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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

Angel world

Angel world

作者: 不破ッ地

初めて小説を書いてみました。

下手かもしれませんが、読んだ方は感想をくださいwww

「ん、んふぁ~・・・もう朝か・・・」

小鳥の声が耳をくすぐってくる。

 朝起きると今日は異様にだるさが感じる。それは、今日からこの俺、棗和人の高校2年生の生活が始まる日だ。正しくば、和人の後輩の入学式。

 入学式ときたら、校長の話を四十分間ぐらい聞かされ、ついでに、入学生一人一人の名前を読んでいくというかなりの時間を無駄にするのだ。おまけに、入場退場とかイチイチ面倒なことまでやってくれる。

 それを見ている保護者は楽しそうに見ていたり中には泣いてる人だっている。和人には全く持って意味のわからない日だった。

 そんな、まだ入学式が始まってないイヤイヤな朝でも、和人は布団から体を起こし、グレーの絨毯に足を踏み入れた瞬間・・・

 バタバタバタバタっとドアの向こうから誰かの足音がだんだんと近づいてくる・・・

 和人は、ま・まさか・・・と思いながらも、ドアの方に視線を寄せていると、いきなりドアを突き破って、可憐な少女が出てきた。すると、突然大き声で

「おっはよぉー、カズ~、今日は入学式だよ!後輩くるよ!年下くるよ!下僕にできるよー!」

聞きなれた声が耳に大きく入ってくる。神北奈津美だ。

 奈津美は、幼なじみの同じクラスメイトでもある。が、奈津美は何故かと知ら、無駄にテンションが高すぎる元気な子なのだ。毎日がハイテンションで自分はいくら慣れててもさすがに、うるさいとは思えてくる。

 そんな、奈津美は今日もハイテンションなので、俺はめんどくさい口調で、

「はいはい、わかったからここで大きな声出すな!ここは寮なんだぞ」

「そんなの言われなくても、あたしはわかるも~んだ」

「いやいや、あんたがわかっていないから俺は言ってるんだぞ!」

「大丈夫だって、さっきの声はカズにしか聞こえないから~」

「いやぁ~そうだな・・・ってんなわけあるかぁ!さっきの声が俺だけに聞こえる声だったか?どう

 聞いても大きすぎるだろ!あんたの頭と耳は大丈夫なんですか?」

 すると、奈津美は膨れ上がった顔で

「なんだよぉーカズはテンション高いなぁ~、お隣に迷惑かけちゃうんだよぉ~」

「おぉ、確かにだな。すまない、すまな・・・ってお前に言われたかねぇ。こんなことになったのも全て お前のせいだしな!」

 こんな話が続きにも続き、二十分後ぐらいには先生に正座と説教をくらい、奈津美は、今にも泣き出しそうな顔で部屋に戻り、和人は準備をしろと言われ、おまけにドアも直すはめになってしまったのだ。

 和人は準備に取り掛かると、時計は8時を回っていた。学校に自転車で到着する時間は、8時20分。学校までの距離約八キロ。

 「このままじゃ間に合わねぇ・・・まだ準備も終わってないのに・・・」

 と一言口に出し、急いで準備に取り掛かった。

 家を出たのが、八時十分を超えていた。どう考えても間に合わない時間帯だった。

「ったく、朝から説教にどんだけ時間潰してんだよ!朝っぱら高校2年生初日から最悪だな」

 和人はそう自分に強く言いながら、バイクのような速さでペダルを踏む。

 

 学校に到着したのは八時三十五分を回っていた。恐る恐る教室に行くと、廊下には奈津美が立たされていた。

 奈津美に気づいた和人は、あっ・・っ声に出してしまい、相手もあっ・・と言いこっちに気づく。

 しかし、今の奈津美は少しテンションが低い。多分朝から説教を受けたからだろう。和人から見て奈津美の思うことは、大体把握していた。

 すると奈津美は、和人に声をかける。

「また、おっはよぉさん。初日から遅刻なんてだらしないなぁ~」

「お前もな」

 和人はワザと話を終わらせた。それは、これ以上説教をされたくなかったからだ。

 十分間沈黙の空間が現れてくる。

 チャイムが鳴り、奈津美と和人は教室に入り席に戻る。

 すると、後ろから声がかけられた。懐かしい声がする。後ろを振り向くと、和人と奈津美の幼なじみのクラスメイトの相川真人だ。

 真人は、やれやれとした表情で、

「おいおい、初日から遅刻ってどんだけなんだよ」

「いや、俺も色々忙しかったしな。ってか、真人とは久しぶりだな。一ヶ月はもう立つな。」

「そうだな、俺も遠いとこに入院してたしな。でも、奈津美は時々お見舞いに来てくれてたんだぜ。で  も、病室なもんだから、看護師に色々怒られたよ・・・」

「しょうがないな、あいつはもともとあんな感じなんだし。俺も我慢しまくってるし。あとすまないな、 お見舞い行けなくて、俺色々バイトとかあってさ行けなかったんだ。都合悪く、忙しくて。本当にすま ない。」

「気にすんな。別に死ぬわけでもないんだしよ。その前に・・・ト・トイレ」

 真人はそんな優しい言葉を残し、トイレへとダッシュしていった。

 すると、さわやかな声が、後ろから聞こえてくる。

「この前はありがとうございました。」

 この声は、和人の友達の、佐藤奈々美。

 この人は、とても可愛らしく、クラスの中でも評判がよく頭もひどくいいやつなのだ。

 奈々美はちょうど2週間前に、不良に絡まれていたのを和人が助けてやったのだ。

 和人は優しく

「あ・あぁ。どうも」

っと答えた。他に言うことがあったのかもしれないが、今はまだこれだけしか言えなかった。

 すると、トイレから戻ってきた真人と今日は日直で黒板を消してきた奈津美がやってきた。

 そして、休み時間を使い楽しくしゃべる。そう、この四人はとても仲がいいのだ。奈津美と真人とは最初から中が良かったし、奈々美とは、この前知り合って仲良くなれた。そこはまるで和人たちにとっての居場所なようなとこだった。

 和人は、そんな楽しい毎日が続くと思っていた・・・・

読んでください、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ストーリー的にはいいと思う! [気になる点] 特に無いかなぁ・・・。 [一言] 続き頑張ってね^皿^
[良い点] 入り方が少し違っていて、新鮮でよかったですね 最後の続く感じもすごいですね~bです 次回も期待してますねっ! [気になる点] 真人の、病院の説明はあとで出てくるのですか? [一言] 続き待…
[良い点] 面白かったです これからの展開が楽しみです [一言] 頑張って続きを書いてください
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