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マタギの孫をなめんなよ!【書籍化】  作者: ハーーナ殿下
【下界 イスラマ神聖皇国 大侵攻】の章

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125/204

93羽:聖女と森徒(仮)




「大丈夫か!?」



グラニス軍総大将であるレオンハルトと部下の騎士たちが、ひざまずいている女騎士スザンナの近くに駆け寄り、彼女が立ち上がるのを助ける



凄まじい膂力から繰り出された大剣を自分の盾と剣で無理やり受け止めた為に、軽い脳震と手のシビレはあるものの、それ以外は目立った外傷も無くスザンナは徐々に回復していく



それでもあの聖女の竜巻のような斬撃を全て受け流して、体力的にも精神的にも大分疲れは溜まっていた



その聖女を見ると、今は林の方から駆け付けて来た一団と向かい合っていた





「せっかくのぉ、メインの邪魔をしてくれてあんたたちぃぃ。一体何なのさぁ?!」



突如現れ、自分に矢を放ってきた邪魔者に対して聖女エレナは苛立っていた




しかし、先ほどの鋭い矢を辛うじて剣で薙ぎ払った時に分かったのだが、この矢を射った主はかなりの弓の腕の持ち主だ



そう思うと新しい強敵の登場に嬉しさの方が勝り、自然と笑みがこみ上げてくる



「聖女さま・・・ですよね? 一体何でこんな事を・・・」



矢を放った主である森の戦士『魔獣喰い』は、先日見た時からすっかり豹変してしまっていた聖女エレナの前に一歩踏み出し尋ねる



「一体何んでぇぇかぁ? 教えてあげるよぉ。神に逆らうあんたたちぃぃ異教徒共を皆殺しにする為さぁぁ!」



そう言い放つ聖女エレナは、一つに戻した大剣をペロリと舌で舐め回す



恐ろしい光景だが、見る者によってはゾクリとするような妖艶さもある仕草だ



「魔獣喰い、こういつ奴には話をしても無駄だ。女を斬るのは好みじゃないが、お前が行かないならオレが行かせてもらうぞ」



『魔獣喰い』の隣に並び、大矛を聖女に向けた森の戦士『岩の矛』がオレに呟く



「おおぉ、いいわよ。二人掛かりでも全然、だ、大丈夫ぅぅぅ!」



聖女はオレたち二人を挑発するように、大剣ゆらりとを差し向けてくる




「いや・・・・オレがいくよ」



その聖女の誘いに乗り、前に出ようとした『岩の矛』を右手で制し、オレは戦様の長弓を部下に預け予備の短弓に持ち変え前に進む



「何だぁぁ、お行儀よく一人づつにしたのねぇぇ。最初はパッとしない男の子の方なのねぇ。せいぜい楽しませてよねぇぇぇ!」



聖女マリアはそう言い放ち、不敵な笑みを浮かべ、いきなりオレに斬りかかってくる



先ほどは遠目に見ていたが、間近で向かって来られると、聖女エレナは凄まじい瞬発力で間合いを詰めて来る



(こいつは獅子姫ちゃんレベルの速さか!?)



手加減する訳ではないが、聖女の動きを殺す為に、彼女の足に狙いを定め矢を連射で放つ



シュッ、シュッ


ガキン



意表を尽き相手の意識の外から速射で打ったつもりだったが、即座に反応され矢を大剣で斬り払われる



(くそっ、威力の弱い携帯用の短弓の矢速だとやっぱり弾かれてしまう。これは接近戦になってしまうな・・・・  ん? ・・・・接近戦!?)



