこちらも局地的な勝利を得てはいるが、大局を見れば攻められているベール王国側が圧倒的に不利だ
最初は兵糧攻めを狙い敵国の補給線を分断していたが、最近では敵も補給隊の警備も増強し、しかも戦後の後先も考えずにドンドン本国から前線に物資を送って来る
(この戦況を打破する戦力があれば・・・)
そんな時、今は南で仲間達と戦っているだろう影の薄い青年の顔が思い浮かんでくる
こんな所まで飛んで来るはずもない青年に自分は頼っていた事に気付き、獅子姫は苦笑いを浮かべる
☆
話しを少し遡りまとめてみる
突如侵攻をして来たイスラマ神聖皇国軍は、部隊を何個かに分けて目標であるベール王都を目指し進軍していた
皇国軍は途中の砦や村々を落とし、目を覆いたくなるような略奪行為をしながら当初は順調に進んでいた
しかし、戦の途中からベール王国軍がとった策がある
皇国軍の進む経路上の住民を避難させ、持って行けない食料や農作物を焼き払う『焦土作戦』をとったのだ
更に敵の補給線を奇襲する戦術により、大軍である皇国本軍の進軍を遅くさせる事に成功していた
それでも、大軍である皇国本軍は補給線を強化し、本国で強制的に徴収した物資を無視やり前線に送る力技に出て対抗する
数の上で広い戦線で受け止める術がないベール軍は、後退しながら戦線を縮小し守りやすい場所でその攻撃を受け止めていた
そして、そのまましばらく間はお互いに一進一退の停滞の戦況となる
☆
そんな中、とある戦場で動きがあった
獅子姫たちが死守する谷から少し離れた高原
昨日まで、他の戦場と同じようにこう着状態だったこの前線で異変が起きていた
「退けぇ!退くんだ!」
ベール王国軍の第五軍を指揮する騎士は、まさに絶叫に近い声で部下に退却の指示をだしていた
(一体何でまたこんな事に・・・)
自分に与えられた命令はこの戦線を耐える事で維持し、更に北からの反撃の時間を稼ぐのが任務であった
突出した能力はないが、こういった地味で泥臭い任務は自分とその部下は得意とするところだった
皇国軍が突如侵攻して来た時には、以前の自分の持ち場である砦は結果として攻め落とされてしまった
だが、あの時ですら最後まで抵抗し、敵の侵攻を少しでも遅らせ時間を稼ぐ事に成功していた
そんなオレと部下だったが、奇跡的に脱出穴を使い命からがら山奥経由でこのベール王国まで逃げて来て、今はリベンジの最中だった
そんな守備隊長の騎士も昨日まではその任務を無難にこなし、今日もベール王国第5軍を率いて皇国軍と対峙していた
(この戦場で手柄を上げて、前半のケチを飛ばしてやる)
そう思い彼は奮起していた
しかし、今日の敵軍はひと味違っていた
こちらが地形を利用して防御している個所に、一騎の黒い鎧の騎士を先頭に敵軍が突撃して来たのだ
ここは地形上、大軍であっても細く陣形を組み進まなくていけない箇所で、守るには易しく攻めるには難しい天然の場所だった
数日前にも同じように突撃して来た皇国の騎兵隊がいたが、こちらは長弓隊の連射で返り討ちにしてやった
そして、今日も同じように皇国軍のヤツ等を皆殺しにしてやるつもりだった
「皇国の奴らに矢のプレゼントをたんまりしてやれ!」
指揮官の声の元、長弓の矢が雨のように敵に降り注ぐ
しかし、戦闘を走る黒い騎兵は矢が何本刺されども、その突進を止める事無く突き進んでくる
(鎧と盾が頑丈なのか?)
しつこくその体がハリネズミのようになるまで矢を射る
(明らかにおかしい・・・・何本も矢が鎧を貫通して肉片に食い込んでいるのに、まるで何事もなかったように突っ込んで来る!)
