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働かなきゃなあ  作者: xjw
5/20

別世界

 放課後。カオリとデート。

 カオリは、時間を惜しんで楽しもうとする。

 僕は、時間が余ってるから、カオリのそういうところに、いつもちょっと窮屈さを感じる。

 公園のベンチでジュースを飲む。

「ゴメンね。バタバタしちゃって。いつもバイトで時間がないから…」

「気にしなくていいよ」

 でも、カオリと僕は、別世界の人間のように思うときがある。カオリは、卒業して、社会に出ても、世の中とうまくやっていくんだろう。僕とは違う人種だ。

「ねえ…」

 急にカオリが深刻になった。

「どうしたの?」

「ヒロミのこと、好きなの?」

「えっ?」

「ヒロミに言われたんだ。ユウジのこと、好きになったから、ユウジと別れて、って」

「そっか…」

 …。

「僕はカオリのこと、好きだよ」

「ホント?信じていいの?」

「うん」

「よかったー」

 僕らはキスした。


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