オレの矢を払った聖女エレナは、警戒しながらオレの前に立ち大剣を振り下ろそうとする




皆の手前、格好をつけて前に出ていたオレだったが今気付いた




オレの手持ちの接近戦用の武器は、狩り用の手斧とナイフ、そして大事に預かって使えない獅子姫ちゃんの業物剣だけだった






狂気の聖剣士エレナと森の民魔獣喰いの戦いが始まったのを皮切りに、自軍の総大将であるレオンハルトの周りを取り囲む兵士達の戦いも再度始まった



敵味方が入り乱れての混戦となる



そんな中でも軍師である私セリーナ・ベルガーは、グラニス軍の騎士達と共にこの戦場の全体戦況を把握して伝令を出す



「この場所は近衛騎士団と後詰の兵士達で何とか乗り切るのだ。前衛の傭兵団と騎士団には前方の敵槍隊に集中するように伝令するのだ」



敵の不意の突撃を受けて浮足立つ自軍だが、これまでも数々の激戦を制してきたのだろう、士気はまだまだ高い



しかし冷静に見ても戦況はあまり良くない



倍以上の兵数差があり、こちらは最初から不利ではあった



グラニス軍の練度の高さと森の戦士たちの戦力、そして自分の戦術知識さえあればなんとかなるという計算だった




戦う相手は母国であり生まれ故郷であるイスラマ神聖皇国軍



その市民や農民で形成された皇国軍の兵士を、自分の策でその命を奪うのは本音を言えば抵抗はあった



もしかしたら自分の知っている人やその家族が敵兵にいるかもしれない・・・



しかし、この世の本質は弱肉強食



よくある言葉だが、その本当の意味を私は大森林で生活し初めて知った




大森林の民はこの世界の人間より肉体的に遥かに優れている



筋力、瞬発膂力、反応速度、好感度知覚など戦いにおいてその差は歴然だ




しかし、森に住む獣はそれ以上に筋力や持久力、知覚能力を持ち優れている



森の民と獣



彼らは遥か昔から、お互いの命を刈り合い必死で生きているのだ



獣達は腹が空いている時は、容赦なく人間に襲い掛かって来る



しかし、一方では満腹時や無益な殺生や乱獲は行わない



それは相対する森の民も同じで、自然の恵みに感謝して必ず残す分を考えて狩りをする



これは長い歴史の間に育まれてきた森の循環サイクルであろう



その反面、自分の命や家族を守る為には本気で抵抗し反撃するし、牙や刃を向けられた相手には絶対に遠慮や手加減はしない



相手に刃を向けるという事は、自分も牙を向けられ狩られても仕方がないのだ



この下界と呼ばれる世界に飛び出し、戦になっても森の民は武器を持たない市民には絶対に手を出さない



その代り武器を持った相手には、例え相手が野盗で女子供であろうと本気で斬りかかる



この世界は生きるために全ての生き物が必死で果敢だ




最近、大森林に住んで研究していた影響もあったのかもしれない



今回の戦で母国である皇国を相手にすると分かっていても、私は思っていたよりは動揺は少なかった



有効的な戦術を立て、冷静に判断を下し指示を出し殲滅するだけ



そう自分では思っていた




しかし、それも今回の敵軍の司令官の名前を聞くまでだった



イスラマ神聖皇都に潜ませていた諜報員の情報によると、それが兄上であるマリオだと判明したのだ




『イスラマ神聖皇国 第二法皇子 マリオ・アリスタ』



私の血の繋がった実兄にして、唯一その知識と知略で自分は勝てないと思った、世界でただ一人の人間・・・・



歳が離れているせいもあって、直接は皇都学校で机を並べることは無かったが、マリオにいの成績や論文を見る限りでは、彼のこれまでの既存の発想や理論を大きく変えた逸材だった



残念な事にそのことは、父上を始めとする凡人には理解できなかった為に、『異端児』として皇室でも扱われた



こんな私でもかろうじて理解出来る範囲だけでも、兄は恐ろしい知能をもった天才である



その知能は軍事でも如何なく発揮され、兄がいた皇国の西部戦線は連戦連勝という情報だ



(そんなマリオにいに、今回の戦で私が軍師として勝てるのだろうか・・・・)



情報を得た最初は、そんな不安もあった



(どうせ部外者で私だ。理由をつけて今回の軍師の話も断り逃げても・・・)



そんなずるい逃げ道も一瞬は考えた



見えない兄の壁に遮られてきた準天才と言われた少女の私



しかし、あの事件の後に大森林に行き私は変わったのだ



(マリオにいに勝つのは今しかない、のだ)



そう思いこの戦に参加する事を決意した





女軍師セリーナ・ベルガーは現状をもう一度確認する


今は戦況はこちらが不利だ



総兵力は相変わらず敵数が多く、更には敵の精鋭と恐ろしい程の戦闘力を持った聖女が殴り込んで来て、この本陣は乱戦状態だ



こちらも森の民が敵の左右から挟み長槍兵の指揮官を打ち取ろうとしていたが、肝心の敵の総大将であるマリオあにの場所が急に把握出来なくなっていた



(敵は本陣を破棄しどこかに移動している・・・・あの目立ちがり屋の兄様が隠れて消えてしまうというのもあり得ない・・・・   敵の精鋭・・・・ まさか!?)