こちらの守備兵はその光景に恐怖した
そしてこちらの守備隊にまでその黒騎士は到達し、何と一騎でその前衛陣を突破したのだ
勿論こちらも必死で反撃したが、そのどす黒い鎧と盾をまとった重騎士の持つ大戟と大盾によって味方の兵は蹂躙されてしまった
後は、敵の後続部隊もその流れに乗り突破してきて、こちらの守備陣は崩壊
散り散りに逃げている最中だった
そして、逃げながらその守備隊長の騎士は信じられない光景を目にした
敵軍の後方に皇大旗が上がっていたのだ
(あの紋章は確かイスラマ神聖皇帝の模様だ・・・・つまり皇帝がいる本隊自らがこの陣を抜きに来ていたのか?!)
まさかこんな辺境に皇帝本隊が進軍して来るとは思っていなかった
残念ながらこの前線も後退しなければならない
(次が抜かれたらもう王都だ)
散り散りに撤退する味方の表情はそんな悲壮感が漂っていた
☆
ベール王都を防衛する戦線に動きがあった
一番の難所と言われ、そこからの突破は諦めるが妥当と言われていた南周りの高原の谷が皇国軍の皇帝直属師団に突破されたのだ
更にタイミングの悪い事に、そこに合流した敵の部隊の姿もあった
イスラマ神聖皇国法皇子マリオ率いる一団であった
皇帝直属軍とマリオ軍
その合流した兵力があれば、それだけで王都の固い守りを抜く可能性もある大軍団だ
しかし、敵の皇帝が前線に出てきたのは好都合だ
守るベール王国軍も急ぎ各地から部隊を回し決戦の準備をする
(決戦の時は近い・・・)
誰もがそう感じていた
その様子を遥か遠くの林の中から見ていた男達がいた
マリオ軍を追いかけてきた『魔獣喰い』を始めとする森の戦士団と、グラニス軍の先方隊である
その軍団が集まる光景を見るその瞳には、何故か迷いもあるように見える
ベール王国歴417年の初冬の季節
イスラマ神聖皇国の突然の侵攻で始まったこの戦いも、いよいよ最後の局面を迎えようとしていた・・・
この章は登場人物がいつもより多いので簡単な人物紹介も行います
【森の戦士団】
魔獣喰い:(下界名:マジウス)
主人公?17歳で森林弓兵の小隊長。他人の見えない何かを感じたり見たりすることができる。新たな転生者の出現に、維新復活のために張り切る。マリオを追いかけて決戦の地に到着した
研究軍師セリーナ:
下界人で森に住む女の子天才軍師。実はイスラマ神聖皇国の皇女。グラニス軍でも影の軍師として采配をふるう。ブラコン。剣の腕は微妙だが走るなどの体力はかなりある。マリオを追いかけて決戦の地に到着した。到着する前に何か策を張り巡らせていた模様
精霊神官『清い水』(下界名:レティーナ)
森の戦士『魔獣喰い』の専属精霊神官。彼に着いてきて決戦の地に到着した
イケメン剣士:(下界名:セバスチャン)
魔獣喰いのかつての仲間。結構な剣の腕前で指揮能力もあり万能選手。未だに魔獣喰いの事を班長と前の呼び方で呼ぶ。魔獣喰いたちと決戦の地に到着した
牛さん:(下界名:不明)
魔獣喰いのかつての仲間。無口な重量戦士。魔獣喰いたちと決戦の地に到着した
坊ちゃん:(下界:不明)
魔獣喰いのかつての仲間。金の計算と弓が得意。魔獣喰いたちと決戦の地に到着した
黒豹の爪:(下界名:クラウディア)
大砦の大剣女剣士で大隊長。統率力、個人戦闘力が高く軍略にも長けている。日焼け野獣系巨乳なので走って移動する時は目のやり場に困る。魔獣喰いたちと決戦の地に到着した
