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夜桜神楽  作者: 武神
第一章 京料理は愛を育むのかもしれない
8/18

撥ノ夜 誰よりも裏切りが嫌いだった

オンドゥルルラギッタンディスカ-!!

 "光陰矢の如し"とは言うけども、本当に日が経つのは早い。

 前回、NOIRを訪れてから早3日が経ってしまっていた。私が京都に来た日数で言えば早くも8日目。

 ここに残っていられる時間は既に1週間を切ってしまっているというのに、私の足はNOIRから遠ざかってしまっていた。


 きっかけは本当に些細な事だった。



『貴女も後4日早く来れば斉藤伊吹さんにお会いできたかもしれません。惜しい事しましたね』



 そんな店主さんの言葉が私の耳にこびりついて離れない。

 別に彼女の言う通り斉藤伊吹に会えなかった事が悔しいわけではない。私はそんな、読んだことも無ければ、存在すら認知していなかった小説家に態々会っている程暇ではない。

 だけど日付感覚の祖語という、普通あり得ない認識齟齬があると知った時、私はあの店に再び足を踏み入れる事を躊躇するようになってしまったのだった。


 その懸念の正体は――――正直自分でもよくわからない。

 だけど原因は明らかで。たった3日しか経っていないというのに彼女は12日も過ぎていると言った。

 それも明らかに冗談とは思えない調子だった。



「咲良、ちょっと良くて?」


「…………」


「咲良? 咲良? ちょっと! 聞いてますの?!」



 そこで、私が腰かけているソファの背中側から西薗彩乃がにゅっと顔を出す。一人宛がわれた部屋で考え込んでいた私に、いつの間にか部屋に入って来た西薗彩乃が声をかけてきていた。



「うぇっ?! ご、ごめんなさい、ちょっと考え事してたわ」



 横を向けば、少し不満そうに頬を膨らませている西薗彩乃の顔。

 って、子供じゃないんだからそんな顔で拗ねないでよ。アンタ私より8も年上でしょ。

 というか、全然気が付かなかったんだけど……。



「ていうか、部屋に入ってくるのならノック位しなさいよ。びっくりしちゃったじゃない」


「あら、心外ですわね。わたくし、1分ぐらいノックしてましたけど、何も答えてくれなかったじゃありませんの」


「うそっ…………それは悪いことしたわね。ごめんなさい」



 どうやら、私は周りの様子も全然わからなくなる程に考え込んでいたらしい。

 本当であれば、そう考えこむような事では無いのかもしれない。

 西薗彩乃の言う通り、下手に首を突っ込んでしまって抜け出せなくなってしまっているのかもしれない。



「大丈夫ですの、咲良? ここ数日、ボーっとしている事が多いようですけれど」



 私自身には自覚は無かったのだけれど、この女に心配されるぐらいには顔と態度に出ていたらしい。

 何だか当初の目的も、今やるべき事も見失っているみたいで凄く恥ずかしい。



「何でもないわよ」


「本当ですの? まさかとは思いますけど、『呪い』の影響を――――」


「仮にも北神の血を引く祈祷師の私がそんなヘマするわけないでしょ?!」



 西薗彩乃は私があの店主さんに呪いの類の物をかけられて、精神を縛られていると勘違いしているようだけど、それだけはありえない。

 少なくとも私は総保有霊力量に問題がある以外は、これでも祈祷師名門の家の娘として恥ずかしくないだけの技量を持っている自負を持っている。いくら私があの店主さんに心を許してしまっていたとしても、霊と接触するのに呪術的・魔術的防護をかけて臨まないわけがない。

 私が心ここに在らずの状態になってしまっているのは、極めて個人的な疑問でしかなかった。



「そうですわね。それならいいのですけれども」


「で、何よ? わざわざ、そんな事確かめに来たわけじゃないでしょう?」



 この屋敷の主は西薗彩乃で、私はあくまでも部屋の一室を貸してもらっているだけ。

 だから、彼女がこの部屋に来る事自体は本来不思議な事ではない筈なのだけれども、西薗彩乃は私に遠慮しているのか、客人には深入りしない主義なのか、この8日間でこの部屋を訪れた事は初日の1度だけだった。

 もちろん、食事の案内だとか、ちょっとした用事だとかは執事の石動さんや他のメイドさんがドアの所まで来てしてくれる訳なんだけど。

 そうとなれば、西薗彩乃がこの部屋にわざわざ来た事自体、何かあると思わざるを得ない。



「貴女を心配していたのは本当ですわ。まあ、貴女の言う通り本題は別ですけど」


「その本題の方を早く話なさいよ、じれったいわね」

 