私の推測が正しければ敵の総大将マリオ兄様のいる場所は・・・






混戦の中、近衛騎士に守られながら降りかかる敵兵を自らの剣で退けるグラニス伯爵軍総大将であるレオンハルト



先ほど駆け付けた森の戦士たちの加勢もあり、彼の周りは何とか敵を押し戻しひと段落する



レオンハルトはひと息つき、ふと横に視線をやると、そこでは凄まじい一騎打ちが繰り広げられている



その一方である聖女エレナは台風のように激しく大剣を振り回し、その剣圧は旋風となり周囲に風を巻き上げていた



振り下ろし、横切り、突き、斬り払い



その全てが一見力任せの荒業ように見えるが、よく見ると基本を極めた剣士の応用の型のだと分かる



あまりにも聖女エレナの膂力りょくりょくと速度が凄まじすぎて、それは狂戦士の様に最初は見えたがその剣技は実に理に適っていた



そんな事もあり、普通の剣士や騎士であれば彼女と数合も打ち合うことも出来ずに、一方的に斬り裂かれてしまうだろう



実際にこちらの兵士では女騎士スザンナ以外、全員が聖女エレナ倒されていた



あまりの規格外の強さに、ベール王国の近衛騎士隊長である『聖戦士』ヘルマン殿でも、この戦聖女には敵うかどうかという位である






ビュン ビュン



しかし、そんな鋭い暴力の塊である大剣を、その男はまた寸前でかわしていた



信じられない事に鋭い大剣を持つ聖女エレナに対して、その男『魔獣喰い』は無手で勝負していたのだ



勝負というか・・・・聖女の大剣を彼が素手でひたすらかわしているというのが実情である



ただ逃げ回っているのかと、最初は軽んじて見ている者もいた



しかし、グラニス軍で指折りの、いや、ベール王国内の騎士中でも有数の回避防御能力を持つ女騎士スザンナでさえ、その両手に頑丈な盾と剣を持ち、聖女の大剣を受け流しながらあの攻撃をさばいていたのだ



スザンナの受け流しの技は王都にいた剣匠によって開花され、年に一回王都で開かれる剣術大会で彼女はその名を広めている



実際に先ほどまでその聖女と剣を交えていたスザンナの口からも「凄い・・・」、という感嘆の声しか上がっていない





目の前で見る『魔獣喰い』の回避は凄まじい



決してダンスを踊るように華麗にかわすのではないが、相手の攻撃を前後左右、時には上下の奇怪な動きで相手を翻弄してかわす



一見すると醜くカエルのように背屈はいくつばったり、奇をてらいジャンプして避けたりと誰もその動きを予測が出来ない



その場の雰囲気が、避けているだけの『魔獣喰い』という男を応援しているような不思議な空気にいつしかなっていた



(相変わらず変わった男だな・・・・)







副伯爵レオンハルトはそう思い、少し昔を思い出す





『魔獣喰い』は不思議な男だ



自分より少し年上の森の狩人



見た目に大きな特徴もなくどちらかと言えば目立たない男だ



しかし、下界と森の民と交流がある時はいつもその場に居合わせ、状況を左右する



確かに彼の弓の腕は超一流だ



数年前のグラニス伯爵家のお家騒動の時や、ヴェルネア帝国の侵攻の時も森の民である彼らに助けられている



そして何より彼は『特別な存在』だという



森の民は勿論のこと、精霊神官や大族長の娘である獅子姫ですら彼の事を『特別な存在』として見ている



一体何が特別なのかの詳細はまだ分からないという



本人にその自覚があるかないかは分からないが、そういった特別感を鼻にかける訳でもなく彼はいつも自然体だ



美味しい料理を本当に嬉しそうに食べ、町娘や貴族のご婦人を見るとすぐに鼻の下を長くする



温泉と言う湯浴びの時は覗きを企みいつも失敗し、こそこそと小金儲けも画策中だという





何と最近では、ベール王家のマデレーン王女様とも仲良くしているというから本当不思議な男だ



(真っ直ぐな男なのかもしれない・・・)



今回も森の民とグラニス伯爵家との盟約があったとはいえ、わざわざ森の中からこの戦場まで駆け付けて来てくれている



(下心がないというか、打算がないというか・・・)




最近グラニス伯爵家を半ば継ぎ、領民や王家、騎士達とのやり取りにさかしい大人になってきた自分を見ると彼は眩しく見える



彼の老若男女、敵味方を問わず誰からも好意を持たれる



羨ましい限りだ・・・



(そう、これは嫉妬なのかもしれないな・・・・)