鬼軍曹:大村の城の戦斧筋肉戦士団長。大戦斧と盾を使い獅子奮迅の活躍。魔獣喰いたちと決戦の地に到着した
魔獣喰い小隊の副官:三人いるが全員が経験豊かで有能。よく職場放棄する小隊長の代わりに隊を指揮する。地味に有能
【グラニス軍】
青年騎士レオンハルト副伯爵:たくましく大きくなった成長率No1の騎士。元々イケメンだったので左ホオに傷跡が残っても絵になる。下界と森のハーフ。自信家。なかなか成長した剣技を披露する場面が出てこない。マリオ軍を追って決戦の場に到着した。伯爵より上の爵位を密かに狙っている
女騎士スザンナ:レオンハルトの護衛騎士で今はグラニス軍の近衛騎士を率いる。剣の腕間の他に統率力や内政力などの各種能力が成長。プライベートは真面目なドジっ子。金髪碧眼で着やせタイプで周囲から人気が高い。剣と盾を上手く使い、受け流しからのカウンターを得意とする。レオンハルトに一緒に決戦の場の到着した
ベテラン騎士:昔からグラニス家に仕える騎士。耐える守備力に定評がある。十代半ばの可愛い娘がいる。傭兵隊と共になんとか前線で踏ん張った影の功労者。傭兵隊長と共にグラニス領に残ってとある任務を遂行する
傭兵隊長:グラニス軍のお抱え傭兵隊を率いる。才能よりも経験値が物を言う歴戦の戦士。大陸中の噂話に通じる。ベテラン騎士と共にグラニス領に残ってとある任務を遂行する
【ベール王国軍所属】
獅子姫:(下界名:シシリーナ、『孔雀騎士』)
結構前からベール王都に残り剣匠のジイイさんから武術を習っていた。色々活躍した結果、何時の間にベール王国軍でも指揮官として腕を振るう。今回も荒くれ者を集めた兵団を指揮し皇国軍を恐怖のどん底に陥れていたようだ。
護衛のオジサン(下界名:不明)
幼い頃から獅子姫の護衛をしていた腕利き戦士。姫と一緒に修業をしつつ他国の情報収集などもこなしていた。
序盤の砦の守備隊長
あの戦いから無事に逃げ切り第五軍を率いていた。しかし、謎の黒騎士の突撃を止められずにまたもや撤退。
【イスラマ神聖皇国 第三軍】
第二法皇子マリオ:(殲滅皇子)(好色皇子)
神聖皇国の皇子で小さい頃から変わり者の奇人皇子。父親にも煙たがれていた。成人してから西部の辺境前線に飛ばされて連戦連勝。女の子好き。研究軍師セリーナお兄ちゃん。現代からの転生者。軍略マニアで化学も得意な天才である意味もう主人公。弱兵の皇国兵を現世の歴史から引用し長槍隊や石弓隊、工作兵を抱える。七色煙幕や火炎矢は彼の特性兵器。策を巡らせ撤退して北へ向かった。
女官騎士エマ:マリオ殿下の幼い頃からの教育係りの女騎士。能力に弱点がない騎士で体型も無駄がないスレンダー型。通称『秘書騎士』。マリオが転生者だという事には気付いていない。マリオと共に北に向かった
聖女エレナ様:身長はそんなに大きくない童顔の少女。天の声を聞き勇気を出し前線に出る仮初めの聖女。顔は小動物系。実は戦闘で変身してしまう。ここ数年は正規流派の剣も学び意外と頭はいい。大剣モードから2刀流モードに別れる特殊剣を使用する。魔獣喰いの洗脳波を浴びてしまうが仲間であるマリオの元にとりあえずは戻る。マリオと共に北に向かった
『黒影衆』:マリオ法皇子お抱えの諜報活動衆。孤児を集め訓練していた。敵のかく乱や情報収集などが得意で戦闘能力も高いい(忍者)
【イスラマ神聖皇帝直属軍】
謎の黒騎士
大盾と大戟で武装した重騎士。矢が一杯刺さっても死なない。謎?




