《下界 用語集》
《下界 用語集》
【下界】
大森林に住む民側から見た、普通の人間たちが暮らす国がある所の呼び名。
『下界の者と無暗に接すると災いがある』と小さい頃から教わっている為、森の民は下界の人間を恐れていた。下界には人間の作った王国が大小何個もあるという。
【下界から見た大森林】
大森林は下界の市民にとって噂や伝説、物の怪の類の森として見られていた場所。魔獣や異民族、得体のしれない精霊が住むと言われている森。入ったら最後、獣や魔獣、異民族に襲われ命を失い帰ってきた者はいない、という噂ものあり、異民族中には人間をさらい、殺して食う民族もいるとデマもある。
大森林は下界からは『魔の森』とも呼ばれ、緑と水源豊かで広大な土地であるが、狩人でも一度入ったら二度と出て来ることも出来ない。これまで隣接するどの国も開発をしようとした事は、一度もない恐怖の場所だ
【下界人からみた森の民】
毛皮や革鎧、鳥の羽のようなものや木の葉を身にまとい、顔にまじない化粧をした明らかに異民族だと分かる集団。人食い蛮族と思い、泣いて命乞いする者も過去にはいた。武具も狩りをする弓や手斧や槍など原始的生活感が感じられる。
〈人々のヒソヒソ話〉
(文字を読むことが出来るのか?そもそも我々と同じ人語を話すのか?)
(まるで蛮族丸出しではないか!汚らわしい!)
(あの姿を見よ!よもや我々を騙して自分たちのエサとする謀であるまい!?)
(こんな蛮族と栄光ある我らの王国が、対等な友好関係を結ぶとは・・・)
結構、キツイです。
【ベール王国】
この大陸にある国のひとつで大きい部類にはいる大国。
遥か昔に栄えた『大皇国』の正当な血を受け継ぐ国のひとつで歴史と伝統を誇る。王都近隣を治める王家を中心に、その周りの土地を貴族たちが管理している領地が広がる。
全体的に豊かな土地と温暖気候で農作や酪農に適しており鉱山などもあり経済にも恵まれている国。その為にしばし近隣諸国から侵攻も受けており、他国に対しては王都の本軍と近隣の諸侯軍、また他国からの援軍などの連合軍で対応している。
積極的な他国侵略政策よりも同盟などによる外交戦略を得意とする。
【ベール王国 王都】
高く分厚い城壁に囲まれた王都。
馬車が何台も通れる石畳の大通りを中心に、大陸でも有数規模の街が広がっている。街の向こうにある丘の上には、白く輝く石を贅沢に使った中城壁が3重に取り囲み、その内側にはベール城がある。目の錯覚を利用した道路配置で地元民でもよく迷う。
【ベール王国 グラニス伯爵領】
大森林を出てしばらく行った所にある王国の領地。
伯爵領にしては広めの領土で豊かな土地で栽培される農業と領土内にある直轄鉱山が主な産業。ヴェルネア帝国とイスラマ神聖皇国、この二つの他国と国境を接している為に過去には頻繁に戦争の前線基地となる。その為に騎士団や兵士団、傭兵団の精鋭が多く存在する。最近は和平交渉も進み比較的平和な領地であった。
【グラニス伯都】
高い城壁に囲まれた伯爵領最大の都市。
街の周囲を大小の石を組み上げた城壁が囲むように広がっている。城壁の外側には壁の中から溢れた貧民街が壁に連なっており、安い宿屋や酒場、闇市に女郎街などで雑然としながらも活気がある。
街に入るには城門では城の兵士が通行人の通行証を確認し、持たない者は安い入場料を払うと入場できる。
城門を抜けその先に続く石畳みの通りを進むと大きな活気ある広場、その周りには大小様々の商店や公的な建物が軒を連ねる。武具鍛冶屋から、大商店、冒険者や旅人の為の道具屋に居酒屋宿屋、更には高級なお客相手の娼館などの歓楽街など地方都市には似つかわしくない程発展している。街を抜けて行く先の小高い丘の上に、この街の伯爵城がある。
