・CAFE BREAK 02
とまあ、ここまでがサンプルディスクやWebEdition版(ティラノスクリプトでのWeb上で稼働する、PCでもiOSでもAndroidでも読めるノベルゲームです。……って、ここにURL貼ってもリンク反映できないから意味なかった! )でも公開している、第一話~第三話まででした。
……とはいえ、まあ。こうして貼っ付けてみると、やっぱこの作品のフォーマットって「なろう」向けではないというか、ちょっと異端ですよね(笑)。
なろう向けには、それこそ、短くても良いから毎日……とまではいかなくてもそれくらいの頻度でちょこちょこ更新され続ける、ある種の新聞連載っぽいペースで、毎回の盛り上がりと次回への引きで繋ぐ、「短いスパンのミニマルとブレイクで紡ぐ長編」を更新し続けるのが良いのかなぁ、と改めて思ったりしました。
しましたので、その方向で別途、新作も平行連載しようと思いたちましたのでまあ、そちらの話も近々Coming Soonって事で、ひとつ(はは~ん、さてはまだ何も考えてないナ!?)。
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あとは、えーっと、どうしたものですかしらね。実はですね、同人版では毎回毎回、毎話読了ごとにミニコラムのプチ解説を挟むという形にしていたのですよ。
(ノベルゲームの利点はまさにここにありまして、紙やWebノベル公開形式だとどうしても、順番をすっとばして読むとか、先に解説や後書きだけ読むとかもできますが、ノベルゲームなら「順番に読む」しか出来ない形も可能ですので)
これは何かというと、ようは本作品の大本の元ネタが、アイザック・アシモフ先生の『黒後家蜘蛛の会』だったりしたので(だったのですよ、これ!)、そのリスペクトとして、毎回全話の解説を作者自らが書く! という余計なお世話のくそみたいなくそコラムを読了後のオマケとして、延々書いていたわけです。で、そちらの方でもうさんざん無駄話を語り尽くしたので、こっちでもう何も言う事がないのです(笑い)。
あと、元ネタとしてはもちろん『黒後家蜘蛛の会』だけでなく、そこに『マリみて』も入っています。『黒後家蜘蛛の会』+『マリみて』というキメラ小説に、そこに、私の敬愛するミステリ作家の、横溝正史、都筑道夫、殊能将之の影響と薫陶を受けた感じの、平易で読みやすく、かつやらずぶったくりでひねくれて、ウィットに富んで諧謔的な、意地の悪さと可愛気に溢れた、あんな感じを標榜としたい……といいますかまあ無理ですけど! 目指している感じでやってきたわけです。ですけども。
いやぁ、ずいぶんアサッテの方向に行っちゃったなぁ……と、これを書いている今(※2019年末頃)並行して同人版の4巻(第28話~第36話収録)の作業をやってて思ったりもしました。
「エッ、この連載そんなにあるの!?」とお思いのアナタ! ご安心下さい。本連載44話、番外編で6話、発表済ではたった50話しかありません! まあ今すでに新規の話もスタートさせていますけども!
ということで、なろう版もあと4年くらいは連載し続ける事になるとは思いますけども、場合によってはばんばん既存の話を早目にうpるかもしれませんので、何卒ひとつ。
あーと、今年のコミケ(2019年12月末日)受かっちゃったので今度こそ4巻をちゃんと出すべく、今並行して作業を(といいますか、なろう版がその「ついで」なのですが……)行っております。
本作品を読んで少しでも「面白い」と思って下さった方は、よろしければ是非コミケにでも……って、大晦日にわざわざビックサイトまで行く酔狂な方はそうそうおりませんわな! 寒いし! 私だったら家でだらだらしながら「笑ってはいけない」待機してますね! 今年あんな事あってガースーとかどのツラ下げて何やんだよおい、という期待とヤジ感覚で!
――とまあ、上記のように本当にどうでもいい雑談だけが同人ソフト版の合間合間のコラムには書かれているわけです、はい。
いや、だってさ~! じぶんで自分の書いた作品に関してあーだこーだ言うのってカッコ悪いじゃない! アシモフ先生はいいんですよ超人なんだから! でも私ゃアシモフ先生じゃないからなぁ(笑)。とまあ、なろう版をお読みの皆様にも、ちょっとでもこの、同人版での対読者向けイヤガラセ姿勢が伝わっていただければ、との思いの今回のCAFE BREAKでした! お粗末!
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※後日追記(2020/03)。
いやー結局2019年末のコミケ、間に合いませんでしたわワッハッハ。
一応全シナリオは全てちゃんと読める形にして、出すには出しましたけど、「細かな演出実装は後回し」として、後日のパッチで対応という形の見切りリリースでした。これを「1月中に何とかします」とか言ってて、体調崩してて今2020年の3月なんですけどまだ出来てないんですよ(笑い)ひどいもんですね!
ともあれ、現在四巻(36話分+新章3話分)まで出ております。といってもなろうでお読みの方は過半数がスマホというデータが取れましたので、あんま宣伝になりませんなワッハッハ!
そんなわけで、PCで同人ソフトのノベルゲームを読むことに抵抗のない方は、amazonで『聖学少女探偵舎』で検索していただければと。あ、現在取り扱っているのは3巻までです。4巻は……う~ん。今となっては「プレスCDって時代遅れじゃね?」とちょっと躊躇してまして(あと、お金もかかるけどそれ以上に在庫を物理的に置くスペースが家に無いんじゃ)、DL販売を目論んでおります。
ひとまず「ノベルゲームは別に……」と、テキストだけ読みたい方は、同人ソフト版をご購入いただかなくても、こちらでそのうち全話公開しますので、ひとつよしなに。まあ、積み残し分のエピソードが出揃うのは何年先になるかは私にもわかりませんが。
あと、正直こちらでの公開は、モチベ続かないと撤退もあります(笑)。