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悲しそうな顔で
ヒロミは、約束の場所にもういた。
「迷ったんだけど…」
「ありがとう。会ってくれて」
歩きながら。
「ユウジは、カオリのこと、好きなんだと思う」
「そうかな?」
「多分ね」
…。
「カオリと付き合った方がいいよ」
ヒロミは悲しそうな顔をした。
「ホントにそれでいいのかい?」
「うん…」
「じゃあ、そうする」
ヒロミの表情が歪んだ。
「やっぱり離さない!」
ヒロミがキスしてきた。
僕は受け入れた。
次の日。僕は会おう、と、カオリにメールをうった。バイトだった。
またヒロミと会うことにした。




