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働かなきゃなあ  作者: xjw
18/20

私、降りる

 カオリからメールが何度も来た。けれども僕は無視した。

 ヒロミと会った。

「カオリとは会ってないよ」

「知ってる」

「これでいいんだろ?」

「うん」

 僕らはしばらく無言で歩いた。

「ホントにいいの?」

 ヒロミが言った。

「もちろん」

「…でも」

「でも、なに?」

「なんだかユウジ、カオリのこと、好きなような気がするのよね…」

「そんなこと言われても…」

「やっぱり、私、降りるわ。じゃあ」

 ヒロミはどこかへ走っていってしまった。

 …。

 どうしよう。

 僕は、仕方なく、家に戻ることにした。


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