「咲良、もっと心に余裕をもちなさいな。そうせっかちですと、好機も逃す事になりますわよ」



 どこかグサリと来るような事を言いながら、西薗彩乃は私が腰かけるソファとは対面のソファまで移動して腰を落ち着けた。

 流石良家のお嬢様というべきか、一々座る動作すら優雅。

 この8日間で私もこの女に対しての認識を少しは改める様になったから何とも思わないけど、これが初日だったら、その無駄に洗練された動きに絶対イラっと来ていた自信がある。


 そんな私の感想はどうでも良いのだけれども、その「本題」とやらが少し面倒な事なのだろうという事は彼女の顔を見ていれば何となく察する事ができた。

 そして正直私自身、おぼろげな心当たりもある。



「と言いつつも、今日に限ってはゆったりとしている暇が無いのも本当なのですけれども」


「はぁ? どっちなのかハッキリしなさいよ。例のNOIRの件なら明日にでも――――」


「そう悠長な事を言ってられなくもなりましたの」


「…………どういう事よ? まさか、新たな行方不明者が出たとか…………?」



 想定していた話と少し違う事に戸惑いつつも、私の中に最悪の展開の一つが浮かんだ。

 私は西薗彩乃に対して、あの店が、あの店主さんが無害だと証明しなければならない。

 だというのに、その矢先から行方不明者が増えてしまっては、私の立場は益々悪くなってしまう。


 しかし、西薗彩乃はそんな私に対して、静かに首を横に振った。



「まだそちらの方が良かったかもしれませんわね…………」


「なによ。もったいぶってないで、さっさと言いなさいよ!!」



 なぜか中々話を進めようとしない西薗彩乃に苛立って、自然と声が大きくなってしまう。

 この女のこういう所、相変わらず苦手なのよ。

 だけど、続く彼女の言葉で、彼女が何故続きを話す事を渋ったのかすぐにわかってしまった。



「対策院が『異世界京料理カフェ%バー NOIR』の調査を開始しましたわ」



 その言葉を聞いた瞬間、私は体から力が抜けていくのを感じた。

 一気に全身が冷たくなって、身体のあちこちが思うように動かせない。それはもちろん、この部屋の冷房が効きすぎているだとか、そういう話じゃない。

 西薗彩乃の声も、どこか遠くの出来事の様に聞こえてしまう。



「咲良、気を確かになさいな」


「だ、大丈夫よ…………」



 それでも何とか、西薗彩乃に言葉を返す事はできた。

 こんなところで茫然自失している場合じゃない。



「でも、どうして対策院が…………。私もアンタも上に報告は上げてない筈でしょ?」


「もちろんですわ。可愛い貴女の意思を無視してそんな事致しませんわ」


「じゃあどうして?! まさか…………」



 西薗彩乃の調子のいい言葉は置いておくとして、相当マズイことになったのは間違いがない。対策院が正式に乗り込むような事になれば、担当エリア外の祈祷師である私には表だってあのお店に関わる事が出来なくなってしまう。

 そうなってしまえば、いくら私があの店主さんが無害だと主張したところで聞き入れてもらえる訳がない。

 そもそも、この世に縛られている時間の長さと悪霊化のリスクは比例関係にあると言っても良いのだ。私の願いは対策院の意思とはあまりにも反している。


 対策院という組織は基本的には万年人手不足の組織だ。

 まあそれも当然の事で、霊力を持っている人間にしか務まらない極秘の国家機関なのだから、人が集まるわけが無い。

 対策院には調査局という怪異の情報を収集・精査する部署があるが、NOIRのホームページには怪異に繋がる情報は何一つとして書かれていなかった筈。仮にあの「幽霊が経営するカフェ」という噂を頼りに調査していたとして、対策院が様子見もせずにいきなり調査に乗り出すとは到底考えられない。


 そうすれば、考えられる可能性はもう一つしかない。

 この女が私を裏切っていないのだとすれば、対策院にNOIRの情報を流したのは――――



「察しが良くて助かりますわ。恐らく、対策院の本部に報告を上げてしまったのはあの方。神童秀正様しか考えられませんわ」



 私の心の中で静かな怒りの炎が上がる。

 確かに神童特級に報告を上げていたは私だけれども、それを本部にまで上げてしまうだなんて事は私は聞いていない。

 そもそもこの件は私が西薗彩乃、というより、彼女の知り合いの女将さんから個人的に依頼された調査。そもそもの問題として彼が横槍を入れてきて、勝手に首を突っ込んできただけの話だ。

 私は個人的に興味があるという彼に協力しただけ。

 それを。私の仕事を横取りするっていうのなら、話は別だ。



「確か神童さんが日本に帰ってくるのって今日だったわよね?」


「ええ。咲良、彼に会う気ですわね?」


「もちろんよ。私のせいであの(ひと)の世界を壊してしまうなんて事があったら……後悔しか残らないもの」



 私は神童特級に面会のアポ取りの為にLINEを起動しようとテーブルに置きっぱなしになっていたスマホを取ろうとした。だが、一瞬早く西薗彩乃がそんな私の手を掴んでいた。