青年騎士レオンハルトは自分自身の心の奥底に気付き、それを認めると共に目の前で激闘を繰り広げる『魔獣喰い』を心より応援していた






「どりゃぁぁ!」




聖女エレナの大剣は予測も付かないような動きで四方八方から繰り出される



速度タイミング共に申し分ない連撃だ



しかし、目の前の『魔獣喰い』相手に一度もかする事すら出来ない




幼い頃から天より授かった才能で、他の人間や大人より身体的に優れていたエレナにとってそれは初めての事だった



最初は武器も抜かずにただ逃げ回る小賢しい男を、単純に切り捨てるだけのつまらない事だと思っていたが、ここまで余裕で避けられると恐怖すら感じてくる



「異教徒の弓使いめぇ!何でその腰の剣を抜かないのだぁ。まさか余裕を見せつけているのかぁ!」



焦る聖女エレナは目の前で息一つ切らしていない弓使いに、怒鳴るように問いかける



「余裕なんてないですよ。聖女ちゃん、それよりもうこんな事は止めませんか?」



エレナの大剣をかわす魔獣喰いは諭すように聖女に問う



その瞳は真っ直ぐエレナの事を見つめ、まるでここが戦場である事を忘れさせてくれるような温かい目だ



「戯言をぉ!異教徒の言う事を誰が聞くかぁ!」



それでも聖女エレナは無心に大剣を振るい続ける



「確かにオレたちは、貴女たちから見たら異教徒かもしれません。でも、それが何だって言うんですか!先日の貴女は、そんなオレたちの平和すらも祈ってくれていたじゃないですか!」



《この目の前の異教徒の狩人の一言一言はキツイ》



絶対的な信仰心を持つはずである聖女は、自分の心の奥底に初めて感じる感情に動揺する



(神は間違っていない。自分は間違っていない。マリオは間違っていない!)



エレナは心の動揺を隠すかのようにひたすら大剣を振るう



(そう言えば、自分はなぜ異教徒を目の敵にしているんだっけ・・・・神の啓示を受けたから・・・・? マリオに言われたから?・・・・)



《段々分からなくなる・・・》



ひたすら剣を振り回しても目の前の青年には届かない



むしろ斬れば斬るほど、彼を遠くに感じてくる



(いつもなら、この剣を振るえば相手は恐怖と憎悪と嫌悪感で私の前にひれ伏す。でもコイツの出す感じは何かが違う・・・)



段々とエレナの振るう大剣の速度が見るからに落ちてくる



剣筋も雑になり、単調な素振りのように変化してきた



「もう止めよう。オレは君みたいな可愛い子とは戦いたくない!」



目の前の彼は自分の大剣を避けるどころか、正面に立ち両手を広げ私を迎えている



《ダメ・・・・この人を切ってはダメ!この人は世界に必要な方!》



エレナは自分の振り下ろされた大剣を強制的に止める



さっきまでは、異教徒として敵としてズタズタに斬り裂こうとしていたヤツだったのに、何故かこの人の声を聞いているだけで、その言葉を信じてしまう気がしてしまった



(そう、まるでマリオに初めて会った時のように・・・・)



それまで台風のように振り回していた大剣を足元の地面に刺し、目の前の青年『魔獣喰い』をジッと見つめる聖女エレナ



その姿を見て安心したような顔をして微笑む森の青年『魔獣喰い』






敵味方入り乱れているこの戦場で、その場の雰囲気だけが不思議なオーラに包まれていた




「話を聞いてくれてよかった。もうこんな危ないことは止めた方がいいよ」




魔獣喰いはまるで普通の女の子に話しかけるように諭している



「そう言えば、さっき私の事を『可愛い』って言っていたけどアレは本当なの?」




エレナは先日会って時の様に、慎ましい笑みを浮かべて聞いてくる




「えっ、そ、それは・・・・その・・・・・ん?!」




そう答えを言いかけた魔獣喰いは、突如感じた危険な殺気を感じ大地を蹴り避ける



ザクッ



さっきまでいた場所には物凄い勢いで短矢が突き刺さっていた




「エレナそこまでだ。人の大事な仲間に怪しいマルチ商法みたいに、変な入れ知恵をしないで欲しいものだ」



そう言って現れたのは、石弓を持った神聖皇国軍の一般兵の鎧を身に着けた男だった



しかし、その雰囲気を見てこいつが只者ではない事は分かる




そしてその声も、つい先日聞いたばかりの特徴ある声と話し方だった




石弓を持つ敵兵の兜の下に見えた顔



それは敵国イスラマ神聖皇国第三軍の大将である『殲滅皇子』マリオ法皇子だった









この章は登場人物がいつもより多いので簡単な人物紹介も行います


【森の戦士団】

魔獣喰い:(下界名;マジウス)

主人公?17歳で森林弓兵の小隊長。他人の見えない何かを感じたり見たりすることができる。新たな転生者の出現に、維新復活のために張り切る。弓と避ける達人。敵を懐柔する能力がある?



