再会No2
開いてくださりありがとうございます。
1週間ぶりの更新になります。
お気に入り登録が増えている・・・。
皆さん応援ありがとうございます。
それを糧に更新がんばっていきます。ネタはたくさんありますので。
三浦side
「三浦って言うんだ。よろしくな、神井さん。」
俺はニヤニヤしながら固まっている神井に声をかける。
「あだ名のほうがいいか。俺はホークで神井がメガネか。」
俺はププッと少し噴出してしまう。
神井は俺がここにいるのが理解できないのかよくわからない顔をしている。
ちなみに固まっているのは神井だけでなくソフトテニス部はほとんど固まっている。
えー、このクラスにいるのは男全員と女子の田口とあと2人か。名前は聞いていないので名前は知らないが。
しばらくしていると朝のHRが終了し、能登教員は教室から出て行く。すると興味がを持った生徒が俺に話をかけてくる。当たり前と言えば当たり前なのだが。
「なぁ、東京の方ってやっぱ芸能人とかよく見るん?」
「ぃや、あんまり見かけないですよ。」
「やばっ、東京弁やん!」
みんな東京弁(標準語)が珍しいのかそんなことで驚いている。確かに東京のほうで関西弁話している人がいたら浮くわけではないが多くは無いが注目を浴びる。
「三浦君って彼女いるん?あたし興味あるかなーって。」
「いぇいないです。残念ながら募集中です。」
女子生徒たちがキャーキャー言っている。正直言ってやかましい。
それから趣味はなんだとか、好きなもの、その他もろもろの質問をされ、俺は適当かつそう思われないように返していく。いつの間にか廊下のほうから何人かの生徒が顔を出してきている。転校生の俺に興味があるんだろう。
「三浦って部活とか入るん?」
男子生徒の一人に言われた。
「えぇ、ソフトテニス部に入ろうかと。」
「そうなんや、そしたら運がよかったな。今三浦の目の前にいるやつが部長だよ、おい神井。」
前に座っている神井がピクッとした。神井はやっと動けるようになったのか後ろを振り返ってくる、だいぶ表情は硬いが。
「おぉ、三浦。久しぶりやな、色々と説明を聞きたいんやけど。」
神井が硬い表情をしながらも俺に言ってくる。
周りの生徒たちが『え?』というような顔をしている。
「なんや?二人とも知り合いかいな。」
「えぇ、そうなんですよ。」
「ほんまか。馴れ初め教えてぇや。」
男子生徒がそういった瞬間に授業開始のチャイムが鳴り、みんながまたなと言ってゾロゾロ自分の席に戻っていく。
能登教員に1時間目が始まったら教科書を進路指導室に取りに来るように言われていたのでチャイムが鳴ると同時に教科書を取りにいった。
田口side
「はじめまして。東京から引っ越してきました三浦鷹士といいます。関西の文化に慣れていなくて迷惑かけてしまうかと思いますがよろしくお願いします。」
は?
ちょ・・・なんであいつがおるん!?
声をかけようにもあまりにもあり得ないことに田口は声を出せずにいる。指定された席に行った後も三浦に顔を向けることが出来ない。
だってあいつ東京に住んでるんちゃうんかった?あっ転校か。
合宿ではあいつ旅行言うてへんかった?あっ旅行か。
頭の中が混乱してわけわからんことになってしもうた。
色々考えているうちに授業が始まり、私は急いで授業の準備をした。
三浦side
教科書をもらった俺は自分の教室に入り、先生も事情を知っていたのか特に何か言われることは無かった。
自分の席について教科書に自分の名前を書いてを自分の机にしまう。正直自分の私物に名前を書くなんて行為は久々のため、ちょっとためらってしまった。別に教科書なんてなくしても問題無いと思うんだが・・・。
俺は1時間目から4時間目の授業を聞いていたが、簡単すぎて途中から面倒くさくなって授業中はほとんどボーっとしていた。もちろん周りからは授業を聞いているようには見えただろうが。
間の休み時間にも俺の周りには質問攻めをしてくるやつがいたが段々減っていった。
4時間目終了のチャイムがなる。それは昼休みの始まりの合図でもあった。
俺は席を立ち田口の場所に行く。
「たーさん。なんで来なかったんだ?寂しいじゃないか。」
「うっさいわ。あんたの周りにはたくさん人がおったから話しかけに行きづらかったんや。」
「たーさん。食堂に行こう。」
周りはザワッと少しどよめく。
俺はわけがわからなかったが、ヒソヒソした声を聞いて納得する。
-あの歩く凶器になんの躊躇いもなくナンパだと・・・-