「お待ちなさいな。本題というのはこちらの話なのです。今晩、わたくしと一緒に出掛けますわよ。神童様と緊急の会食のお約束が入りましたの」



 彼の方からも私達に対して何か話があるという事なのだろう。

 だから西薗彩乃と私の二人が呼ばれたのだ。この件の話をするだけなら、私一人と話をすれば十分な筈だけど。でも、彼の話術があれば私なんかあっという間に言いくるめられてしまうだろうから、これは幸運と取るべきなのだろう。


 でも、ここまで来て、私は急に神童特級の考えがわからなくなっていた。

 その理由は、初めてNOIRを訪れた後の報告でのやり取りがあったから。



『――――北神一級祈祷師。報告の内容は、おおむね理解しました。調査、ご苦労様でした。わたしの理解した範囲で要約すると、いくつかの特筆すべき事項はあるものの、差し迫った脅威……悪霊と化すことは無いと、そういうことでしょうか』


『ええ。少なくとも私が調べて、感じ取った範囲では、そうは感じられませんでした』


『承知しました。……引き続き、この件を注視してください。何か、我々の理解を超える範疇のことが引き金で、彼女……その幽霊さんの……世界が壊れていくとも、限りませんから。』


『はい。…………わかりました。神童さん』



 彼は彼女の――――店主さんの世界を壊すつもりは無いと思っていた。

 なのに、現実は対策院の介入を許したのは彼のせいだ。

 私は…………彼がわからなくなっていた。

 いや、元々彼は意味不明な人物だったけど。



「そういう訳ですから、今日の修業は時間を繰り上げてこの後すぐ始めますわよ」



 ――――修行の後にお湯を頂く時間も欲しいですし。

 そう続けた西薗彩乃を見送った私は、早速自分の仕事着でもあるゴシックドレスに着替えた。


 何にせよこれ以上考えたところで答えなど出るわけが無い。

 店主さんと私の時間感覚があまりにも異なっているのか。

 神童特級がなぜ急に心変わりしたのか。

 その答えは全て、今夜に詰まっている。


 私は3日ぶりに全力で集中して修業に励むことができた。





「お待ちしていましたよ、西薗さん、北神一級祈祷師」



 そしてその日の夜。

 時刻にして21時ちょっと前頃。

 私と西薗彩乃は、烏丸の雑居ビルの一室にあるバーに呼び出された。


 先に来てカウンターに腰掛けながら、ウイスキーのロックを嗜む眼鏡をかけた黒髪の小柄な男。

 彼こそが特級鬼闘師・神童秀正だ。


 彼はバーのマスターに一礼をして立ち上がると、カウンタースペースとは反対側にある個室へと私達を案内してくれた。



「レディファーストです。お先にどうぞ」



 この人がそういう事を言うと、なぜか嫌味に聞こえるのだけれど。

 彼はやや仰々しい動きで私達の入室を促すと、マスターにウォークマンを渡しBGMの注文をしていた。



「この遅い時間にご足労いただきましてありがとうございます。私も今回は緊急帰国みたいなものでしたからこんな時間になってしまいました」



 彼はそう言って個室の扉を閉めると、早速予め置いてあったグラスにクリスタルアイスを一つ入れ、今度はブランデーを注ぎ始めた。

 神童特級がブランデーを注ぎ終えた頃、部屋の中にはおおよそ店の雰囲気には似つかわしくない曲が流れ始めた。



「この店は私の個人的な知り合いの経営する店でしてね。訳あって対策院の事も触りだけは知っているのですよ。今日は私の貸切にしていますので、これで思う存分話ができます。それにしても、やはりこの曲はいいですね。ご存知ですか? PANDORA feat.Beverlyの『BE THE ONE』。最近の私のお気に入りなんですよ」



 神童特級はそう言いながら今度は違うグラスに何やら見覚えの無いリキュールらしき液体を注ぎ、今度はトニックウォーターで割ってステア。それを私の隣に座る西薗彩乃へと差し出した。