研究軍師セリーナ:

下界人で森に住む女の子天才軍師。実はイスラマ神聖皇国の皇女。グラニス軍でも影の軍師として采配をふるう。本陣で今は守られている。ブラコン



イケメン剣士:(下界名:セバスチャン)

魔獣喰いのかつての仲間。結構な剣の腕前で指揮能力もあり万能選手。未だに魔獣喰いの事を班長と前の呼び方で呼ぶ。今は敵の突撃隊を防いでいる



牛さん:(下界名:不明)

魔獣喰いのかつての仲間。無口な重量戦士。今は敵の突撃隊を防いでいる



坊ちゃん:(下界:不明)

魔獣喰いのかつての仲間。金の計算と弓が得意。今は安全な場所から敵の突撃隊を弓で防いでいる



黒豹の爪:(下界名:クラウディア)

大砦の大剣女剣士で大隊長。統率力、個人戦闘力が高く軍略にも長けている。日焼け野獣系巨乳なので皇国軍の長槍兵も目のやり場に困る。今は敵の長槍隊に突っ込んでいてこちらには来られない。もうすぐ敵の司令官に届きそう



鬼軍曹:大村の城の戦斧筋肉戦士団長。大戦斧と盾を使い獅子奮迅の活躍。もうすぐ敵の司令官に届きそう



魔獣喰い小隊の副官:三人いるが全員が経験豊かで有能。よく職場放棄する小隊長の代わりに隊を指揮する。今も一騎打ちで忙しい小隊長に変わり部下を指揮している




【グラニス軍】

青年騎士レオンハルト副伯爵:たくましく大きくなった成長率No1の騎士。元々イケメンだったので左ホオに傷跡が残っても絵になる。下界と森のハーフ。自信家。逃げずに部下を鼓舞する。遠くにいる獅子姫の事を想う。嫉妬系



女騎士スザンナ:レオンハルトの護衛騎士で今はグラニス軍の近衛騎士を率いる。剣の腕間の他に統率力や内政力などの各種能力が成長。プライベートは真面目なドジっ子。金髪碧眼で着やせタイプで人気が高い。剣と盾を上手く使い、受け流しからのカウンターを得意とする。今は体力を回復中



ベテラン騎士:昔からグラニス家に仕える騎士。耐える守備力に定評がある。十代半ばの可愛い娘がいる。今は傭兵隊と共に前線で踏ん張っている



傭兵隊長:グラニス軍のお抱え傭兵隊を率いる。才能よりも経験値が物を言う歴戦の戦士。大陸中の噂話に通じる。今は騎士隊と共に前線で踏ん張っている




【イスラマ神聖皇国 第三軍】

第二法皇子マリオ:(殲滅皇子)(好色皇子)

神聖皇国の皇子で小さい頃から変わり者の奇人皇子。父親にも煙たがれていた。成人してから西部の辺境前線に飛ばされて連戦連勝。女の子好き。研究軍師セリーナお兄ちゃん。現代からの転生者。軍略マニアで化学も得意な天才である意味もう主人公。弱兵の皇国兵を現世の歴史から引用し長槍隊や石弓隊、工作兵を抱える。変装して最前線に来ていた。



女官騎士エマ:マリオ殿下の幼い頃からの教育係りの女騎士。能力に弱点がない騎士で体型も無駄がないスレンダー型。通称『秘書騎士』。マリオが転生者だという事には気付いていない。最前線に行ってしまったマリオの代わりに全軍を指揮している。



聖女エレナ様:身長はそんなに大きくない童顔の少女。天の声を聞き勇気を出し前線に出る仮初めの聖女。顔は小動物系。実は戦闘で変身してしまう。ここ数年は正規流派の剣も学び意外と頭はいい。大剣モードから2刀流モードに別れる特殊剣を使用する。魔獣喰いの洗脳波を浴びてしまう







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