【ヴェルネア帝国】
この大陸にある国のひとつで、領土や軍事力では大きい部類にはいる大国。
これまで近隣の国に侵攻して領地拡大をしている。グラニス伯爵家が所属する王国も、過去には侵攻を受けていて敵対している。
帝都本土は気候が不安定で土地が悪く農作物の成長速度は遅く、村での人々の生活は少し貧しい。そのために、昔から近隣の豊かな諸国を支配し、その食料地を確保しなければ生きていけない事情がある。
組織的には皇帝を頂点に置く実力主義で、たとえ貴族や王族でも国に逆らう者への処分は容赦なく行う。常時隣国と戦争中の国という事もあってか、質実剛健な生活が好まれる。
帝都には中央軍兵士訓練学校があり、貴族の息子は幼い頃からそこで学ぶ。また能力がある子供は平民出でも無償で入学し学ぶ事も出来る。
ヴェルネア帝国は帝都に中央軍、東西南北に各方面軍を置き四方向に侵攻している。赤黒い鎧や衣装が正規兵の証。特産の赤葡萄酒の味の美味さは近隣でも珍重されている。
【ヴェルネア帝国 東部方面軍】
帝都から見て東にある軍団。隣国であるベール王国からの使者や使節団は、この東部方面軍が窓口になると決まっている。どちらかと言えば帝国軍でも辺境にあたる地域。
【ベール王国と大森林の民の友好条約】
・ベール王都に森の部族の大使館を用意する
・大森林の大村にベール王国から王族が挨拶に行く。
・年に1回親善使者を送りお互いの国の特産物を交換する。
・侵略を受けた時はお互いに援軍を出しあい助け合うと
確かこんな感じでした。
【イスラマ神聖皇国】
ヴェルネア帝国と並ぶ大陸でも有数の大国。
大陸北方に信者が多い『イスラマ教』を国教とし、その教えと啓示に基づき国の政策を進めている宗教国。
【大皇国】
遥か昔、この大陸を統一していた超大国。この時代に、言語の統一、大陸街道の整備、北方長城や各設備の建設等を、気の遠くなるよう時間と大量の奴隷の酷使によって築き栄華を誇った。今なお大陸各地に残る物を修繕しつつ横断する利用している。
【全国金属鎧愛好会】
グー○ルで検索すると出てくる全国に支部を持つ秘密結社。金属鎧様を神として仰ぐ。
【転生したら騎士だった】
この話が日記伝記の類だという事が推測された驚愕の事実。
【現在の大陸の軍事バランス】
他国を占領しようと全軍をもって出陣してしまうと、空けた自国が第三国に攻められ占領されてしまうので、どこの国も迂闊には動けない時代。国同士の軍事バランスが絶妙な感じの天秤で保たれている感じ。
そういった理由もあり、最近の戦争は小規模なものが多く、相手の本国を刺激し過ぎないように、相手に所属する諸侯の領土を削るのがメインとなっていた。何者かにが意図的にバランスを作っている感もある。諸葛孔明の提案した三国志時代のような状態。
【ロミオンとジュリエッタ】
ヴェルネア帝国人の作家ジェークス氏のよって書かれた人気恋愛小説。全5巻完結で現在は4巻まで執筆中。
内容は、立場の違いがある二人の男女のはかなくも辛く熱い恋物語。周囲の状況や偶然などの「運命」と呼ぶべきものが、両者や周囲を悲劇的結末へと導いていく物語。貴族や町の人の暮らし、恋愛や友情、親子愛の複雑に絡み合った人間関係が緻密に描写されている。
NFブックスから書籍化されている。
【夢雲病】
魂が肉体を離れ夢の精霊世界に留まり、戻って来られなくなる病。精霊がいたずらで魂を連れ去る病、とも言われている。治療方法は難しく、大森林にある『精霊の森』で厳しい修業を終えた神官のみが治せるという。