「西薗さんはカンパリトニックでいいですよね? 一度だけあなたと酒の席を共にした際にオーダーしていたのを覚えていまして」


「それって3年前のわたくしの特級への昇進式の後の慰労会の話をしてらっしゃいます? 相変わらずとんでもない記憶力をお持ちの様ですわね」


「それ程でもありませんよ。それと北神咲良さんはお久しぶりです。君はジンジャエールでいいですよね?」



 神童特級は西薗彩乃との会話もそこそこに、私に何の確認も取らずにカナダドライのジンジャエールをグラスに注ぎだす。



「私、ジンジャエール飲みたいだなんて言ってないですけど……」


「おや? もしかしてジンジャエールお嫌いでしたか?」


「いや…………嫌いというより、むしろ好きな方ですけど……」


「ああ、やっぱり!! 南条君も未成年の頃はよくジンジャエールを飲んでましたからね。昔からの幼馴染の君も同じものが好きなんじゃないかと思っていたんです」



 まるでクイズに正解したかのような気軽さで話す神童特級だが、私はそこはかとない恐怖感を覚えていた。

 さっきの西薗彩乃の時もそうだけど、彼の記憶力はちょっとおかしいんじゃないかと思うレベルで良い。そして、何でも見透かしたかのようなその口調と直感。まるで心の中を覗き込まれている様な気がして、私は彼への苦手意識が強くなっていくのを感じた。


 今日、私はこの男にNOIRの一件を問い詰めるためにこの場所に居る。

 だけど、私の口は思った様には動いてくれないし、何か話し出そうとしてもとっかかりが見つからなくていつまでも本題を切り出せない。

 私は今ほど人付き合いが苦手な自分を後悔した事は無かった。

 そして、そんな不甲斐ない私の代わりに彼に先制パンチを繰り出したのは、西薗彩乃の方だった。



「お気遣いどうもありがとうございます、神童様。ですが、わたくしも咲良も貴方と楽しくお食事するつもりなんて無くてよ?」


「おやおや、わたしも嫌われたものですねえ。わたし、君に何かしましたか?」


「白々しい事を仰らないでいただけますこと? 単刀直入に言わせていただきますけれども、貴方、なぜ咲良が調べている案件を勝手に対策院に報告しましたの? 対策院内で力も立場もある貴方が上申する以上、本部が本腰を上げて調査する事なんか容易に想像できたはずですわ」



 とても恥ずかしい事だけれども、私の言いたい事は西薗彩乃が全て代弁してくれた。

 本来自分から切り出すべき事を他人に、それもつい数日前まで明確に敵対視していた西薗彩乃にやらせるというなんてとても情けない事。でも、これで私は彼の返答を待てばいい。


 そんな楽観した考えを持った直後、私は自分の拳を強く握る羽目になる。



「西薗さん、君は何を言っているのですか? 本件は既に、貴女達の道楽で済ませられる程気楽な事態ではなくなっているんですよ」


「貴方様がそう判断されたのなら、それも正しい事なんでしょう。だけど、わたくしが言いたいのはそういう事じゃありませんの。なぜ、咲良に何も言わず勝手にこんな事をされたのですか。まるで裏切るみたいに」


「簡単な話です。これ以上放置するのは私の本意でないからですよ。それに言い方は悪いですが、なぜ私が一級祈祷師でしかない彼女に報告しなければならないのですか? 北神さんの決断が手遅れだった時誰が責任を取るのですか?」



 私は机の下で拳を強く握るだけで精一杯だった。

 だって、彼が言っている事は正しい事だもの。

 特級鬼闘師の言葉、それも神童秀正の言葉は対策院でもある意味別格の力と権限を持っている。

 そんな彼がわざわざ一級祈祷師でしかない私に忖度する意味なんて無い。


 神童特級が私の報告の何を以て、すぐに対処すべきだと思ったのかはわからない。

 だけど、彼の観察眼と直感は私の遥か上を行く。

 彼はそれを以て、極めて忠実に彼自身の役割を果たしたに過ぎない。



 ――――だけど。

 それが納得できるかどうかは別の話なのよ!



「お言葉ですが――――」



 ――――ブンッ!!



 神童特級に一言物申す為に立ち上がろうとした私を遮って立ち上がった西薗彩乃。

 風を切る様な勢いで何かが私の目の前を通り過ぎて行った。

 そしてそれは――――



「西薗さん、何の真似ですか」



 あまりにも意外なストレートパンチ。

 彼の顔面目掛けて放たれてその拳は、めんどくさそうに西薗彩乃の手首を掴む神童特級によって防がれてはいたけど。

 でも、基本的に一哉兄ぃ以外の特級鬼闘師には友好的な彼女が取るなんて到底思えない行動で。

 私は神童秀正に殴りかかろうとした人間がいた事、そして西薗彩乃がこんな行動に出た事のどちらにもすごく驚いてしまって、さっきまで握っていた拳を無意識のうちに解いていた。



「ねえ神童様? 貴方、わたくしが"裏切り"が何よりも嫌いだって事は当然ご存知ですわよね? 別にわたくしは貴方様の判断に文句を言うつもりはございませんが…………わたくしの妹分を軽視した事だけは許すつもりはなくてよ?」

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

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次話、第9話は4/17 22:00掲載です。

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