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働かなきゃなあ  作者: xjw
8/20

出よう

 放課後。

 今日はカオリが忙しいというので、ヒロミと待ち合わせた。

「お待たせ!」

「行こ」

 二人で街をぶらぶら…。

「なんか飲もうか?」

 しばらくして、僕らはファストフードに入った。

 ジュースを飲む。

「いい加減、うんざりなんじゃないの?」

「何が?」

「カオリよ」

 …。

「全然会ってくれないんでしょ?」

「まあ…」

 実際、僕の心は揺れ始めていた。思ったように全然会えないカオリ。そして、ヒロミの綺麗な瞳…。

「出よう」


 僕らはキスしていた。

 カオリ、さよなら。僕はその後、ケータイでメールした。


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