-なんて命知らずなやつ・・・-
-顔は良いけど性格がな・・・-
-ご愁傷様です-
-あの田口様に声をかけるなど無礼です-
-田口たんハァハァ-
一人おかしいやつがいたが聞かなかったことにする。
「わかったわ。あたしだけやないやろ。」
-なに!?あの歩く凶器がナンパに対して了承しただと!?-
-田口どうしたんや!?-
-ていうか三浦ぱねぇな-
-イケメンは死ね-
-田口様が断らないなど今までなかったのに-
-田口たんハァハァ-
一人は病気なんだろう。
「もちろん。神井たちも誘って。」
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食堂に来るとテンションが上がってしまった。
「へぇー!これが学食かー!」
「なんでテンション上がっとんねん。」
俊樹が若干呆れながら俺に言ってきた。
「前いた学校には学食が無かったからな。」
大学には学食があったが、高校には無く、売店のみだったので高校の学食には興味があったのだ。券売機で好きな食券を買って食堂のおばちゃんに渡すともらえる仕組みになっていた。
そして何より
「やっす!!!」
値段が普通じゃない。カツ丼300円て・・・。ステーキ定食が450円だと!?
「おぉ・・・、とりあえず落ち着けや。」
俊樹が若干引いている。
俺は迷わずカツ丼を買う。
食堂のおばちゃんに持っていく。
「おばちゃんお願い。」
「あら。見ない顔やね。」
「今日転校してきました。それにしても安いですね?」
「まぁまぁ。よろしくね。うちの理事長の方針で利益は取らないで販売するようにしてるんよ。」
「へぇ、そうなんですね。」
と雑談しているうちにカツ丼が来る。
俺はそれを持って、先に言っている田口のいる席に向かう。
席に着くと田口は何も買っておらず、自分の弁当を持ってきていた。
「へぇ、弁当?」
「そうやけど?」
「自分で作ったの?」
「え?そうや。」
「すごいじゃん。今度俺にも作ってきてくれ。」
「うっさい。たらしには作らん。」
軽口を叩きあいながらみんなが来るのを待つ。
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「んで?なんでここにおるん?」
「むっ?もっふぉまっへ。」
俺は口に入れているカツ丼をなくす。
「転校してきたから?」
「そういうことや無くてな・・・」
神井がはぁ、とため息をつきながら続けて話す。
「いきなりなんで転校してきてるん?いつから決まっとったん?」
「んーと、合宿で会う前から。」
田口が驚いたように言う。
「な!なんで言わんかったん?」
「合宿であったのは偶然で話をしてたら旭丘高校って言ったから隠していたほうが面白いから隠した。」
「隠す必要ないやんか。びっくりしたわ。メールしてくれてもよかったやんか。」
神井が言ってくる。
「驚かしたかったら隠すでしょ。まさか旅行で会うなんてね。」
「ったく。三浦は変なやつやな・・・。」
「...ぅん。変。」
井下と荒川はもう呆れているようで特にコメントは無いらしい。その反応は若干寂しい。もっと驚けよ、そう思っていたら俊樹がまぁ、と言ってみんなが俊樹を見る。
「別にどうだってええけどな。これから面白くなりそうやな。」
みんながポカンとしていたが、神井がフゥと笑いながら息をする。
「そうやな。俺もお前が来てこれから楽しみや。」
そういってみんな笑顔になる。
これから起こる出来事に期待して。
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「あれは?」
食堂の端っこで三浦を見た女子生徒が言った。
「今日編入してきた三浦ってやつです。」
席に着いた女子生徒が言ったことに気がついて後ろに立っていた男子生徒がすかさず言う。
「なかなかいい男やん。」
後ろに立っていた男子生徒たちは特に何も言わないが、女子生徒が褒めたことによってあまりいい顔をしているものはいない。
「あたしの下僕に入れてあげましょう。」
そういった女子生徒はウサギと言う獲物を見つけたライオンのような顔をしていた。
読了ありがとうございます。
今回は全然話が進みませんでした。
あとどうでも良いかもしれませんが今後学園編ではなく、学園編の中でも更に章を区分するかもしれません。
もしよろしければ評価していただければと思います。
あと誤字脱字、矛盾とかあったら指摘してください。直します。




